今回の旅のルートは、羽田空港(日本)~バンダラナイケ国際空港(スリランカ)~チェンナイ国際空港(インド)~羽田空港(日本)。
場所を転々と移動するため、すべてのフライトが片道チケットとなりました。
今回の記事は、スリランカとインドトリップで実際に利用したフライトにおける2018年4~5月時点のフライト情報やサーフボードチャージなどの情報をお届けします。
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サーフボードチャージとは
サーファーが口にするサーフボードチャージとは、いわゆるサーファー用語です。
飛行機を利用する際にチェックインカウンターで預ける荷物(スーツケースなど)は、受託手荷物(英語:check-in luggageもしくはcheck-in baggage)と呼びます。
受託手荷物はどの航空会社でも規定サイズや重量が定められていて、サーフボードは基本的に規定外となるオーバーサイズ。
そのため、大半の航空会社では追加料金の対象となる事からサーフボードチャージと呼ばれています。
サーフボードチャージに該当する名称は、航空会社によって異なるものの「超過手荷物(英語:oversized luggage)」と呼ばれることが多いです。
ちなみに、航空会社によってはサーフボードチャージが無料の場合がありますが、世界的に見ると追加料金を払うケースが大半。
サーフボードバッグは長さを問わず飛行機に乗せられるわけではないので、利用予定の航空会社が指定している長さは事前のチェックを忘れないで下さい。
「日本~スリランカ」で利用した航空会社
スリランカ行きフライト情報
日本~スリランカの関東発フライトは、成田空港からスリランカ航空という直行便があります。
スリランカ航空はサーフボードチャージ無料のサーファーフレンドリーな航空会社。
なのですが、スリランカ航空のようなレガシーキャリア(フルサービスの航空会社)は片道チケット購入の場合は往復チケットの値段に近いほど高くなり、片道チケット利用の僕はLCC(ローコストキャリア)のエアアジアを利用。
ただし、エアアジアでのスリランカへのアクセスは、クアラルンプール(マレーシア)経由となるので乗り換えが必要な上、サーフボードチャージも掛かります。
スリランカトリップを考えている方は、エアアジアとスリランカ航空の値段比較(往復チケット)をするとエアアジアの方が安いのですが、後述するサーフボードチャージを考慮に入れるとエアアジアの方がトータルで高いケースもあるので注意が必要。
エアアジアのフライト情報
実際に利用したフライトスケジュールは以下の通り。
・羽田23:45発~クアラルンプール5:55着
・(乗り換え時間は2時間40分)
・クアラルンプール8:35発~コロンボ9:30着
(注)時刻は全て現地時間
サーフボードチャージは飛行機を乗り換えるということで、「日本~マレーシア」と「マレーシア~スリランカ」の2区間分の料金が掛かり、20キロ以内のスポーツ用品で計8,900円と意外と高かったです。
かなり高く感じたので、昨年エアアジアで利用した成田空港~バリ島のボードチャージを調べると3,000円で、現在の同区間は6,500円と一年で倍以上に値上がりしていました…。
最後に、エアアジアのチェックインカウンターではスリランカビザの確認を求められたので、ビザ承認のメールをプリントアウトしておいた方が良いです(スマホでメール画面を見せるだけでも良いとは思いますが)。
「スリランカ~インド」で利用した航空会社
スリランカからチェンナイ(インド)への移動に利用した航空会社はスリランカ航空。
同区間のフライトはスリランカとインドのLCCも就航していたのですが、値段の差はわずか3,000円程度。
スリランカ航空はサーフボードチャージ無料とサイトに明記されているのに対し、LCCでは記載がなかったので、基本的にサーフボードチャージが必要となるLCC利用となればトータルでスリランカ航空の方が安くなると考えてのことです。
レガシーキャリアなので座席の間隔は広く、個人モニターは日本語も選択可能と当然ながらLCCよりも快適でした。
「インド~日本」で利用した航空会社
同区間で利用したのは行きと同じエアアジア。
実際に利用したフライトスケジュールは以下の通り。
・チャンナイ23:45発~クアラルンプール6:10着
・(乗り換え時間は8時間15分)
・クアラルンプール14:25発~羽田22:30着
(注)時刻は全て現地時間
サーフボードチャージは、インド~マレーシアが1,680インドルピー(約2,700円)、マレーシア~日本が150マレーシアリンギット(約4,100円)なのでおよそ計6,800円。
まとめ
セールなどでフライトを早めに予約すれば格安で利用できるLCCですが、目的地や予約のタイミングによっては、レガシーキャリアの方がお得な場合もあると感じた今回の旅。
特にネックなのがサーフボードチャージで、サーフボードチャージに加えてLCCは食事や飲み物も別料金であり、レガシーキャリアならばマイルが積算されます。
手間はかかるものの、事前にしっかりとトータル料金を調べた上で航空会社を選ぶのが賢明ではないでしょうか。