海外旅行好きなら楽天モバイル!海外でもネット接続2Gや国際電話が無料

海外旅行好きには間違いなくおすすめの楽天モバイル。

海外に行っても1カ月に2Gまで無料でネット接続ができ、楽天Linkというアプリを使えば電話とSMS(ショートメッセージサービス)が基本的に無料(海外滞在時の日本への通話とSMSも含む)であるため、海外を訪れる機会がある方にはとてつもなく利便性が高いキャリアです。

今回の記事は、海外旅行においてあまりにも楽天モバイルが優れているので、実体験を交えて僕が感じたメリットをシェアします。


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楽天モバイルとは

まずはざっくりと楽天モバイルについて説明すると、ドコモ、AU、ソフトバンクに続いて誕生した第4の通信会社(格安SIMではないと言う意味)。

料金プランはシンプルで、その月に利用したデータ量に応じて3段階に分かれ以下の通り。

via Rakuten Mobile

国内通話とSMSは、楽天Linkという専用アプリ経由であれば無料。

ここまでの情報だとまるで格安SIMレベルの料金体系ですが、実は格安SIMにも差を付けるほどのサービスまであります。

そのサービスとは、格安SIMではあまり無い実店舗があるので何かあった時に安心だし、さらには格安SIMでは300円/月ほどかかる留守番電話機能が無料。

楽天モバイル自らが謳っている「最強プラン」そのものですが、実は唯一の弱点があります。

それは、ドコモ、AU、ソフトバンクの3大キャリアが持っているプラチナバンドを持っていないのです。

通常の電波は建物などの障害物があると電波が弱くなりますが、プラチナバンドは障害物を回り込んで届きやすい周波数の帯域を指します。

ただし、自分の生活圏内で電波の問題が無ければ、あまりにメリットの方が大きなキャリアと言えます。

楽天モバイルの海外利用でのメリット

僕は基本的に海外に行くと、長期滞在かつ相当なデータ量を使うので現地SIMカードを購入します。

そのためネット接続は現地SIMカードをメインに使いますが、それでも楽天モバイルによる海外利用でのメリットは大きいです。

楽天モバイルが提供している海外利用における無料サービスは以下の通り。

*データ通信(海外ローミング)2ギガ/月
*国際通話&SMS無料(一部例外あり)

ここからは上記2点の利点や使い方などについて説明します。

データ通信(海外ローミング)2ギガ/月

海外ローミングとは、日本で契約しているキャリア(通信会社)が提携している海外キャリアの電波を利用すること。

楽天モバイルの海外ローミングが使える国は公式サイトによると70か国で以下の通り。

アイスランド、アイルランド、アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、アラブ首長国連邦、アンドラ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カタール、カナダ、カンボジア、韓国、キプロス、ギリシャ、グアドループ、グアム、クウェート、クロアチア、サイパン、ジブラルタル、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マルタ、マルティニーク、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モロッコ、ヨルダン、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン、ロシア(2023年7月5日時点)

※アラブ首長国連邦、カタール、クウェート、ヨルダンは、国際通話かけ放題、また国際SMS送信の無料対象国には入らないためご注意ください。

※データ通信(海外ローミング)および国際通話、国際SMS、国際通話かけ放題のサービスエリア・提供条件は予告なく変更になる場合があります。

データ通信は2Gを使い切った後は最大128kbpsへと速度制限が掛かりますが、1Gあたり500円でデータの追加購入が可能です。

ここからはメリットについて触れますが、僕は現地SIMカードを空港で購入もしくは最近ではネットで事前購入して空港で受け取っています。

ただし、現地SIMを使えるようになるのは税関を抜けた後なので、それまでは携帯電波が使えません。

WiFiを飛ばしている空港は多いものの、個人情報入力を求められるケースもあったりと面倒な場合があるので、楽天モバイルの海外ローミングが助かるのです。

今では電子版の税関申告書などスマホありきの時代になったので、税関手前でネット接続を求められるケースが多いですから。

ちなみに、「楽天モバイルの海外ローミングは速度が遅い」と言った情報を目にすることがありますが、ローミングは提携先の電波を使っているので楽天モバイルは関係ありません。

提携先は基本的には日本国内での市場シェアを反映していて、たとえばインドネシアで最大手のテルコムセルの提携先はドコモといった感じ。

楽天モバイルのインドネシアの提携先は、インドネシア国内3位のアシアタ(Axiata)でした。

海外ローミングの使い方

海外ローミングの使い方は非常にシンプルで、まずは「my楽天モバイル」と言うアプリを起動。

画面下記の「契約プラン」を選択して、「国際」という項目で「海外ローミング」をオンにします。

続いてスマホの設定画面から僕の端末では、「接続」→「モバイルネットワーク」へと進むと「データローミング」と言う項目があるのでオンにします。

上記2つをオンにすれば、海外ローミングの準備万全となります。

ちなみに、上記2つは日本にいる時にオンにしていても不具合はないので(海外滞在時のみ機能するため)、僕は面倒くさいので2つともずっとオンのままです。

上記の設定を行った上で実際の流れとしては、飛行機が着陸してスマホの使用許可となったら、まずはフライト(機内)モードを解除します。

解除後にちょっと時間が掛かる事もありますが提携先の電波をキャッチすると、楽天モバイルからSMSが届きます。

内容はたしかローミングに関する説明、そして「ローミングを有効にしますか?」という確認だったはず。

その「有効」を選んで繋がるようになったと記憶しています。

ちなみに、僕は海外で国内線利用することが頻繁にあり、毎回フライトモードを解除するたびに同じ内容のSMSが届いていました。

国際通話&SMSについて

楽天モバイルを使う最大のメリットは、海外にいながらにして日本との電話やSMSのやり取りが日本在住時と同じく楽天Linkを使えば基本的に無料で可能です(一部の国でSMSが有料)。

僕がこれまでに利用しているスマホはデュアルSIMなので、楽天モバイル利用以前も日本で利用していた格安SIMカードを挿したまま、滞在国のSIMカードを購入して利用していました。

海外滞在時は日本のSIMカードは高額となる海外ローミング設定をしないと使えず、現地SIMカードを利用するのでもちろん日本のSIMカードの国際ローミング設定はしません。

すると、日本のSIMカードの番号に電話がかかってきてもスマホが鳴ることは当然なく、着信後にSMSで通知が届くだけでした。

なので、楽天モバイルにしたことで、日本にいる時と同じく日本からの通話を受ける事ができるのは非常に大きなメリットと言えます。

今はLineといったSNSでの連絡がほとんどですが、海外旅行中に必要となる連絡はクレジットカード発行会社や海外旅行保険会社など電話番号のためです。

実際に僕はクレカがATMに吸い込まれたり紛失した時にカードを止めてもらうための連絡、それにクレカが取引保留された時の相手からの着信などかなり役立っています。

無料通話と言う事で、国際電話の料金にヒヤヒヤすることなく連絡できる点は非常に大きいですね。

ちなみに、僕はAndroidスマホを使っているので対象外なのですが、iPhone利用者は日本からの着信については楽天Link経由にならずiOS標準アプリ経由になるそうです。

そして着信料がかかるそうなので、海外滞在時の着信は出ないで、切れた後にコールバックした方が良いです。

また、iPhoneでは楽天Linkを経由したSMSのやり取りは出来ないと言うことですが、SMSを使うことは本人認証以外ではほぼ無いと思いますしios標準アプリでも受信は無料なので問題ないと思います。

まとめ

僕が楽天モバイルに変えたのは、0円運用ができるためであったのですが、0円利用が無くなったものの楽天モバイルを使い続けています。

これまでに使った格安SIMではいずれも留守電利用が300円ほどだったのに、楽天モバイルは無料と言う点だけでトータル料金はお得ですし。

それに加え、海外での電話とSMSの無料利用など、使い方によりけりですが、僕にとってはトータルの金銭面において圧倒的に優れているためです。

個人的には格安SIM利用で留守電をオプションとして追加している方ならば、大半の方は楽天モバイル利用の方がお得になると思います。

唯一注意すべき点として、楽天モバイルの料金は月間で3Gや20G未満など月間利用ギガ数に応じて料金が変動します。

そして国際ローミングは2Gまで無料と記されていますが、利用したギガ数は日本国内での利用分に合算されて計算されます。

例えば、国内で2G、海外旅行でも2G使って4Gとなれば、普段は月間で3G未満に抑えている方はオーバーとなるので注意が必要です。

最後になりますが、楽天モバイルに乗り換える場合は下記リンク先経由からの契約であれば今なら6千円相当の楽天ポイントが入手できるので、MNPをお考えの方は利用して下さい。

僕のように月にデータ量の利用が3G以下の方ならば、約半年分のスマホ代に相当しますので。