これまでに海外旅行向けクレジットカードを紹介した際、ポイントとなる特典として挙げていたのは海外旅行保険、海外キャッシング繰上げ返済、プライオリティパスの3つ。
海外旅行保険と海外キャッシング繰上げ返済については無料のクレカでの特典がメインでしたが、プライオリティパスについてはさすがに有料クレカの特典でした。
でしたが、1年間限定となるものの無料でプライオリティパスを所有してラウンジ経験ができることに。
今回の記事は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに関する情報をお届けします。
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プライオリティパスとは
世界中の空港の中でプライオリティパス社が提携している基本的には航空会社ラウンジを、プライオリティパスを所有している会員が使えるというサービスです。
航空会社ラウンジは一部クレジットカードのゴールド以上であれば利用可能なクレカラウンジとは比較にならないほど豪華。
食事やドリンク(アルコールを含む)が飲食し放題であったり、シャワーが利用可能なラウンジもあったりします。
また、ラウンジの代わりに指定レストランで例えば3,000円分の飲食が無料といったケースもあり、空港での時間な贅沢になります。
プライオリティパスが無料な理由
まずは種明かしからすると、プライオリティパスが付くセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは通常だと年会費が22,000円かかります。
そんなカードではあるものの初年度年会費は無料と言う事で、最初の1年間は無料でプライオリティパスを使えるということです。
つまり、まずは1年使って見てから継続するかどうか決めれば良いので、迷っている方は是非この機会に試してみてほしいです。
ちなみに、プライオリティパスにはいくつかのグレードがあり、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードで付帯するプライオリティパスは楽天プレミアムカードに付帯するのと同じでラウンジ使い放題となるプレステージ会員です。
正規ルートからプライオリティパスのプレステージ会員になるには現在は値上げして469ドル(約7万円)/年間となるので、そんなサービスを1年間も無料で利用させてもらえる大盤振る舞いと言えます。
個人利用も可能な法人カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードには「ビジネス」と言う単語が入っている通り法人カードとなります。
ならば、大半の方が対象外だと思うでしょうが、公式サイトにしっかりと「会社員の方もお申込みいただけます」と明記されています。
そして申し込み時に決算書・登記簿謄本の提出の必要もないと言うことで、法人カードとして使えるものの、個人として利用することも可能なようです。
海外旅行保険も手厚い
僕自身も海外旅行の時に利用しているクレカ付帯の海外旅行保険ですが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの補償は手厚いです。
海外保険で使う確率が最も高いと見られる治療費の上限は300万円ということで、有料ゴールドカードのトップレベルの補償となっていますので。
ちなみに、以前に紹介した年会費無料のエポスカードとジャックスカードと合算すれば、治療費は700万円となりますね。
プライオリティパスの国内利用の現状
日本国内におけるプライオリティパスで利用なラウンジについて少し触れておくと、ここ最近で急速に増えています。
コロナ前であれば関東ならば羽田は無し、成田はクレカラウンジが使える程度でした。
でしたが、コロナに入ってから空港利用者が減って、ANAラウンドがプライオリティパスに開放となることに。
結局、コロナ明けで利用者が戻ったらANAラウンジは利用できなくなりましたが、代わりに羽田と成田の両方に利用可能なラウンジが出来ました。
また、名古屋のセントレア空港や大阪の関西空港などはプライオリティパスラウンジが充実しています。
関空でお馴染みの「ぼてぢゅう」はプライオリティパスがあれば3,400円分の食事が無料で可能だし、セントレアでも3,400円分の食事が可能な「ぼてぢゅう」を含むレストランがいくつかあるので非常にお得。
特に機内で飲食が有料となっているLCC(ローコストキャリア)利用時は最強ですね。
まとめ
年会費11,000円の楽天プレミアムカードであってもプライオリティパス付帯ならばお得と言われていたのに、まさか無料でプライオリティパスを試せるチャンスがあるなんて。
ちなみに、クレカ発行には審査があるので、出来るだけ審査に通りやすくするためにキャッシング枠を無しにするのも一つだと思います。
僕は海外キャッシング狙いではないクレカ発行の場合、キャッシング枠は0円にして申請して毎回審査に通っていますので。
最後になりますが、興味を持って頂いた方は下記リンク先から申し込んで下さい。