【2023年9月】アイスランド、ミラノ、バルセロナでのクレジットカードのタッチ決済の現状

以前にアジアにおけるクレジットカードを使ったタッチ決済に関する記事を投稿しました。

アジアにおけるVISAタッチ決済の普及度合い!公共交通機関利用も間近

2023年8月6日

東南アジアではまだまだと言った感じでしたが、ヨーロッパでの浸透具合はどれほどなのか体験してきました。

今回の記事は、アイスランド、イタリアのミラノ、スペインのバルセロナにおけるクレカのタッチ決済の現状に関する情報をシェアします。


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クレジットカードのタッチ決済とは

タッチ決済とは、クレジットカード決済の端末にクレカを触れさせるだけで決済を行える支払い方法。

従来であれば端末にクレカを差し込み、ピンコード(暗証番号)を入力して決済となるので、かなり時間短縮に繋がります。

ただし、手軽と言う事で基本的には1万円以下などの少額決済が対象。

日本で僕の近所ではタッチ決済を取り入れているお店も徐々に出てきているものの、まだまだ一般的と言ったレベルには達していないと感じます。

ちなみに、国際ブランドがVISAの場合は以下のようなマークが入っているクレカが、タッチ決済機能を備えています。

訪れたエリアでのクレカ事情

アイスランド、ミラノ、バルセロナと3つのエリアを旅して共通していたのは、タッチ決済以前にほぼ全てクレジットカード払いが可能でした。

クレカ払いができなかったのは、アイスランドのスコゥガフォスと言う滝の駐車場にあったトイレ利用料の支払いのみ。

とにかくクレジットカードが無ければ逆に不便であり、僕はアイスランド通貨を手にする事もなくクレカ払いで旅行を終えたほど。

現地通貨を使わないと言うことは両替手数料がかかる事もないので、とても便利かつ経済的です。

それでは各エリアの詳細についても触れていきます。

アイスランドのタッチ決済状況

有料トイレもタッチ決済

アイスランドは事前情報でクレカだけで過ごせると知っていたので、普段は空港のATMで海外キャッシングをするのですが、今回はクレカ払いに徹しました。

タッチ決済の普及度については8割くらいで、ガソリンスタンドでのクレカ払いはカードを差し込んでピンコードを入力しました。

ホットドッグ屋台もタッチ決済

ガソスタの端末でもタッチ決済マークがあったので、タッチ決済ができるのかもしれませんが不明。

とにもかくにも、アイスランドではタッチ決済が一般的なので、レジで「タッチ」と言われたらタッチ決済を指していると覚えておいた方が良いです。

ミラノとバルセロナのタッチ決済状況

ミラノとバルセロナはどちらも世界的な観光地と言う事もあると思いますが、僕が訪れた先ではクレカが使えない場所はなかった上、タッチ決済が7割ほどのイメージ。

両エリアとも電車の切符を買う時もクレカが使えたほどです。

ちなみに、今年2023年10月からクレカに自動付帯していた海外旅行保険が利用付帯に変更となっているケースが目立っています。

これまでは特定のクレカさえ所有していれば、自動で海外旅行保険が適用となることを自動付帯と言います。

僕が利用しているカードだと、エポスカードやジャックスカードなど。

ただ、両カードの利用付帯は海外旅行前後の公共交通機関で該当クレカ払いをすれば適応となるので、電車利用でクレカが使えるのはありがたいです。

僕の場合は利用付帯が条件のクレカが複数枚あるので、日本国内で空港までのリムジンバスの支払いなんかもクレカにして適用させています。

さて、タッチ決済が大半ながら、今なお差し込んでの決済もあり、差し込み端末の場合は少し注意が必要。

日本で1万円以下の少額決済などであれば、カード差し込みの場合もピンコード入力が省略されるケースが大半です。

なのですが、ミラノやバルセロナでは店舗によりけりでピンコード入力が必要な場合もあれば、必要ではない場合もありました。

困ったのがミラノの空港から市内へと移動する電車のチケットを購入する時で、券売機にクレカを差し込んでもチケットが発行されず、後ろで順番待ちしている人に「ピンコード入れるんだよ」と教えられなんとか購入できました。

ちなみに、これが東南アジアのインドネシアなんかに行くと、数百円の少額であろうが全てピンコード入力が必要とルールが場所によってコロコロ変わります。

なので基本的には、差し込み端末ではピンコード入力が必要になる可能性があると考えて臨んだ方が良いでしょう。

タッチ決済とは話が変わり、特にバルセロナで顕著だったのがクレカ払い後にお願いしないとレシートをもらえないことが多かったです。

レシートが無いといくら決済されたのか分からず、もしかしたら相手が入力ミスで高額支払いになる恐れもあります。

実際に以前、インドネシアでホテルに滞在する時に現地払いとなり、クレカを出したものの決済が弾かれました。

その後は決済が通って部屋に到着するとスマホにメールが届いていて、文面には弾かれた決済の金額が記されていました。

本来日本円にして1万円代の請求額だったのですが、2桁多い100万円代の決済額となっていてカードの限度額を超えていたので弾かれてしまったというわけでした…。

そんな恐ろしい事があって以来、レシートの額は出来るだけ意識するようにしています。

まとめ

時代は確実にタッチ決済へと移り変わっていて、公共交通機関でのクレカのタッチ決済も後数年で世界中で一般的になりそうですね。

ただ、ヨーロッパでも都市部を離れたエリアの現状も気になるところです。