【2024年1月】インドネシアSIMカードのトップアップ決済を例に使える日本のクレジットカード

インドネシア滞在では毎回恒例と言えるSIMカードのデータ容量追加(Top-up:トップアップ)をテルコムセルの公式アプリから行いました。

トップアップ自体は、昨年と比べてアプリのレイアウトが多少変わったりしたものの大まかな流れは変わりません。

問題となるのは支払い方法で、昨年2023年に訪れた時はクレジットカード払いが出来ずに諦めて、コンビニのインドマレットへ支払いに行ったのですがようやくクレカ払いができるようになりました。

今回の記事は、SIMカードのトップアップでの支払い方法に関する話題となり、かなりマイナーなテーマながらインドネシアでのオンライン決済全般に関わる話に繋がるのでシェアします。


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コンテンツ

テルコムセルのアプリを使ったトップアップ方法について

トップアップの方法については、昨年とあまり変わらないので2023年に公開した過去記事に譲ることにします。

【2023年4月】インドネシアでテルコムセルSIMカードのアプリ内データ量追加方法

2023年4月25日

今回のメインテーマとなるのはあくまでも日本で発行したクレジットカードを使ってインドネシアでオンライン決済できるかどうかについて。

国内外問わずクレジットカードが使えるかどうかの基準

クレカは、「ビザ」、「マスター」、「JCB」などといった国際ブランドによって使えるかどうかが決まります。

僻地のサーフキャンプなどに行って使えるクレカの国際ブランドは、基本的には「ビザ」と「マスター」の2ブランドが大半。

日本人には日本ブランドの「JCB」が馴染みがありますが、JCBは日本国内以外ではほぼ使えないと思っていた方が良いです。

JCBは台湾など親日国などで使えたりもしますが、基本的には世界シェアが50%を超えるビザが最も使える場所が多いので必携。

テルコムセルのアプリで使えたクレカについて

これまでに何度となくインドネシアでのオンライン決済は経験しているので、僕が持っているクレカの中でどれがオンライン決済に使えるのかは目星が付いています。

まずは僕が海外旅行用で持っている主なカードは以下となります。

目的別の海外旅行用クレジットカードと海外利用でのセキュリティ事情など

2023年11月24日

手始めに使ったのは楽天プレミアムカードで、このカードは海外のオンライン決済はまず使えないのですが、もしかしたらとの思いからトライ。

カード情報入力後、カード認証をパスワードで行うと初めて見る画面が出たので、もしや使えるかもと期待が高まりました。

でしたが結果的にはダメ。

パスワードまで入力して弾かれているので、パスワードだけ吸い取られているような気がしちゃうのですが…。

続いては、海外でのオンライン決済でもそこそこ使えるセディナカード。

僕が数年前に登録できなかったインドネシアのローカル配車アプリ「GoJek」にて、見事紐付け出来たのがセディナでした。

そしてセディナでもパスワード入力したものの弾かれて終了。

ここまで来たら最後の切り札はエポスカードで、エポスの場合は楽天やセディナとパスワードが少し異なり、スマホのSMSに送られるワンタイムパスワードを利用。

そして無事にクレカ払いを行う事ができました。

やはりエポスカードは海外旅行をする上で、僕にとっては絶対に欠かせないカードです。

海外旅行で最強クレジットカード!年会費無料のエポスカードが絶対おすすめの理由

2018年1月14日

楽天やセディナが使えなかった理由

パスワードを入力したにもかかわらず、楽天とセディナが使えなかった理由は不正利用の恐れがあるとみなされての取引保留でしょう。

一般的にクレカが使えない場合、セキュリティロックを掛けられたと思いがちですが、個別の取引に対して保留を掛けるという取引保留があります。

セキュリティロックが掛かるとカード利用自体が停止となり全取引が弾かれるので気付きやすいのですが、取引保留は連絡がない事が大半でほぼ気付かないでしょう。

というのも、楽天の場合は海外でのオンライン決済はほぼ使えないものの、レストランやショップといった実店舗での利用は使えるので、取引保留を知らなかった頃は実店舗では使えるのにネット決済だけが弾かれるのが意味が分からずモヤモヤしました。

ちなみに、取引保留はカード会社に連絡して事情を説明すれば使えるようになるそうですが、毎回日本へとオペレーターに繋がるまで時間のかかるカスタマーセンターに電話するのは時間の無駄なので、オンライン決済に関して僕はエポスを使っています。

そして、僕が持ってるカードの中で確実にエポスだけ使える理由は、セキュリティ対策としてワンタイムパスワードを採用しているためでしょう。

全てのカード会社がワンタイムパスワードを採用してくれたらと願ってしまいます。

使えるカードや使えないカードがあったりするのは、利用者としては不便極まりないですし。

まとめ

最初の今回のテーマとして「日本で発行したクレジットカード」と記したのは、以前から国内外の発行の有無で使用可能かどうかが決まるといった話があったためです。

僕がこれまで訪れた国で、ATM利用で国内または国外発行クレカと分けていたのは韓国だけ。

ですが、最初の操作で「国外発行カード」を選択すれば、普通に海外キャッシングの利用ができました。

今回訪れたイスラム法が適用されるインドネシアのアチェ州なんかは、噂レベルで国外発行カードが使えないと聞いていて、実際に使えないATMもありましたが、ATMをいくつか回れば使えました。

ただし、日本発行カードの側にセキュリティの強さの違いなどがあるので、その点はある程度ネットなどで知識を入れておいた方が良いと思います。

ネットは誤った情報も多いので取捨選択が難しいのですが。

当サイトの情報は、僕が実際に旅して経験した情報ではあるものの、月日の経過と共にシステムなどの変更もあり得るので、その辺も考慮した上で参考にして見て下さい。