10~11月に台湾とフィリピンをサーフトリップした際、トータルで7回もフライトを利用しました。
様々な航空会社を利用することになり、航空会社毎に受託手荷物の定形外サイズとなるサーフボードバッグの扱いは異なりますし、航空会社のサイトにサーファーに必要な情報が記載されていない場合もありました。
今回の記事は、実際に利用した台湾発着フライトにおけるフライト料金やサーフボードチャージなどの情報をお届けします。
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サーフボードチャージとは
サーファーが口にするサーフボードチャージとは、いわゆるサーファー用語です。
飛行機を利用する際にチェックインカウンターで預ける荷物(スーツケースなど)は、受託手荷物(英語:check-in luggageもしくはcheck-in baggage)と呼びます。
受託手荷物はどの航空会社でも規定サイズや重量が定められていて、サーフボードは基本的に規定外となるオーバーサイズ。
そのため、大半の航空会社では追加料金の対象となる事からサーフボードチャージと呼ばれています。
サーフボードチャージに該当する名称は、航空会社によって異なるものの「超過手荷物(英語:oversized luggage)」と呼ばれることが多いです。
ちなみに、航空会社によってはサーフボードチャージが無料の場合がありますが、世界的に見ると追加料金を払うケースが大半。
サーフボードバッグは長さを問わず飛行機に乗せられるわけではないので、利用予定の航空会社が指定している長さは事前のチェックを忘れないで下さい。
東台湾トリップで利用した航空会社
東台湾のサーフトリップで利用した航空会社は、国際線が2社と国内線が2社。
*国際線
成田空港(日本)~桃園空港(台北)の航空会社はタイガーエア台湾(Tigerair Taiwan)。
桃園空港(台北)~マクタン・セブ国際空港(フィリピン)の航空会社はエアアジア・ゼスト(Airasia Zest)。
*国内線
松山空港(台北)~台東空港(東台湾)の航空会社はマンダリン航空(Mandarin Airlines)。
台東空港(東台湾)~松山空港(台北)の航空会社はユニー航空(UNI Air)。
同じ路線であっても時間帯の都合から見事にバラバラなフライトとなったので、予約が面倒くさかったのですが、ポジティブに考えれば、そのおかげで各社の情報を収集できました。
国際線のサーフボードチャージや料金
国際線で利用した航空会社は、片道チケット利用のため、タイガーエア台湾(Tigerair Taiwan)とエアアジア・ゼスト(Airasia Zest)のLCC(ローコストキャリア)。
LCC利用の場合はセールなどが多いため、上手く情報収集すればかなり安いチケット購入も可能ですが、参考程度に僕が利用した際のフライト料金も記載しておきます。
ちなみに、僕はセールなどは一切利用しないでフライトを予約したので少し高い料金とも言えます。
ここからはそれぞれのフライト毎に説明します。
成田空港(日本)~桃園空港(台北)のフライト
日本から台湾に入るフライトで利用したのは、台湾着の時間を考慮して選んだタイガーエア台湾(Tigerair Taiwan)。
こちらの情報に関してはすでに過去記事で上げているので、詳細については下記の過去記事からチェックして下さい。
まず、フライト料金は約17,000円。
サーフボードチャージは、ボードバッグが15キロ以内ということで2,800円でした。
LCCでは機内持ち込み手荷物の重さが7キロに設定されている事が多く、タイガーエアの場合、チェックインカウンターで僕はバックパック(リュックサック)の重さを計測されました(航空会社によってはノーチェックの場合もあります)。
ちなみに、同じLCCでも航空会社によってはノートパソコン持参の場合は、7キロ+3キロ(ノートパソコン分)の計10キロまでオッケーという場合もあります。
桃園空港(台北)~マクタン・セブ国際空港(フィリピン)のフライト
台湾からフィリピンに入るフライトで利用したのは、エアアジア・ゼスト(Airasia Zest)。
フライト料金は13,000円。
フライト料金については前もって調べた時には1万円以下だったので、LCCは早めの予約が必要だと実感しました。
サーフボードチャージは20キロ以内で2,452円と、以前に利用した成田~バリ島よりも距離が短い分、少し安い程度でした。
ちなみに、エアアジアは少し緩いのか分かりませんが、インドネシア行きで利用した時と同様、機内持ち込み手荷物の重量を計ることはありませんでした。
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台湾国内線のサーフボードチャージや料金
台北から東台湾へのフライト移動の場合、メジャーサーフエリアである東河(東台湾)への空路の玄関口となるのは台東空港(英語では「Taitung」との表記ですが、発音は「タイドン」とややこしい…)。
台北から台東空港へのフライト発着地は松山空港となり、日本からのアクセスだと、LCCの到着地は桃園空港、レガシーキャリア(LCCよりも高額なフルサービスの航空会社)の到着地が松山空港となるので、乗り換えの時間を計算する必要があります。
僕の場合、桃園空港到着から約3時間後の国内線フライトを選びました(桃園空港から松山空港へのバス移動は1時間弱)。
松山空港着の場合、飛行機が空港着から税関を抜けるまでに1時間と見積もり、2時間後のフライトで問題ないでしょう(大幅な遅延があればアウトですが、そこまで計算したらキリがありません…)。
桃園空港から松山空港へのアクセスは下記の過去記事を参照してください。
松山空港から台東空港へ就航している飛行機はマンダリン航空(Mandarin Airlines)とユニー航空(UNI Air)の二社あり、両航空会社を利用しました。
松山空港~台東空港のフライト時間は50分で、僕が利用した2017年10月23日時点の出発時刻は、マンダリンが「7:20」と「17:30」発のフライト、ユニーが「10:00」と「13:20」と「16:30」発のフライト。
台湾到着の時間帯により使い分けになることでしょう。
マンダリン航空の台北~台東行きフライト
僕の桃園空港着は14:20だったので、台東行きのフライトで選んだのは「17:30」発の最終便。
利用することになったマンダリン航空は、サーフボードに関する規定はサイトを見ても一切分からなかったので直接乗り込んでみると、追加料金は取られませんでした。
参考までに、僕の荷物は受託手荷物が13キロのサーフボードバッグのみで、機内持ち込みが7キロ以下のバックパックでした。
ユニー航空の台東~台北フライト
東河(東台湾)での宿のチェックアウトの時間に合わせ、復路の利用は往路とは異なるユニー航空を利用。
ユニー航空もまた、マンダリン航空同様にサーフボードに関する規定は分からなかったのですが、追加料金は取られませんでした。
マンダリン航空とユニー航空のフライト料金
両航空会社はサイトを英語版に切り替えることができ、英語が得意な方なら分かると思いますが、英語が苦手でもお得に利用したい方向けに詳細をお伝えします。
どちらもサイトから日程を指定し、マンダリン航空なら「Buy Tickets」、ユニー航空なら「Fareの下にPlease Select」のクリックボタンが表示され、クリックすると以下の通り。
*マンダリン航空
*ユニー航空
料金プランが山ほどありますね…。
「Full Fare」は正規料金となり、両者共におよそ2,300台湾ドル(約8,700円)ほどと結構高い値段となります。
なのですが、マンダリンなら「Promotion 1」または「Promotion 2」、ユニーなら「Early Bird」での予約がクーポン無しでも可能となっていて1,000台湾ドル(約3,800円)ほど安くなります。
つまり、台北から東台湾を訪れる際の片道フライトは日本円にして5,000円程度です。
正規料金と上記料金の違いは、フライトをキャンセルした場合の返金額のパーセンテージで、正規料金の方がキャンセル料が安くなるのです。
ただ、サーフトリップで訪れる方は日程が決まっている場合が多く、キャンセルするケースは基本的にないと思うので、使わない手はないと思います。
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まとめ
色んな航空会社を利用しましたが、基本的に国内線に関しては日本と同じで台湾でもLCC利用ではない限り、サーフボードチャージはかからないと感じました(台湾の国内線で現時点においてLCCはないと思いますが)。
LCC活用で格安で台湾サーフトリップは可能なので、興味を持っている方は参考にして頂ければ幸いですし、問い合わせ欄やフェイスブックからでも、最新の実体験を聞かせてもらえれば嬉しいです!