台湾&フィリピンサーフトリップ1日目:東台湾への移動編(2017/10/23)

嵐のスタートとなった今回のトリップ。

総選挙翌日の10月23日(月曜)が出発日であり、台風が関東に最接近する予報となっていました。

ほぼ100%の確率でフライトが欠航になると思っていたので、国際線ならびに台湾国内線の振り替えや宿のキャンセルなど、欠航が決まった瞬間に対応できるようシミュレーションすることに。

しかし、予想に反してフライトは通常通りの運航。

大抵の場合、関東へ直撃予報となった台風は予想以上に早く抜ける場合が多いですよね。

おそらく最悪のシナリオを想定しての予報だからこそと思うのですが…。

予定通りなのはありがたいのですが、確実に欠航と思い込んでいたので気持ちは「マジかよ」といった感じでスタート。

空港までのリムジンバス乗車時には、早朝はレインボーブリッジが強風の影響で閉鎖されていたとかで途中で運行中止になる恐れがあるなど怖いことを言われましたが(運行中止の場合は最寄り駅で降ろすので、電車でアクセスすればフライトに間に合う可能性があるという意味)、僕の移動時はレインボーブリッジの閉鎖も解除となっていて、予定到着時刻を30分以上も早まり無事に空港到着。

今回の台北(台湾)行きで利用した航空会社は「タイガーエア台湾」。

初利用のLCCでしたが、旅程表をプリントアウトする必要もなく(LCCではプリントアウトを求められるケースが多いので念のために用意はしました)、スマホに届いた予約メールを見せるだけで良いという使い勝手の良い航空会社でした。

ちなみに、座席は左右3席づつという非常に小さな機体で、同じ台北行きのJALと比べるとここまで大きさが違います。

機体は小さいですが、3時間半であっという間に成田空港から台北の桃園空港へと到着。

入国審査は結構混雑していたものの、40分ほどで審査を終え、トータルで1時間程度で税関を抜けて自由の身に。

空港では前回のインドネシアトリップ同様に現地SIMカードをゲット。

今では大抵の宿で無料WiFiを飛ばしているのですが、速度が遅いことが多々あるので僕にとっては必須。

SIMカード購入後、国内線に乗るために桃園空港から松山空港へのバスに乗るため、空港内の看板を頼りにバス停へ。

中国語の台湾では漢字を使っているので日本人には楽な旅先といったイメージがあったのですが、たとえば「松山」は「まつやま」ではなく「ソンシャン(Songshan)」だったりと、あまり日本語読みが通じないので最初から現地読みを知っておく必要があると感じました。

僕は事前学習していなかったので、チケット売り場にあるバス路線図を見て「ソンシャン」と初めて知り、頭の中で「ソンシャン、ソンシャン」と呟きながら窓口に行き、バスチケットを購入しました(笑)。

桃園空港から松山空港までの移動時間は1時間弱で、バスチケット代は125台湾ドル(約475円)に加えてサーフボード代が65台湾ドル(約250円)で、計190台湾ドル(約720円)でした。

ちなみに、空港間のバスには座席にUSBの充電電源もありビックリ。

松山空港に移動後、国内線のフライトまでは二時間ほどあったのでようやく一息。

ただし、マンダリン空港利用でサーフボードを預けることができるのはフライト定刻時刻の一時間前ということで、それまではカートに乗せたサーフボードと行動…。

暇な待ち時間に、お土産屋さんしかない国内線乗り場から隣接している国際線乗り場に移動してビールを物色。

これまではLCCではなくレガシーキャリア利用がほとんどだったので、機内でビールを飲んでいましたが、LCCでは機内でビールをオーダーすると現地価格の3~5倍ほどの値段とアホらしいので、機内で飲む習慣がなくなりました…。

そこで、何としても飲みたいと思っているとセブンイレブンがあり、ようやく現地ビールを楽しめることに。

実は台湾ビールとは少し因縁がありました。

10年ほど前、フィリピンのイースタンサマールというエリアにサーフトリップした帰り、台北経由のフライトで日本へ帰国する際に台風の影響でマニア(フィリピン)で10時間近くスタックし、最終的に経由地の台北で一泊を余儀なくされた経験があります。

その時、折角なら台湾ビールを現地で飲もうと思い、台北のATMで台湾ドルを下ろそうとしたのですが、指定金額が少額だったせいか引き下ろすことができず、台湾ビールを飲むことができませんでした…。

そんな経験を経ての10年越しの現地での台湾ビールは、まぁ至って普通でした(笑)。

さて、国内線のフライトは定刻から20分遅れで出発し、1時間弱で台東空港へと到着。

到着後は市内行きのバスに乗り、その後は海沿いを走るバスに乗って目的地の東河へと向かう予定ですが、20時に来るはずのバスが来ず…。

これは目的地まで一気にタクシーで行こうかと考えていると、その気持ちを知ってか知らずかバス停にいる僕のもとにタクシーがやって来ました(笑)。

ドライバーは一切英語は喋れないもののアグレッシブにセールスしてきて、ボディラングエッジによる会話によると東河まで800台湾ドル(約3,000円)とのこと。

これまでに仕入れていた情報よりも安いし、他に手段はないからぼったくられてもしょうがないと腹を決め利用することに。

台東空港から\\目的地まではおよそ40分のドライブ。

目的地到着後の支払いは予定通りの800台湾ドルと良いドライバーでした。

インドネシアとかだとぼったくりが多いので、これだけで台湾に良い印象を持ってしまいますね。

今朝の起床は朝5時で、目的地到着は現地時間の夜9時と実に17時間の移動。

結構ハードな移動日です…。

さっそく部屋に荷物を突っ込み、宿のスタッフに夜出歩いても危険じゃないか確認後にまずは近くにあるセブンイレブンへ直行。

基本的に夜ご飯は食べないのですが、今日は朝のフライト前に成田空港でマクドナルドのフィレオフィッシュのセットしか食べていなかったので、ビールに加えてサンドイッチとおにぎりをゲット。

何やかんやで移動日は疲れますね。