これまでにスリランカにインドネシアと2回、コロナ禍での日本帰国に関する実体験をシェアしてきました。
2022年3月のスリランカからの帰国時は強制隔離、2022年7月のインドネシアからの帰国時は新型コロナ陰性証明書は必要だけど強制隔離無しと徐々に制限が緩和されました。
そして今回はワクチン接種証明書を持っている限り、ほぼ制限なしという状況となっていました。
今回の記事は、2023年1月29日に羽田空港での帰国時の検疫などに関する実体験情報をシェアします(ワクチンパスポート所有者のケース)。
スポンサーリンク
コンテンツ
帰国前の準備は「Visit Japan Web」での登録
僕は今回、タイ~インドネシア~フィリピンと3か国に滞在していてフィリピンからの帰国となりました。
日本への帰国前に準備したことは、以前であれば「MySOS」というアプリを使ってデータを入力したのですが、今回使用したのは新たに移行した「Visit Japan Web」。
同ウェブサービスで利用者登録した上で事前入力する項目は、「検疫」、「入国審査」、「税関申告」で、日本人ならば「入国審査」は不要となり「検疫」と「税関申告」の2つ。
そして新型コロナ関連は「検疫」のみで、具体的な作業はワクチン接種証明書のスクリーンショットをアップロードとなります。
個人的には、スマホアプリでワクチンパスを使うためにマイナンバーカードまで取得したので、パスポートと紐付けてこんな手続きも省略してもらいたいのが本音ですが。
「税関申告」については、これまで紙に記入していたものを、今度は事前のオンライン申請に切り替えると言うものなので、新型コロナとは無関係です。
マニラ空港チェックインカウンターでの確認事項
ANAを使っての帰国便で、チェックインカウンターでパスポート以外に提示を求められたのはワクチン接種証明書のみ(スマホアプリで提示)。
ちなみに、コロナ前からなのですがチェックインカウンターで航空券のeチケットを求められる事はほぼ無いです。
パスポートさえあれば航空券予約情報とリンクできるためですね。
小言として、日本帰国に向けてフィンピン出国前にワクチンパスをチェックするならば、「Visit Japan Web」にてワクチンパス登録など必要ないと思うのですがどうでしょうか…。
日本到着後の流れ
羽田空港着陸後は到着口へと歩いて行くと「Visit Japan Web」の「検疫」ページを確認するスタッフがいて、同ページでワクチンパスのスクショが審査済みでパスしていれば背景色が青くなっていて、その画面をチラッと見せれば細かい確認はなく入国ゲートへ。
日本人なので無人の入国ゲートをくぐり、受託手荷物をピックアップしてから向かうのは税関。
税関ゲートは、従来の紙ベースもしくは「Visit Japan Web」の電子申告と導線が分かれていました。
僕は事前に電子申告をしていたので該当ゲートへ向かうと、スタッフからゲートに来る前に端末で手続きをしてほしいとのこと。
事前申告をしたので不思議だったのですが、言われるがままに端末に向かうと、パスポートと事前申告して得たQRコードを読み込ませ、すでに回答済みの自分の質疑応答を再チェック。
事前申告した意味は・・・。
ちなみに、僕が見た限り9割以上の人が事前申告なんてしてなく、紙ベースのゲートに進んでいました。
そして事前申告したメリットは一切なかったと思います。
まとめ
ちょっと不満な点はあったのですが、飛行機着陸後に空港で費やした時間を考えればコロナ前に戻ったと言えるほどスムーズでした。
また、飛行機の搭乗率などを見てもコロナ前とあまり変わらない印象だったので、コロナ禍のガラガラだった機内が懐かしくもありますが、普通に戻った安堵感も覚えました。