6時前には起床して1階の共有スペースに行くと、同じようなタイミングでタマちゃんも登場。
コーヒーを飲みたかったタマちゃんは、台湾人の宿スタッフに対して普通に日本語で「コーヒーある?」と聞いて、スタッフの返答は「What?」。
一応、英語に通訳しておきました…。
タマちゃん、コージ君、僕と揃ったところでいよいよ出発。
ロングドライブは気が進まなかったものの、東台湾トリップでベストコンディションを当てられるならミスするわけにはいかないですよね。
コージ君はモーターバイクをレンタルしてないので、タマちゃんの後部座席に座ってサーフボードを脇に抱えながらのドライブ。
風がかなり吹いているので危険です。
僕はタマちゃんを追う形で後ろを走っていたのですが、もしかしたらコージ君のサーフボードが吹っ飛んでくる可能性があるので距離を置きました…。
25分ほどで到着した成功(チェンゴン)のシティでまずは朝食をとり、それからコージ君の案内で台湾ウルワツへ。
当日の波予報は以下の通り。
通常、風予報は北東からの強風マークばかりなのですが(実際には早朝と日没前は弱くなることが多々あり、風予報は外れる事が多いです)、この日に限っては風が弱い見込みの上、スウェルは十分といったところ。
到着してみると、目を疑う事に。
これが台湾ウルワツ!?
波予報を見たりローカルの話を聞く限り、今日はとんでもない数のサーファーが集まるはずなのに、サーファーは少数の上、波はあまりサイズがなくオンショアでグチャグチャ…。
チェンゴンというエリアには他にも台湾ウルワツのようなポイントブレイクが地図を見るとありそうなので、コージ君に「ここじゃないんじゃない!?」と聞くも、以前に来たのもここだったとのこと。
その後、用を足しにいって消えたタマちゃんが、東河でサーファー宿を運営している日本人オーナーを見つけて話を聞くと、やっぱり、ここが台湾ウルワツとの情報をゲット。
波が良くないものの、記念に入るというタマちゃんとコージ君に対し、僕は入る気がしなかったので撮影するわと言うとコージ君も入らないことに(笑)。
結局、タマちゃんが一人で台湾ウルワツを初体験することになりました。
完全にスウェルが入らない漁港内側がエントリースポットです。
撮影はしたものの、波が日本の夏のオンショアビーチといった感じな上、シャローリーフという最悪なコンディションなので、まともな映像は残せずに終了。
この日はチェンゴンで一日過ごす予定だったのですが、波が良くないので東河に戻ることに。
東河に戻ってからは、タマちゃんとローカルのお祭りを見に行ったものの、ローカルの祭りはローカルが仲間内で楽しむものなので早々に退散。
夕方に波チェックに行くと、波は相変わらずといった厚めの難しいコンディション…。
ショルダー寄りから波に乗るとショルダーがなく、ピーク奥から波に乗ってボトムからホワイトウォーターを抜けるとショルダーがないといった事が多々あります。
上手いサーファーなら楽しめるんでしょうけど、僕にはお手上げなコンディション。
エピックコンディションが予想された日にも関わらず、この日はノーサーフで終わりました。
東河以外のエリアを探索できたことは良かったんですけどね。
さあ、明日はタマちゃんの最終日。
今夜もビールをがっつりと飲みながら、明日の朝一サーフを約束して就寝することに。