インドネシアと同じく、アルコールが禁じられているイスラム教徒がマジョリティを占めるマレーシア。
にもかかわらず、ビールは完全輸入ではなく国内にビール工場があって製造されています…。
なにはともあれ、インドネシアと一緒で酒税が高いのでビールは東南アジアの中ではトップクラスに高いです。
今回の記事は、クアラルンプールでのビールの値段、そして5年前の2019年に訪れた時に値段比較の記事を出していたので当時と今での価格差に関する情報をシェアします(為替計算は1リンギット=32円)。
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クアラルンプールのビール事情
まずビールが買える場所はスーパーマーケットやコンビニ、さらにはコンビニ規模のミニマートが色々とあります(インドネシアのジャカルタより手軽)。
そして日本では近隣店は価格競争に躍起になるものの、クアラルンプールでは他店との競争意識はまったく感じられません。
5年前に調べて最安だったアンカーの320ml缶は5RM(160円)台だったにもかからわず、ちょっと高級そうなミニマートに行ってみると8.5RM(272円)で売っていましたし。
タイガーに至っては320ml缶で9.9RM(316円)…。
クアラルンプールではそれだけ価格差がある事も珍しくないので、無駄な支出を避けるためにも消費者が値段を意識する必要があります。
クアラルンプール最安レベルのビールと5年前との値段比較
クアラルンプールでのビール購入でおそらく最安レベルであろうお店はミニマートのチェーン店の「99 Speedmart」。
滞在していた宿から近く僕が実際に通っていた店舗が以下です。
過去記事でも同店の値段を引き合いに出していて、ばら売りになっていたタイガーの320ml缶が5.4RMだったとか。
そして今回ですが、タイガーは6.4RM(204円)になっていたので5年の月日を経て1RM(32円)値上がりしていました。
5年前は今よりも円高で1リンギット=28円だった事から、日本円計算では150円から204円への変化なので約3.5割増しと大きいです。
ただし、タイガーは6本セットが36.90RM(1,180円)なので、まとめ買いすれば1本が6.15RM(196円)へと下がります。
まとめ買いで1本あたりが最安となったブランドは「SKOL」。
4本セットが「23.50RM(752円)」だったので、1本あたりは5.8RM(185円)となり0.4RM差ならば感覚的に大差なく思えます。
ちなみに、SKOLというブランドに馴染みのない方が多いと思いますがブラジルのビールだとか。
オリジナルはスコットランド生まれで、マレーシアではデンマークのカールスバーグのビール工場で醸造されていたりと複雑ですが…。
まとめ
マレーシアは全般的に物価は安いにもかかわらず、ビール代が高いのはビール好きにはキツいところ。
まぁ、高いなら控えるのかと聞かれればいつも通り飲んでしまうのですが。
短期旅行であれば気にする範疇ではないので、マレーシア旅行の際はビールも楽しんで下さい。