サーフトリップでフィリピンを訪れ、移動手段として利用する機会が高い長距離バス。
ただし、事前にネット検索をして、運行しているバス会社の公式サイトを確認してもスケジュールが判然としなかったりと旅人にとって決して使い勝手が良いとは言えません。
実際に利用して見て判明した点も多々ありましたし。
今回の記事は、フィリピンでのサーフトリップで利用したバスに関する情報をシェアします。
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フィリピンの長距離バス利用
僕がフィリピンでバスを利用したのは、首都マニラ発着便でルソン島内の移動です。
行きと帰りでは利用方法が異なったので、それぞれの利用方法について触れていきます。
マニラ~カブガオ行き
マニラから向かった先は、ルソン島北西部に位置するカブガオ(Cabugao)。
利用したのはクバオ(Cubao)バスターミナルを午後10時に出発するパルタス(Partas)社の夜行バスで、このバスは「PHBUS」と言うサイトからネット予約ができました。
事前予約済みなので、予約確認メールをターミナルのカウンターで見せ、チケット発券となりました。
ちなみに、僕の目的地へのバスは同サイトで検索しても午後10時発の便しかなかったのですが、実際には2時間おきくらいで運行しています。
乗車情報としては、夜行バスと言う事で停車箇所は少なめで、乗車時間はおよそ8時間で料金は約3,300円。
バスのクラスは「スーパーデラックス」で、予約サイトの車内の写真では3列シートでしたが、実際には4列シート(トイレ付き)でした。。。
降車場所は、カブガオにはパルタス社のバスターミナルがあるもののセブンイレブン前。
セブンイレブン前でバスを降りることはすでに知っていましたし、バスに乗車後にスタッフからも確認されたので問題なかったです。
セブンイレブン前での降車後、その後の移動の足となるトライシクルが何台も待ち構えていたので定番の場所なのでしょう。
カブガオ~マニラ行き
帰りはカブガオにあるパルタス社のバスターミナルから事前予約無しで乗車。
タイムスケジュールはマニラ行きは約2時間おきの運行となっていて、バスに乗車後にスタッフに目的地を告げて料金の支払い。
マニラまでの運賃は行きと同じ4列シート(トイレ付き)でしたが、約2,330円と安くなりました。
相違点は、行きは夜行だったので急行と言った感じで停車回数が少なかったものの、帰りは各駅停車といった感じの運行で日中と言う点も手伝ってか11時間かかりました。
僕はパルタス社のバスを利用しましたが、他のバス会社も数多く運行していて、カブガオではパルタス社バスターミナル付近に停車するマニラ行きのバスを何度も見かけました。
つまり、相当数のマニラ行きバスが運行しているのですが、行きの予約をしたサイトではカブガオ~マニラ行きのバスはありませんでした。
フィリピン長距離バスでの注意点
フィリピンの長距離バスは、始発地での出発予定時刻はあって無いようなもの。
ある程度の乗客が集まらないと出発しない傾向にあります。
バス車内はガンガン冷房をかけて極寒なので防寒対策は必須(僕は長ズボンとユニクロのウルトラライトダウンを着用)。
バス会社と契約している日本で言うサービスエリアのような停留場では20分ほどの長めの休憩を取る。
サーフボードチャージについて
2020年1月のラウニオンと今回のカブガオへ行くため、2回フィリピンの長距離バスを利用していますが、サーフボードチャージを請求された事はありません。
ただし、今回の行きで利用したネット予約したバスに関しては、荷物の条件が記されていました。
荷物ポリシー:大型荷物1つと車内持ち込み荷物1つ(規定以上の荷物だと追加料金を課す場合があります)
サーファーの場合、サーフボードバッグにスーツケースと大型荷物が2つあるケースが多いので、追加料金の対象になる可能性は十分にあると思います。
まとめ
フィリピンで長距離バスを利用するならば、かなりアナログテイストが残っているのでネット検索だけでは不十分です。
そのため、かなり手間ではあるのですがベストな対策は、運行しているバス会社を特定しバス会社に電話して確認することでしょう。
もしくは、滞在予定宿に連絡を取って情報を仕入れるのも手です。
とにかく一筋縄ではいかず大変ではあるのですが、だからこそ思い出として色濃く記憶に残るとも言えます。
興味のある方は是非ともトライして見て下さい。