【2023年1月】フィリピンSIMカード事情!マニラ空港購入から通信速度など

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今回の旅で最終目的地となったフィリピン。

フィリピンでは2020年1月と同じく、マニラの空港でSIMカードを購入し、購入した空港内の場所は前回と全く変わらず。

ただし、手続きについて少し変更点があったので記事にすることにしました。

今回の記事は、マニラのニノイ・アキノ国際空港ターミナル3到着口でのSIMカード購入に関する情報をシェアします。


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フィリピンの通信会社

フィリピンでSIMカードを空港で購入する場合、「Globe(グローブ)」もしくは「Smart(スマート)」のいずれかを選択することになります。

個人的な感覚として、マニラと言った都市部のみに滞在するならば、どのSIMカードを選んでも大差ないと思います。

大きな違いが生まれるのは都市部を離れた場合で、僕がこれまでにフィリピンのSIMカードを使って訪れた地方はシャルガオ島とルソン島ラウニオン。

シャルガオ島ではスマート利用で問題なく使え、グローブ利用だったラウニオンでは宿の室内など壁を一枚挟むと全く電波をキャッチできず。

【2020年1月】フィリピンのマニラ空港でSIMカード購入!各地での接続事情など

2020年2月10日

そこで今回はスマートのSIMカードを購入する事にしました。

マニラ空港でSIMカード購入

マニラ空港では、税関を抜けてミーティングポイントに出てから左手に進んでいくと、グローブとスマートのSIMカード販売所が隣接しています。

同販売所の左手にはATMがあり、2020年1月と全く変わらない光景でした。

ただし、2020年1月には販売所近くのATMで現金を下ろせましたが、今回はなぜか現地通貨の引き出しができなかったので(2枚のクレカでの海外キャッシング)、他のATMへと移動してフィリピンペソを入手。

フィリピンSIMカード「Smart」のプラン

SIMカード購入時にまず聞かれたのは滞在日数で、10日間と答えるとお勧めされたのは1,500ペソ(約3,600円)のSIMカードとなり、30日有効でデータ量無制限のプラン。

と言うより、料金表を見ると30日以内の滞在はこのプラン1択のようです。

僕の場合はかなりのデータを使い、空港でSIMカードを購入後にデータの追加購入をするのが当たり前なので、データ量無制限は追加購入の手間が省けるので逆にありがたかったです。

ただし、一般的な旅行者であればそこまでデータ量を使う事はないと思うので、割高といった印象を受けます。

参考までに、シャルガオ島を訪れた際のSIMカードの記事を見返すと、この時もデータ無制限だったのに800メガ/1日で速度制限が掛かったみたいです。

なのですが、今回は2日で5ギガ使っても低速にならなかったので、速度制限はないと思います。

1500ペソも掛かったので当然かもしれませんが。

スマートSIMカードの通信速度

マニラ滞在中は大抵のエリアで5Gをキャッチしていました。

フィリピン前のタイやインドネシアでも5Gのエリアはあったものの、通信速度は高速ではなかったのでスピードテストをして驚きました。

マニラのマカティというエリアでスピードテストした際の結果が以下の通り。

御覧の通り爆速。

携帯でこれだけのスピードが出るのなら、マニラ市内で暮らすには固定回線は必要ないかなと感じました。

マニラ以外では、マニラと同じくルソン島の北西部(マニラからバスで10時間ほど)へと行き、スピードテストは忘れたのですが宿の室内でも問題なくネット接続が可能でした。

やはり、フィリピンで都市部を離れる予定ならばスマートの方が良いかなと思います(グローブと同条件でテストしたわけではないですが体感として)。

まとめ

今回のSIMカード購入で前回と異なった点は、登録にかなりの時間がかかったこと。

コロナ前まではSIMカードを購入し、スマホなどといった端末に挿入して簡単に利用できました。

なのですが、フィリピンだけでなくインドネシアなども同じでしたが、SIMカードと利用者の紐づけを徹底するようになった事から(おそらく犯罪対策)、購入後の登録作業にかなりの時間を要するようになりました。

インドネシアでは20分ほど、フィリピンでは5~10分ほど掛かったような(顔写真の撮影までしました)。

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海外旅行好きなら楽天モバイル!海外でもネット接続2Gや国際電話が無料

2022年6月20日

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<追記>
海外で日本と変わらないネット接続を行うための詳細は、以下リンク先からチェックして見て下さい。

海外旅行中もスマホでネットを使う方法!モバイルルーターやSIMカードなど

2023年7月16日