現状における海外旅行のハードルは!?ワクチン接種でほぼ帰国時の制限無し

コロナ禍となってから海外旅行を考える上で最大の障壁となっていた入国制限。

海外では早い段階からワクチン接種をしていれば、入国時の隔離無しといった国も多々ありました。

でしたが、日本人にとって帰国時の隔離といった水際対策が大きな足かせとなり、なかなか海外渡航が現実的ではありませんでしたね。

今回の記事は、現時点において日本人の海外旅行が現実的なのかどうかを水際対策から考察した内容をお届けします。


スポンサーリンク

コンテンツ

昨年末のスリランカ入り時点の状況

僕がスリランカへと飛んだのは昨年2021年12月30日のことで、スリランカは2回のワクチン接種証明書があれば入国時のPCR検査と隔離は一切不要でした。

日本出国前のPCR検査とスリランカ政府が求める健康フォームへの記入(オンラインで数分で完了)は求められたものの、正直言ってその程度でした。

一方の日本は、11月終わり頃からオミクロン株の世界的な流行により入国制限が厳しくなることに。

具体的には、日本政府による指定国からの帰国の場合はエリアに応じた日数の強制隔離(確か3/6/10日)、その他の国からの帰国は14日間の自宅待機といった感じです。

ただ、12月中旬になると海外ではオミクロン株の規制緩和の国が出てきたので、日本も近いうちに追随すると思い、スリランカ行きを決行しました。

現在の日本帰国時の制限について

日本国内では、ようやくまん延防止等重点措置が解除になったばかりなので、海外旅行などまだまだ先と思ってる方が多いと思います。

なのですが、実は水際対策については3回のワクチン接種証明書を持参している方ならば、ほぼ無いに等しいと言えます。

水際対策の基本ルールとしては、3回(ブースター)ワクチン接種しているかどうか、政府による指定国での滞在歴があるかどうかの2点で分類されます。

現在、強制隔離対象となるのは3回のワクチン接種証明書がなく指定国から帰国した人のみで(僕は該当しました)、どの指定国であっても強制隔離期間は3日間のみ。

指定国は2022年3月25日時点においてわずか10か国(日本が承認している国の数が日本を含めて196か国なのでわずか0.5割ほど)となっていて、指定国の数は絶えず減少傾向にあります。

現在の指定国は以下の通り。

*ロシア全土
*トルコ
*サウジアラビア
*スリランカ
*韓国
*インドネシア
*イラン
*エジプト
*パキスタン
*ベトナム

指定国の滞在歴があり、3回のワクチン接種証明書があれば強制隔離は免除で、7日間の自宅待機を求められますが3日目以降に自主検査をして陰性であれば検査結果を届け出て自宅待機終了。

指定国の滞在歴がなく、ワクチン接種証明書がない方の対応は上記と同様。

指定国の滞在歴がなく、3回のワクチン接種証明書があれば自宅待機は一切求められません。

つまり、3回のワクチン接種をしていれば指定国となっている0.5割以外の国から帰国しても一切の制限がすでに求められないのです。

まとめ

日本国内の状況とは裏腹に、帰国時の水際対策は反比例するかのように緩和されています。

海外の動きはさらに早く、タイやカナダではワクチン接種者には入国前のPCR検査の撤廃を発表したりと、国外移動がしやすい環境に向けて動いています。

僕はスリランカを訪れて見て、あまりに多くのヨーロピアンがいた事からすでに欧米人にとって海外旅行は普通な感覚に戻っていると感じました。

日本でも早く海外旅行が当たり前といった風潮に戻ればと願っています。