スリランカサーフトリップ2日目:世界遺産のシーギリヤロックへ(2018/4/26)

海からかけ離れたスリランカ中部のキャンディに来た目的は、海へ行く前に世界遺産のシーギリヤロックを訪れるため。

シーギリヤロックとは5世紀に建造された王宮跡地で、ジャングルの中にポツンと大きな岩が立ちはだかる光景が特徴的で是非とも訪れてみたいと思っていました。

そこでキャンディを拠点にして宿にサーフボードバッグを置き、今日はシーギリヤロックへ移動。

昨晩、宿のスタッフにアクセスを聞いたところ、キャンディからはダンブッラという都市を経由するバスが最も頻繁に運行しているとのことでしたが、朝7時半発のバスならシーギリヤロックの直行便がキャンディから出ていると聞き、直行便に乗ることに。

ということで、キャンディにある大きなバスターミナルへ移動。

バス移動を考え、宿はバスターミナルに近い場所を選んでいました。

主要道路からバスターミナルの行き方は前日に聞いていたのですが、バスターミナルに抜ける道を発見できずローカルに助けてもらいました。

ちなみに、上記中段のブレブレとなっている写真の狭い通路が抜け道。

ローカルの助け無しでは絶対に分からないほど狭い道でした(笑)。

親切なローカルは広いバス停の中でシーギリヤロック行きバスまで案内してくれ、バス出発まで時間があったので軽く朝食を。

バスに乗り込むと色々な販売員がやってきて、パイナップルが美味しそうだったのでゲット。

おそらく丸々一つのパイナップルをカットしたと思われるほどのボリュームで、最高な味にしてお値段は100ルピー(約70円)。

それからバスは走ること3時間ほどかけ、目的地のシーギリヤロックに到着。

バス停から遠くにシーギリヤロック見え、テンションが上がりながら近くのゲートに向かったものの、「入り口のゲートはここじゃない」と突っ返されました。

どうやらバス停から入り口ゲートまで距離があり、王宮のお濠沿いをテクテク10分ほど歩きました。

後になり、距離がある事からトゥクトゥクが待ち構えていた意味が分かりました。

ようやく入り口に付くと、今度はチケットを見せろと言われ「ここで買う」と言うと売り場はミュージアムだと…。

水を飲んでいるサルを横目にミュージアムでチケットをゲット。

サルは持っている荷物を奪おうとするので、個人的には苦手な動物です…。

ようやく入場を許可され、シーギリヤロックへと突入。

シーギリヤロックは登頂に30分ほどと時間は短いのですが、急勾配の階段を上るので結構足がガクガクします。

また、相当な高さから見下ろす景色は少し怖ろしくもなりました。

そんなこんなで辿り着いた頂上。

大して時間は掛かっていないものの、達成感と一面に広がるジャングルという素晴らしい光景を味わえました。

登頂後の下りは、足に体重が乗ると膝が笑ってしまうので、少し休憩を取ってから下山。

登りの時間が短かっただけに、下りはさらに短くあっという間でした。

下った後は観光地価格で高いけれど軽く食事をすることに。

観光地価格は強烈で、普段は100ルピー(約70円)ほどのペプシが250ルピー(約170円)と2.5倍でした。

食後はシーギリヤロック~ダンブッラ~キャンディとバスを乗り継ぐ予定でしたが、トゥクトゥクドライバーが話しかけて来て、シーギリヤから30分ほどかかるダンブッラまで800ルピー(約560円)で行くというので、700ルピー(約490円)にしてもらって交渉成立。

炎天下の中、シーギリヤのバス停まで10分ほど歩き、さらにいつ来るか分からないバスを待つのが嫌だったのです(笑)。

ダンブッラに着くと、ちょうどキャンディ行きのバスが停車していたのでトゥクトゥクドライバーが止めてくれ、一切待ち時間がないままローカルバスでキャンディに到着。

何気なく書いていますが、ローカルバスは座席が狭すぎてかなりキツイです…。

ですが、バスから外の光景を眺めていると仏教徒が大半のスリランカにおいて、町によっては少数派のイスラム教徒のエリアがあったりと興味深いです。

ローカルバスじゃなくてもいいっちゃいいのですが…。

キャンディ到着時はすでに夕方だったので、まずはバス停でローカルを捕まえて酒屋を教えてもらい、ビールをゲット。

500mlのビールが一本350ルピー(約240円)でした。

宿に戻ってシャワーで汗を流してビールを飲み、軽く仕事をしてからは夕食のためにレストラン探し。

ブラブラ歩きながら、ビールを提供するレストランを発見したので入ると一般客がいる1階ではなく薄暗い2階に通されることに。

まあまあ良いかと思い、まずはビールを頼むと出されたのは冷えてない常温のビール…。

食事はチキンフライドライスをオーダーすると値段は240ルピーなのに、「今日はすべてのフライドライスが350ルピー」と言われ、それなら最も高いエビのフライドライスに変えると言うと「エビはない」との返答。

言ってしまえば、外人からぼったくるためにローカルに知られないように2階に隔離していたようです。

なんだかイラつくと言うよりも悲しくなりますね。

親切なスリランカ人が多いのに、こういった存在が一人でもいるだけで観光客が受ける印象は変わってしまいますし。

で、出てきた食事はこちら。

フライドライスはめちゃくちゃ美味しかったです(笑)。

ぼったくり行為がもしもホールスタッフの独断であるならば、美味しい料理を作るシェフに対しても同情の気持ちを覚えてしまいました。

食後はブラブラしながら家電量販店でスマホの値段をチェックしたりして(海外ブランドは日本とほぼ同額)、この日は終了。

明日はいよいよ海へ向かう事に。

ローカルバスでの移動が不安だけど…。