以前にお届けした通り、今回の60日近くに及ぶインドネシア滞在で、最初に購入したSIMカードはKlookで購入し空港受渡となった通信キャリア「XLアシアタ」。
本来は最大手のテルコムテルを選ぶのが普通ですが(人口カバー率が高いため)、僕が訪れるエリアでテルコムセルの電波が届かず、使えるのはXLアシアタのみのエリアがあったためです。
なのですが目的地での滞在も無事終わり、XLアシアタで残り期間を過ごすかと言う選択肢に迫られた答えはノー。
XLアシアタはプラチナバンドがないようで、屋根付きのエリアに入った瞬間に電波が信じられないほど弱くなるためです。
今回の記事は、Klookで購入したeSIM購入の体験をシェアします。
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KlookでのeSIM購入の経緯

当初はテルコムセルのSIMを販売している「GraPARI」に行ってSIMカードを購入しようと思っていました。
でも、滞在先から徒歩圏にはないし、混んでると結構待たされることもザラ。
結構待たされた上で、インドネシアのキャリアのSIMカード登録は厳しいので登録にも時間がかかると考えると面倒くさい。
そんな時にKlookで現物引き渡しではなく、オンラインで完結するeSIMのQRコード受け取りが出来ないかなと思い検索して発見したのが以下の2つ。


内容を確認すると、上段のSIMはタイのeSIMを使うと言うもので、データパッケージの最大は20GB。
タイのSIMという事はインドネシアでの利用はローミングであり、ローミングだとデータの追加購入は高くなるはずなので却下。
下段のSIMもローミングですが、データ無制限のプランがあったので選びました。
現地通信キャリアと海外(国際)ローミングの違いについて

僕は毎回現地通信キャリアのSIMカードを購入していて、その理由はシンプルに安いためです。
現在流行っているeSIMは、現地通信キャリアによるものと海外ローミングの2種類に分かれ、海外ローミングの方が圧倒的に高額になります。
海外ローミングはSIMカードを発行している通信キャリアの電波ではなく、同キャリアが提携している海外の通信キャリアの電波を借りるためです。
そのため、出来るだけ安くするために通信料金が安い国のSIMカードを使う傾向にあり、今回だとタイに加え、僕が利用したのはポーランドのPLUSと言う通信キャリアでした。
基本的に僕は現地通信キャリアのSIMを使いますが、ローミングのメリットもあり最大と言えるのが手軽さ。
たとえば僕が今回滞在しているインドネシアはSIMカードの犯罪利用対策として、登録が厳しくなっている国の一つ。
購入時の写真撮影や時間の掛かる登録作業などがあるので、正直言って面倒くさいですし。
なのですが、どうやらポーランドのSIMカード登録はオンライン上で可能なほど緩いらしく、ポーランドの通信キャリア経由のローミング利用なので、登録はポーランドのルールが適応。
そのため、店舗に直接出向いて登録する必要がなかったので非常にスムーズかつ楽でしたので大きなメリットと言えます。
言い換えれば、一般的に高額になりがちなローミングでもこういったメリットがあるので、どのメリットを選ぶのかは利用者によりけりとなります。
eSIM利用の体験談

僕が購入したタイプは、SIMが利用可能になるのは最短でKlookでの購入翌日から。
Klookで購入後、同eSIMを提供しているエクスプロリ(Xplori)からメールが届き、そのメールに書いてある通りにセッティングすれば完了。
セッティング方法は、僕のアンドロイドスマホの場合だと「設定」→「SIMを追加」→「eSIMを追加」と進む。
その後はメールにあるリンク先の「eSIM QR code」を開き、QRコードを読み込めば設定が完了と簡単です。
注意点として、僕はSIMの提供元がエクスプロリと確認してなく、同社からのメールを迷惑メールだと思い削除していました…。
そして購入翌日になってもメールが来ないのでおかしいと思い気付き、エクスプロリに問い合わせて事情を説明し、メールを再送してもらい事なきを得ました。
無事に接続できたのでまずは回線速度をチェック。

余談ですが、上記から僕が使用している通信キャリアはポーランドのものと分かり、スマホに表示されているキャリア名「PLUS」を検索するとポーランドのキャリアでした。
さて、ホテルの室内でこれだけのスピードが出ているのは大満足です。
そこで少しスピードが安定しないホテルのWiFiからのラップトップ(ノートパソコン)利用から、スマホからのテザリングに切り替えました。
どっちみち無制限なので、いくらデータ量を使おうが問題ないですので。
と思っていたのですが、1.8GBほど使用したところで速度制限でもなく、完全にネット接続停止となってしまいました…。
無制限とありながらも、おそらくデータ上限が設定されていたのでしょう…。
ちなみに、プランとして僕は30日利用可能のeSIMにしたかったのですが、無制限は最長で15日利用可能タイプしか選択できなかったので、15日利用データ無制限のeSIMを2,471円で購入しました。
そして、15日利用データ1.5GB/1日のeSIMが1,579円、15日利用60GB(1日平均4GB) のeSIMが2,515円。
どうやら僕は外れプランを引いてしまったようでした…。
まとめ
ローミングのeSIM利用で最も注意すべき点は、スマホの海外(国際)ローミングをオンにしておく必要があるところ。
僕は同じeSIMで2度目の利用となった時、接続初日は問題なかったものの、翌日になると全くネット接続できなくなりました。
そこで設定を調べていると、国際ローミングの設定がオフになっていた事が原因と判明。
前日にはネット接続できていたので、なぜ突然設定がオフに切り替わったのかは全くの謎だったのですが…。
とにもかくにも、設定自体はQPコードを読み込むだけと間違えようがないので、ネットに繋がらない場合はローミング設定に注意が必要です。