今回のヨーロッパ旅行ではイタリア、アイスランド、スペインと3か国を回りました。
そしていつもの現地SIMカードですが、今回は楽天モバイルの海外ローミングに加え、アマゾンでヨーロッパ全域をカバーしているイギリスの「Three(スリー)」と言うキャリアのSIMカードを事前購入して対応してみることに。
今回の記事は、ヨーロッパにおける楽天モバイルの海外ローミングとスリーのSIMカードの通信状況に加え、乗継で利用した中国の空港でのネット制限などといった情報をシェアします。
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ヨーロッパでのネット接続について
普段の海外旅行であれば現地SIMカードを挿したスマートフォンからラップトップにテザリングしたりするので、途中でSIMをトップアップ(データの追加購入)しながら僕は大量にデータを使っています。
なのですが、今回はヨーロッパの主に都市部移動と言うことで宿のWiFiは問題なく使えそうなので、楽天モバイルの海外ローミング2ギガとスリーの10ギガの計12ギガで臨むことに。
途中でデータ量が足りなくなれば、スリーはトップアップできるようなのでデータを使い果たしても問題はないのですが。
メインはスリーのSIMカード
まずは通信環境について結果から言ってしまえば、楽天モバイルの海外ローミングもスリーもどこに行ってもネット接続が可能で、通信速度はストレスを感じることはありませんでした。
僕の優先SIMの設定は、楽天が通話とメッセージ、スリーがモバイルデータと言う使い方。
つまりネット接続はスリーとなり、アイスランドでは首都レイキャビクから5時間ほど離れたエリアに移動する時にずっとグーグルマップを使っていても問題ありませんでした。
スピードテストは高速通信だとかなりのデータを消費するので(大体ダウンロードの速度が100メガならば使用データ量は200メガ)、アイスランドを去る前に一回だけ行い以下の通り。
上から順に、楽天モバイルの海外ローミング、スリー、滞在宿のWiFiとなります。
楽天の海外ローミングのダウンロードが、速度が遅くなるVPNを使っているにもかかわらず爆速であることが分かりますね。
このようにアマゾン購入となったスリーのSIMカードは、今回の旅行では存分に活躍してくれたのでヨーロッパ旅行にはお勧めできます。
中国のネット制限について
今回のフライトでは中国国際航空というフライトを利用し、往路は上海、復路は北京経由となりネット制限が厳しい事で知られる中国に乗継の数時間のみですが寄りました。
そして実際に空港でネット利用したのですが、楽天モバイルの海外ローミングを使うとグーグルなど普通にアクセスできて拍子抜けしました。
海外ローミングは現地の通信会社の回線を借りているはずなので、全くもって不思議な現象だったのですが…。
その後は空港WiFiを使って見ると、グーグルサービスはもちろんのこと、「SmartNews」を含む数々のアプリが接続できなくなることに。
そこで制限回避のためにVPNの「Surfshark」を使ったのですが、それでもブロックを解除することができませんでした…。
中国恐るべし。
まとめ
スリーは事前購入できるので便利ですが、渡航1日前までにアクティベートの設定が必要な点に注意。
僕は渡航数週間前に購入し、忘れないように自宅に届いた日にアクティベートの設定をしました。
いつからアクティベートさせるのか日付の設定ができるので、早めに設定する分には全く問題ありませんでした。
ヨーロッパを訪れるのであればスリーが便利であると同時に、ヨーロッパ3か国と中国でも使えた楽天モバイルの海外ローミングは無料サービスながら最強です。