メキシコを拠点とし、メキシコシティ国際空港をハブ空港としているLCC(ローコストキャリア)のボラリス(Volaris)。
メキシコ国内では日本の成田空港へと直行便を飛ばしているエアロメヒコ航空に次ぐ第2の規模とのこと。
公式サイトには「Ultra low cost airline」と記しているほど値段には自信があるのでしょう。
今回の記事は、ボラリスを利用してサーフトリップする際の受託荷物やスポーツ用品となるサーフボードバッグの料金などに関する情報をシェアします(2024年10月現在)。
スポンサーリンク
コンテンツ
アメリカ大陸便のサーフボードチャージ事情
ウルトラローコストと言うことで、メキシコ国内線や国際線を調べていると最安値で頻出するボラリス。
となると気になるのが受託手荷物の料金で、特にサーファーの場合はボードチャージ無料もあるアジアオセアニアの航空会社と異なり、アメリカ大陸においてはサーフボードチャージを課せられるのが当たり前なので注意が必要。
航空会社によって料金の差は結構あり、エアチケットが安い航空会社を選んでもボードチャージなどを含めたトータルでは高くなるケースもあると思うので。
ここからは一般的なサーフトラベラーの荷物となるスーツケースとサーフボードバッグを預ける場合の料金を紹介していきます。
ボラリスのサーフボードチャージ

航空会社によって公式サイトから追加料金表を探すのが難しい場合もありますが、ボラリスのサイトはユーザーフレンドリーで簡単に確認できました。
初めて見たシステムとして、料金が国内線と国際線で分かれるのは一般的ですが、ボラリスは「LS」と「HS」の区分も設けられていました。
「LS」は「ローシーズン」の意味で2月、3月、5月、6月、9月、10月、11月。
「HS」は「ハイシーズン」の意味で、1月、4月、7月、8月、12月。
ここからは国内線と国際線に分けて料金を紹介します。
国内線:受託手荷物とスポーツ用品(サーフボード)の料金
初めにこういった追加料金に関しては早めの予約が安くなり、予約のタイミングは「予約時」、「予約後からフライト前」、「空港」で料金が順に上がっていきます。
今回紹介する料金は最安となる「予約時」となります。
まず、スーツケースと言った一般的なサイズの受託手荷物(預け荷物)の規定サイズに関しては、重量25キロ以内、3辺の和が1.5メートル以内。
料金はローシーズンが350メキシコペソ(約2,600円)、ハイシーズンが400メキシコペソ(約2,900円)。
スポーツ用品(サーフボードバッグ)の規定サイズは、重量25キロ以内、3辺の和が2.5メートル以内
料金はローシーズンが850メキシコペソ(約6,300円)、ハイシーズンが900メキシコペソ(約6,600円)。
と言うことで、国内線を使ったサーフトリップのローシーズンならば計8,900円、ハイシーズンならば計9,500円となります。
国際線:受託手荷物とスポーツ用品(サーフボード)の料金
国際線におけるスーツケースと言った一般的なサイズの受託手荷物の料金はローシーズンが735メキシコペソ(約5,400円)、ハイシーズンが840メキシコペソ(約6,200円)。
スポーツ用品(サーフボード)の料金はローシーズンが1,575メキシコペソ(約11,600円)、ハイシーズンが1,680メキシコペソ(約12,400円)。
と言うことで、国際線を使ったサーフトリップのローシーズンならば計17,000円、ハイシーズンならば計18,600円となります。
まとめ
ボラリスはLCCと言うことで追加料金が高額になると思いきや、意外にも良心的な料金設定となっていました。
アメリカ大陸だと国際線なんかは1フライトだけで、サーフボードチャージが150ドル(約2.2万円)かかる航空会社もあるので。
航空券が安く、さらにオプション料金も安めということで中南米サーフトリップでは頼れる航空会社かもしれません。
—–
参照ページ「Additional Services Fees」