ライトバレルで知られるインドネシアのニアス島!サーフトリップガイド動画

おそらくサーファーであれば、ニアスと聞いて知らない人はいないほどメジャーエリア。

インドネシアはレフト天国で知られているので、数少ないワールドクラスのライトハンダーと言う点も特徴的ですし。

そんなニアスへスウェルが入るタイミングに合わせて、サーフシーズンの6月に行ってきました。

今回の記事は、インドネシアのニアス島へのサーフィン情報からアクセスや宿などといったサーフトリップガイド情報をお届けします。


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ニアスへのアクセス

少し特殊と言えるのがニアスの名称で、ニアスは島の名前でありながら、ライトバレルで知られるサーフスポット名かのように使われているためです。

通常であればバリ島のウルワツやスンバワ島のレイキーなど地名を挙げますが、ニアスで公となっているサーフスポットが極めて少ない事から島名をそのままサーフスポット名のように読んでしまいます。

ちなみに、ニアス島のライトバレルはポイントブレイクである事から英語では「The Point」と表現されたりします。

このザ・ポイント以外で公になっているのは、おそらく「ロックスター」のみでしょう。

前置きが長くなりましたが、ニアス島へは北スマトラ州の州都メダンからしか直行便が飛んでいないのでメダン経由となります。

そして日本からメダンへの直行便はないので、日本からのアクセスになると最低でも3回フライトを乗り継ぐ必要があります。

王道であればジャカルタ経由、他にはシンガポールやマレーシア経由、ちょっとトリッキーならタイ経由といったところ。

僕はスウェル待ちでジャカルタに滞在していたので、ジャカルタ~メダン~ニアスという移動になりました。

フライト料金はライオングループ利用で往路が1,665k(約1.7万円弱)、復路が1,982k(約2万円)。

上記の値段に加えて、空港のチェックインカウンターでサーフボードチャージがかかり、その値段はトリッキーだったので下記リンク先の記事から確認してください。

【2023年6月】ジャカルタ~ニアス間フライトでライオングループ利用!ボードチャージなど

2023年6月16日

ニアス島のビナカ空港に着いてからは、滞在する宿に依頼していたタクシーで3時間弱の移動。

タクシーは空港に到着後に現地で交渉することも可能ですが、インドネシアの客引きとの交渉は疲れるので僕は宿にお願いすることが大半です。

今回の場合だと500k(約5千円)でした。

こうしてみると、ジャカルタからの国内移動であるものの移動費だけでも日本円にして5万円以上かかってしまいました。

ニアスの宿

サーファーがニアスと呼んでいるライトバレルのザ・ポイントが位置しているのは、ラグンドゥリ湾にあるソラケビーチ。

このソラケビーチに数多くのサーフキャンプが軒を連ねています。

宿探しですが、ニアスは口コミでの滞在が多く仲介手数料が高い宿泊サイトに掲載していないケースが多いです。

なので調べ方としては、グーグルマップから目的宿のSNSや公式サイトがないか探したり、僻地の宿に強い「Booking.com」を使って探すかと言ったところ。

僕は「Booking.com」で決めちゃいました。

室内の様子は記事ラストの動画から確認できます。

グーグルマップで探すと気付くと思いますが、ニアスは3食付きの料金プランが結構目立ちます。

3食付きと言うことでソラケビーチにはあまりレストランが無いのかと思いきや、普通に大抵の宿がレストランも併設しているし、宿泊者以外も利用可能となっています。

僕は朝食込みの宿に滞在し、宿に併設のレストランに行くこともあれば、他のレストランへも行ったりしました。

ちなみに、ソラケビーチで一番安いと聞いた宿が以下の通り。

ニアスのインターネット事情

ニアスでのネット接続は、宿のWiFiとインドネシア入りした時に入手したテルコムセルのSIMカード。

klookを使いジャカルタからのインドネシア入国でSIMカードを買った流れ

2023年4月23日

スピードテストの結果は以下の通り。

現地SIMの速度が圧倒的に早い結果となりました。

滞在したのが安宿だから遅いのかもしれませんが、僻地に行くととにかく当てになるのが現地SIMカードで、仕事もする人ならば尚更です。

ニアスでのサーフィン

僕はロックスターには行ってないのでソラケビーチのみの情報になります。

ちなみに、ロックスターはソラケビーチから25キロくらいの距離になります。

ソラケビーチはサーフシーズンにビッグスウェルが入れば、プロサーファーたちがストライクミッションで訪れるほどのエリア。

一方、サイズが小さいと波はかなり厚めのブレイクとなり、バレルとは程遠いコンディションとなります。

バレルになるタイミングとしてはオーバヘッドほどになってからで、頭半くらいになるとコンスタントに巻くようになると感じました。

パドルアウトはキーホールから回り込むので、髪の毛を濡らすことなくラインナップへ行くことが可能です。

唯一の問題点としては混雑が挙げられ、ソラケビーチではビーチ沿いの全ての宿から波チェックが可能なので、ラインナップが空いてればすぐにサーファーが集まります。

スーパー朝一であろうと混んでいたので、ニアスでサーフしたいならば混雑は覚悟する必要があります。

まとめ

混雑というネガティブな事に触れてしまいましたが、ニアスに憧れを持っているサーファーも多いと思います。

僕もそんなサーファーの一人だったので行きましたし。

知識だけではなく、実際に自分で経験する事は大きな財産となるので、興味のある方はニアスを訪れてみてください。