6~7月のインドネシアトリップでは、最初の目的地であったチマジャで早くも、オールラウンドボードのラウンドノーズフィッシュにバックルが入ってお別れすることに。
その後のタートルズではステップアップボード1本で過ごしたけど、ボード1本での旅は折れた瞬間にサーフィンできなくなるのでバリ島へ飛んでサーフボードをゲットしに行きました(もともとタートルズ後はバリ島に行く予定だったけど…)。
今回の記事は、インドネシアのバリ島でのサーフボード購入の情報をシェアします。
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インドネシアでサーフボード購入に向けて
インドネシアトリップにはオールラウンドとステップアップ(サイズがある波用)の2本を持っていて、オールラウンドがダメになったので購入しようと思ったのはもちろんオールラウンド。
オールラウンドと言ったら真っ先に頭に浮かんだのは、クレイグ・アンダーソンがカンドゥイの8フィートに乗っていたヘイデンシェイプスのヒプトクリプト。
サーフィン大国オーストラリアで、ヒプトクリプトは2年連続でベストサーフボード賞みたいなものを受賞していたほどのデザインですし。
そこでヘイデンシェイプスの公式サイトからバリ島に正規ディーラーがないかと問い合わせると、意外なことに無いとの返答。
そこでSNSを使ってヘイデンシェイプスの板を販売しているショップを探すとチャングーにあった。
そして連絡を取ると、タイミング良いことに僕がバリ島入りする直前にヒプトクリプトを入荷するということだけど、僕が欲しかった5’4の入荷はなく最も短いタイプで5’8からだった…。
頭はヒプトクリプト一色になってたから、どうしようかなと思いながらジャワ島からバリ島へ飛ぶことに。
バリ島で1件目のサーフショップで思いがけない出会い
バリ島到着後、ヒプトクリプトを扱うチャングーのボードライダーズへ直行しても欲しいサイズはないので、まずは2019年にもボードを購入したサンセットロード沿いのリップカールへ。
このリップカールでなんと、2019年に買いたかったけど売ってなくて買えなかったファイヤーワイヤーのハイドロノートと出会うことに。
ハイドロノートはリリースから数年経っているためかセールになっていて、6,000k(約54,000円)と通常のファイヤーワイヤーの半額ほどと激安。
唯一の懸念事項はハイドロノートがステップアップなので、ステップアップ2本持ちになる点。
だけど、僕のボードバッグはトリプルケースなのでもう1本行けるので問題なし(3本入れると重いので本当は問題だけど…)。
本来の目的のオールラウンドを求めて
オールラウンドは何にしようかと考えた時に、頭に浮かんだのはCI(チャネルアイランズ)のツインピン。
ツインピン、そして評判の高いCIのエポキシ素材となるスパインテックがベストと思い、スミニャックのCIを訪れてみることに。
でも、小柄な日本人体型に合うサイズはないし、PUしかないので問題外。
そこで初めて、ヒプトクリプトのあったボードライダーズに何となく行こうと思うことに。
ボードライダーズに行ってスタッフと話していると、やはりストックのヒプトクリプトは5’8が最も短く「オールラウンドにしてはちょっと長いんだよね」などと話していると近くにいた欧米人が会話に加わってきて「ゴメン。オーダーしたのはオレなんだよね」とオーナーでした。
するとオーナーが「ヒプトのデザインを元に改良したモデルをリリースしているショップオリジナルブランドがあるんだよ」と言ってきて、チェックするとヒプトそのもので5’4もある。
しかも、オーナー談によると「ロッカーを増したことでオリジナルのヒプトよりもマニューバビリティが向上したベターバージョンになってるぞ」とのこと。
一度頭がヒプト一色になってただけに、これは悩ましい。
この時は答えを出せず「ちょっと考えさせて」と言ってショップを後にしました。
ツインピンも諦め切れず
ツインピンとヒプト似で悩んでいる中、ネット検索しているとチャングーのオンボードもCIを扱っているというので連絡することに。
5’5のツインピンがあるかと問い合わせるとストックの最小は5’9だけど、クリアボードでストックの規定サイズでのオーダーなら2週間で仕上げるよとの返答。
今後の予定を考えると2週間は厳しいので、今回はツインピンは諦めることにしました。
ただ、トリップ前にオーダーするならば十分にありだし今後の参考になりました。
ヒプト似の購入とグラブドライバーの裏切り
ヒプト似に腹は決まり、高額な買い物なので大好きなラーメンを食べて気持ちを落ち着け、グラブタクシーを呼んで再びとなるチャングーのボードライダーズへ。
チャングーはビーチ付近にグラブタクシーが客を下すことはできるけど、ピックアップに来ることはできないので予約時に目的地をボードライダーズと自分の宿の2か所に連れて行ってもらう設定にし、まずはボードライダーズに到着したのでドライバーにはちょっと待っててと告げていざショップへ。
ショップに入ったら目的は決まっているので、ボードとデッキパッドなどを購入。
ちなみに、ボードは6,950k(約6.3万円)で諸々込みで結構な額になったので「この支払は恐ろしいわ」と言うと、レジのローカルの女の子が「人生には時に大きなショッピングも必要」と哲学的な言葉を掛けられました(笑)。
タクシーを待たせているので、急いで買い物を終えてお店を出るとタクシーがいない…。
グラブアプリを確認すると、なぜか乗車を終えたことになってるからチャングーからクタに戻る分のタクシー代も取られているので回収するためにグラブとやり取りしなきゃならなくなったのが面倒くさい。
仕方なく新たにグラブタクシーを呼ぶと、サーフショップはビーチ近くなので「そこまで行けないから、どこどこまで歩いてきてほしい」とメッセージを受け、指定の場所まで移動してからタクシー乗車となりました。
まとめ
今回はサーフボードが折れなければ購入しなかったので、予想外の展開に少し慌ただしくなってしまいました。
ですが、最初から購入予定であればカスタムオーダーしたりすることも可能なので狙い目だと思います。
ちなみに、ストックボードは欧米人向けのようで大きいサイズばかりなので、平均的な日本人体型ならばカスタムがベターだと思います。
バリ島へサーフトリップを考えている方の参考になれば幸いです。