スマトラ島北端のバンダアチェ!日本が真冬にシーズンとなるロンガビーチ情報

2022年11月終わりからのインドネシアトリップで最初に訪れた先がスマトラ島北端のバンダアチェ。

サーフエリアから最も近い都市がバンダアチェなのでサーファーの間では便宜上バンダアチェと呼ばれていますが、実際のサーフエリアはバンダアチェから30分ほど離れたロンガ(Lhoknga)ビーチです。

ロンガビーチは11~3月の雨季がサーフシーズンとなるエリア。

今回の記事は、スマトラ島ロンガビーチのサーフィン情報からアクセスや宿などといった旅情報全般をお届けします。


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スマトラ島ロンガビーチへのアクセス

ロンガビーチへの空の玄関口となるのは、アチェ州の州都バンダアチェ近くのスルタン・イスカンダル・ムダ国際空港。

同空港へフライトを飛ばしている主要エリアは、インドネシア国外ならばマレーシアのクアラルンプール、国内ならばジャカルタかメダン。

フライトのトータル時間を考えれば、日本からのアクセスはクアラルンプール経由が最も短いです。

僕の場合、タイからインドネシア入りして、入国先がスマトラ島メダンだったのでメダンからバンダアチェへ飛びました。

フライト時間は、メダンからは1時間、クアラルンプールからは1時間半、ジャカルタからは3時間となります。

バンダアチェの空港からロンガビーチまでは車で30分ほど。

空港到着後にタクシーを捕まえる事もできると思いますが、僕は料金交渉が面倒なので滞在先の宿にお願いしました。

ロンガビーチ到着後、試しに配車アプリの「Grab」と「GoJek」を使ってみると値段が表示されたので、おそらく配車アプリも利用可能だと思います。

ちなみに、宿にお願いした送迎料金は片道150k(約1,300円)で、配車アプリで表示された値段と似たり寄ったりでした。

僕が利用した航空会社のインドネシア・エアアジアでのボードチャージなどといった追加料金の詳細は以下のリンク先からチェックして見て下さい。

【2022年12月】LCCエアアジア利用!インドネシア国内線のボードチャージなど

スマトラ島ロンガビーチの宿

宿は旅行サイト「アゴダ」で予約し、1泊の値段は1,500円ほど。

室内はそこそこキレイで、最も良かった点はミネラルウォーターが飲み放題だった点。

普段は1.5リットルのペットボトルを毎日2本ほど買ったりと手間がかかるので助かりました。

ちなみに、サーフスポット周辺マップは以下の通り。

たまたまサーフスポットから近い宿に滞在できましたが、大半の宿は結構サーフスポットからは離れています。

ちなみに、サーフシーズンにも関わらずまだまだ門を閉鎖した宿が多く、コロナの影響が大きかった事が窺えました。

スマトラ島ロンガビーチのインターネット事情

基本的に今の時代、どこに泊まろうがWiFiが飛んでいることは基本ですが、安宿の場合は通信速度が遅いケースが多々あります。

そのため、安宿に泊まるのであれば滞在国のSIMカードを入手しておくことは必須。

ロンガビーチで滞在した宿のネットスピードは忘れてしまいましたが、インドネシア最大手のテルコムセルのSIMカードでダウンロードが50メガほどのスピードが出ていました。

【2022年11月】インドネシアのTelkomsel公式ショップでツーリストSIMカード購入

スマトラ島ロンガビーチのサーフィン

記事冒頭でロンガビーチは雨季がサーフシーズンと書きましたが、ロンガビーチは西向き沿岸なので違和感を感じた方もいる事でしょう。

と言うのも、一般的にインドネシアで西向き沿岸と言うと季節風がオフショアとなるのは乾季のためです。

なのですが、インドネシアでインド洋に面した主なサーフエリアは南半球である一方、ロンガビーチはインドネシアでありながら北半球。

そのため季節風の向きが逆となり、雨季の季節風がオフショアとなるのです。

ただし、スウェルの発生源となるインド洋はインドネシアの雨季は活発ではない事から、季節風の向きはオフショアながらビッグスウェルは発生しにくいというデメリットがあります。

ロンガビーチのサーフスポットに話を戻すと、先ほどのサーフスポット周辺マップでも示した通り、主要なブレイクはAフレームとレフト。

僕の場合、滞在した宿から徒歩5分強でエントリー場所となるチャンネルに行き、そこからラインナップまではパドリングで10分弱でした。

波質は極めてソフトで一般サーファーには最適ながら、サイズアップすればバレルにもなると思えるブレイクです。

ただ、サーフシーズンが雨季と言う事でなかなかビッグスウェルが入る事がないのですが。

ビジターはフランスやスペインなどヨーロピアンが最も多かったので、その点でもハードなエリアではないことが分かるかと思います。

ちなみに、僕の滞在期間で最もサイズアップしたのはMSWによると3~5フィートでしたが、頭サイズないくらいでした。

まとめ

ローカルやビジターの誰もが口を揃えて「安全」と評していたロンガビーチ。

インドネシアでありながら危険ではなく、なおかつ日本が真冬にサーフシーズンを迎えボードショーツのみでサーフ可能なのは大きなメリット。

アクセスはかなりイージーなエリアなので、サーフトリップ先の候補に上げてみてはいかがでしょうか。