特殊な受託手荷物ルール!スポーツ用品があるなら避けた方が良いアシアナ航空

飛行機の国際線利用の際に最も注意を払っている受託手荷物(預け荷物)の制限。

サーフボードと言う大型スポーツ用品があるため、サーフボード自体に超過料金を適用する航空会社の場合は往復のサーフボードチャージが結構イタいためです。

そのため、スポーツ用品が通常の手荷物と同じ扱いになるサーファーフレンドリーな航空会社を選ぶのですが、先日利用したアシアナ航空はサーフボードチャージは無いのですが、かなりトリッキーで注意が必要です。

今回の記事は、アシアナ航空のサーフボードチャージ、そしてマイルを使って購入した福岡経由の仁川~羽田間のフライトにおける複雑な手荷物ルールに関する情報をシェアします。


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厳しく高額なアシアナ航空の受託手荷物ルール

韓国では、大韓航空に次いで2番目の規模と言うアシアナ航空。

そのアシアナ航空は、スポーツ用品(ゴルフ、スノーボード、サーフボード、自転車など)も通常手荷物と同じ扱いで、規定重量以内であれば超過料金はかかりません。

航空会社によっては片道で1万円ほどかかる場合もあるので、とてもサーファーに優しい航空会社として知られています。

なのですが、実際に利用して見て初めて知った点として、アシアナ航空の国際線におけるアメリカ区間以外のルートでは、エコノミークラス利用だと受託手荷物の許容個数は1個のみ。

海外へとサーフトリップに出る時、サーフボードバッグにスーツケースと受託手荷物が2つあるケースが大半だと思います。

と言う事は、サーフボードチャージが掛からないのはその通りですが、結局のところ荷物の個数超過で料金を取られるのでサーフボードチャージを払うのとほとんど変わりません…。

ちなみに、ボードバッグとスーツケースで荷物の個数が1個超過の場合、韓国~日本のフライトでの片道のオーバーチャージは8万ウォン(約8.8千円)または80ドル(約1.1万円)。

LCCのピーチを利用したソウル行きのフライトでサーフボードのオーバーチャージが5,100円と半額程度なので、いかにアシアナ航空の超過料金が高いのかが分かるので注意が必要です。

サーフボードチャージを課す航空会社のエアチケット単体は安くても、超過料金込みになるトータルでは高額になるケースは珍しくないので。

コロナ前のインドネシア行きではフィリピン航空の経由便が航空券代金としては圧倒的に安かったのですが、ボードチャージが掛かるのでトータルでは高くなるといった感じです。

ここから先は、アシアナ航空ルールで困惑することになった体験談も記しておきます。

ANA利用でアシアナ航空ルール適用の体験談

僕はANAマイルを使って航空券を予約していて、ANAとアシアナ航空が同じスターアライアンスと言う事で仁川~福岡はアシアナ航空、福岡~羽田はANAのフライトでした。

そして福岡に到着後、サーフボードとスーツケースを預けにANAカウンターに向かうと「超過料金がかかります」と言われることに。

これまでにも国内線や国際線問わず、幾度となくサーフボードを持ってANAを利用していたものの超過料金を求められたことが初めてだったので何かの間違いだと思いました。

なのですが、僕が飛行機に搭乗できるかどうかの権限を持っているのはカウンタースタッフなので、すんなり受け入れて5,000円の超過料金を払うことに。

その後、帰路にてANAサイトから国内線の受託手荷物規約を確認すると個数制限がないとあったので、帰宅してから問い合わせメールを送りました。

そして返信に記載されていた主な内容は以下の通り。

*アシアナ航空のエコノミーは荷物1個制限

*福岡~羽田はANA利用だったものの、仁川~福岡がアシアナ航空利用なので日本国内線もアシアナルールが適用

実際に上記ルールがサイトのどこに記載されているのかも教えてもらえたので、超過料金について納得できました。

ただ、これまでにカンタス航空、ANA、マレーシア航空、ガルーダインドネシア航空、スリランカ航空などサーフボードチャージのかからない航空会社は色々と利用しましたが、受託手荷物が1個制限の航空会社に遭ったのは初めてだったので、そんな規約があるとは信じられず戸惑いました。

また、日本国内でのANA便利用でアシアナルール適用なのは全くをもって謎ルールで、未だに意味が分かりません…。

何はともあれ、このようなアシアナ航空のルールですが、なぜだか仁川~福岡のフライトではラッキーなことに超過料金を請求されませんでした。

もしも請求されていたら日本円で1万円ほどなので、今回の僕のルートだと国内線の超過料金と併せて約1.5万円(往復で3万円)がエアチケット代以外にかかることになります。

となると、サーファーであれば利用するという選択肢はほぼ無いと言えるでしょう…。

まとめ

アシアナ航空のルールを事前に知っていたら利用はしなかったので、リサーチ不足によって余分な超過料金を払った今回。

僕のミスなのは間違いないのですが、LCC(ローコストキャリア)ではなくレガシーキャリアで、受託手荷物1個制限なんてそこまでせこい事をするかと言うのが本音でした。