事前取得が可能なインドネシアの電子版到着ビザ「e-VOA」!申請方法を解説

現在、観光でインドネシアへ入国するにはVOA(到着ビザ)の取得が必要。

ビザ取得方法は名前の通り、特に事前準備することなくインドネシアへのフライトに乗り、現地の空港でお金を払って取得するのみ。

このVOAを事前取得できる電子版となる「e-VOA」があり、インドネシア入りに向けて取得して見ました。

今回の記事は、インドネシアのe-VOA取得方法に関する情報をシェアします。


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コンテンツ

e-VOAの取得理由について

インドネシアの空港到着後にVOAを取得するのはとても簡単ですが、今回は敢えて手間のかかるe-VOAを取得しました。

その理由は、僕は30日間滞在可能なVOAを延長して最長60日まで滞在可能にするため。

そしてVOAの延長はこれまでにもお届けしましたが、複数回に渡りイミグレーションを訪れる必要があります。

【2022年12月】インドネシア到着ビザのVOA延長再び!手順が統一されてなくトリッキー

2022年12月18日

なのですが、e-VOAを持って入国すればビザの延長をイミグレーションに行かずとも、オンライン上で可能になったとのニュースをキャッチしたため。

インドネシアでe-VOAの延長ならばオンライン申請が可能となることに

2023年3月18日

e-voaのオンライン申請方法

VOAの取得が簡単なのと同じく、e-VOAの取得も簡単でほぼお金を払うのみです。

ただし、事前準備が必要なものがあり以下の通り。

*顔写真(4×6cm、解像度は最低400×600ピクセル)
*パスポートの写真(顔写真のあるページ)
*インドネシア入国のフライト情報
*インドネシアでの宿泊先情報

顔写真はスマートフォンでの自撮りで問題なかったです(写真サイズは証明写真アプリで変更)。

ここからは実際の流れをスクショと共に紹介していきます。

e-voaのオンライン申請方法の流れ

まずは下記の申請サイトへ飛びます。

e-voa申請サイト

このページには、パスポートの残り有効期限が最低でも6か月必要やら、帰国チケット(インドネシア出国チケット)が必要と記されています。

申請を行うには赤丸で囲った「Apply」をクリック。

上記ページでは、まずアカウントを作る必要があるので赤丸で囲った「Register」をクリック。

上記の個人情報入力は特に難しくないのですが、1点だけ説明を加えておきます。

パスポートの「Issuing Office(発行機関)」は日本のパスポートには記されていない項目ですが、日本のでは「Authority」に当たります。

入力と写真のアップロードが終われば、下段の「Submit」をクリック。

すると「Success」の表示と共に登録したメールアドレスにメールを送ったとあるのでメールをチェック。

メールにはアカウント登録完了と書かれていて、このアカウントをアクティベート(起動)するにはメール内の「Activate」をクリック。

アクティベートが「Success」と記されたので、これでようやくビザ申請をするための下準備が完了。

続いてはアカウントへログインするため、メアドとパスワードを入力して「Submit」をクリック。

ビザのタイプは「Visa on Arrival 30 Days」で、「Tourism Single-Entry Visitor Visa 60 Days」というタイプもあり、僕はe-VOAを延長して60日滞在にするので後者の方が便利そうに思えました。

ただし、VOA延長での60日滞在は50万×2で100万ルピア(約9,100円)、最初から60日有効ビザは150万ルピア(約13,600円)なのでVOAを選択。

「Mode of Transportation」は、陸海空のいずれのルートで入国するのかについてで大半の方が飛行機なので「AIR」でしょう。

滞在先情報は、「Address」はホテル名のみを記し、残りの細かい地域についてはグーグルマップから確認したホテルの住所に照らし合わせていきました。

ちなみに、僕はジャカルタ入りするので「Province」は「Jakarta」だと思っていましたが、「DKI Jakarta」でした(バリはシンプルに「Bali」)」。

最後に記載情報に偽りがなければチェックマークを入れてから「Submit」をクリック。

入力内容に誤りがないか確認し、その後は1時間以内にクレカを使ってビザ代の支払いのために下段の「Make a Payment」をクリック。

クレカ情報を入力後に下段の「Pay Now」をクリック。

支払いが完了すると完了画面に移り変わると同時にメールも届きます。

メールは同時に3通届き、支払い完了、支払いレシート、e-VOA添付となり、e-VOA添付は以下の通り。

PDFファイルの添付に加え、公式サイトの個人ページからダウンロードすることも可能です。

PDFをスマホにダウンロードしておけば問題ないと思います。

ちなみに、これまでにスリランカやインドなど事前のビザ取得が必要な場合、多少なりとも申請後に審査の時間があってからビザが発給されました。

なのですが、今回は支払いを終えたと同時に発給されたので、全く審査はありませんでした。

まとめ

大した手間はない作業でしたが、それでも空港でVOAを入手する方が圧倒的に楽です。

ただ、通常のVOAだとビザ延長で最低でも3回はイミグレーションに通わなければならないので、延長手続きと言う今後の作業が楽になるというe-VOA。

到着ビザ延長はレアケースだとは思いますが、オンラインでの延長をしたら再び記事にして紹介しようと思います。

追記

実際にオンライン延長した時の記事が以下となり、めちゃくちゃ楽になりました。

2023年1月末から始まったインドネシアe-VOAを使った到着ビザのオンライン延長申請方法

2023年4月26日