羽田発着LCCでインドネシアトリップする場合のサーフボードチャージなど

関東からの海外旅行でLCC(格安航空会社)を使おうと思うと、大半のフライトの発着地となっているのは成田国際空港。

圧倒的に羽田国際空港の方が近いサーファーにとって、LCCを使って例えばインドネシアに行こうと思ってもコロナ前だとエアアジア一択だったと思います。

しかし、昨年2023年7月から新たにベトナムのLCC「ベトジェット」が羽田とホーチミンを結ぶフライトを就航するようになり、ようやく選択肢が増えました。

そして現在の羽田~バリ島の経由便で最安を見ると、大抵がエアアジアかベトジェットとなっています。

ただし、サーファーならば気になるのが基本的に追加で払う事になるサーフボードチャージ。

今回の記事は、インドネシア行きを例にベトジェットとエアアジアのサーフボートチャージや経由便と言う事でトータル移動時間などに関する情報をシェアします。


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エアアジアでの乗継時間(想定はインドネシア行き)

コロナ前までは、僕も頻繁に羽田発のエアアジアを利用していて、インドネシアやスリランカなどへ行ってました。

エアアジアはマレーシアの航空会社ということで、ハブ空港となっているのはKLIA(Kuala Lumpur International Airport)のターミナル2。

そのため、羽田からインドネシアへ飛ぶ際はマレーシアの首都クアラルンプール経由となります。

エアアジアはインドネシア各地へ数多くの直行便を飛ばしているので、ジャカルタやデンパサール(バリ島)以外のマイナーエリアへ向かう方にはベトジェットよりも利便性が高いです。

サーファーに馴染みのある例を挙げると、北スマトラ州都のメダンやメンタワイ諸島の玄関口となるパダンへも直行便を運航させているので。

ただ、ここでは主要エリアであるジャカルタとデンパサールへの羽田からの往路便の乗り換え時間について紹介します。

羽田~クアラルンプール~ジャカルタ

羽田23:50~クアラルンプール6:25(フライト時間7:35)
乗継:2:05
クアラルンプール8:30~ジャカルタ9:40(フライト時間2:10)

トータル時間:11時間50分

羽田~クアラルンプール~デンパサール

羽田23:50~クアラルンプール6:25(フライト時間7:35)
乗継:3:05
クアラルンプール9:30~デンパサール12:30(フライト時間3:00)

トータル時間:13時間40分

どちらのフライトも乗継時間は長過ぎないので、かなり使い勝手の良い便と言えます。

ちなみに、こういった乗継時にプライオリティパスを持っていれば最強です。

LCCは機内での飲食が有料なので、プライオリティパスでラウンジを使って朝食を取ったり、せっかくの旅行と言う事で朝からビールを飲んだりしても無料なのですから。

提携ラウンジや施設利用料から考えるプライオリティパスの価値

2024年4月20日

ベトジェットでの乗継時間(想定はインドネシア行き)

ベトジェットを利用してインドネシアに行く場合は、ベトナムのホーチミンにあるタンソンニャット空港を経由することになります。

タンソンニャット空港からインドネシアの就航地は、ジャカルタとデンパサール(バリ島)。

羽田~ホーチミン~ジャカルタ

羽田2:00~ホーチミン6:10(フライト時間6:10)
乗継:3:25
ホーチミン9:35~ジャカルタ12:30(フライト時間2:55)

トータル時間:12時間30分

羽田~ホーチミン~デンパサール

羽田2:00~ホーチミン6:10(フライト時間6:10)
乗継:2:05
ホーチミン8:15~デンパサール13:05(フライト時間3:50)

トータル時間:12時間05分

こちらも非常に時間効率の良い乗継となっています。

同じLCCを使った乗継便であっても、乗継8時間なども珍しくないので日本人としてはただただラッキー。

エアアジアとベトジェットのサーフボードチャージ

ここからはサーファーにとって重要なサーフボードチャージ。

特に今回は経由便と言う事で、一般的には2回分のボードチャージが課せられることになるためです。

エアアジアのボードチャージ

まずクアラルンプール~日本のボードチャージは、航空券予約手続き中にスポーツ用品オプション(20キロ以内)を購入すれば片道6,200円。

クアラルンプール~インドネシアについては、こちらも航空券予約手続き中にスポーツ用品オプション(20キロ以内)を購入すれば片道366,000ルピア(3,550円)。

合計で9,750円なので、国際線の2区間にしては思ったよりも高くないとの印象です。

予約手続き後のオンライン購入もしくはチェックインカウンターでの購入になると値段はかなり上がるので注意が必要です。

ちなみに、ボードバッグ以外にスーツケースもあれば別途かかり、20キロ以内の日本~クアラルンプールが片道5,600円、インドネシア~クアラルンプールが片道597,800ルピア(5,800円)。

インドネシア~クアラルンプールがスポーツ用品のボードバッグよりも高く合計は11,400円となり、ボードバッグと併せた合計は約2万円。

この2万円は航空券代とは別途かかることになります。

ベトジェットのボードチャージ

ベトジェットは珍しい事に2区間分の料金合算ではなく、ベトナム国内を経由する国際線の経由便用にディスカウントされた料金設定がありました。

経由便用で20キロ以内の場合、大型荷物(ボードバッグ)だと片道120万ドン(7340円)、スーツケースは片道80万ドン(4,900円)。

と言うことで合計は12,240円とエアアジアより大幅に安いです。

まとめ

思っていたよりもボードチャージは良心的な値段だなと感じましたが、それでもLCCの良さである低価格ではなくなってしまいますね。

ボードバッグとスーツケースがあれば、それだけでエアアジアだと往復で合計4万円ほどと往復チケット代よりも高くなる可能性がありますし。

LCCを使うなら荷物は機内持ち込みのバックパックまたは小型スーツケースのみがベストですね。

どうしても時期的な兼ね合いからLCCとなるなら、スーツケースは無しでボードバッグに全て詰め込んでいくのがベターでしょう。

最後になりますが、LCCの追加料金に関しては頻繁に変わるので、実際の利用前に航空会社への確認は忘れずに。