コロナ前は観光旅行でビザ無し30日滞在が可能でしたが、現在は入国時にVOA(到着ビザ)取得が求められるインドネシア。
VOAの有効期限も30日ですが、1回のみ延長可能なので延長手続きをすれば60日間滞在できます。
ただ、手続きのために行動が縛られたり複数回に渡りイミグレーションに行かなければならないと面倒くさいです…。
今回の記事は、6月に続いて今回もVOA延長手続きをしたので、手続きの内容や6月との違いなどと言った情報をシェアします。
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イミグレーションの管轄
ジャカルタ市内にはいくつかイミグレーションがあり、訪れるのは滞在先の宿の住所によって決まります。
僕の場合、6月は西ジャカルタ市でしたが、今回は中央ジャカルタ市のイミグレーションに変わりました。
イミグレーションに入るには正装の必要がありますが、正装と言っても長ズボンさえ履いてれば、Tシャツにビーチサンダルでも問題ありませんでした。
1日目:VOA延長に向けての必要書類
6月にすでに同じ経験をしているので、余裕と思って臨んだ今回のVOA延長でしたが、出鼻を挫かれる格好となることに。
中央ジャカルタのイミグレでは4階となる外人専用カウンターにて、まずは受付で要件を伝えて番号札をゲット。
順番が呼ばれたらカウンターへ行きVOA延長の旨を伝えると、まず確認されたのは滞在している宿について。
要するに申請場所が中央ジャカルタ市のイミグレで間違ってないのか確認でしょう。
滞在先の住所確認が終わると申請書×2を渡され、申請書提出時に他に必要なものを伝えられ以下の通り。
*10k(約100円)分の収入証紙
*リターンチケット(インドネシア出国エアチケット)のコピー
*パスポートのコピー
6月との最大の違いはリターンチケットで、6月は求められませんでした。
また、6月はパスポートをスタッフに手渡して、コピーを取ってきてもらったので自分ではコピーしませんでした。
さらに言えば、滞在宿の住所確認は日本で言う「Line」のようなSNSの「WhatsApp」で送ったりと、6月は何らかのコピーを僕自身が取ると言うことはありませんでした。
さて、そもそも今時コピーなんてどこで取ればいいのか、そしてリターンチケットはまだ予約してないので初日は何も手続きできずに宿へと戻ってくることに。
宿ではスタッフに「コピーできる場所知ってますか?」と聞くと「知らんがな」で終了。
そりゃあ、今の時代ペーパーレスなデジタルデータのやり取りが当たり前なので、なぜにアナログといった感じで自分でコピー屋を調べました。
また、エアチケットも予約したので、これで明日はついに第一歩となる申請手続きがスタートになるはず。
2日目:VOA延長で申請書類と収入証紙の準備
翌日はグーグルマップで「foto copy」と調べて宿から一番近いお店へ。
まずはパスポートの写真が貼ってあるページとVOAが貼ってあるページのコピー。
続いては昨夜予約したエアチケットのコピーだけど、こちらは実物ではなくデータのコピー。
データは以前のイミグレと同じくWhatsAppでデータを送信し、そのデータをプリントアウトしてもらい完了となりました。
ちなみに、エアチケットに関してはeチケットではなく、名前とフライトスケジュールの部分をスクショしただけです。
それから2度目のイミグレ訪問となり、イミグレ到着後はまず収入証紙の購入で「1階で買えるよ」と前日に言われていたので1階へ。
でしたが、同じ1階でも「建物の外に出て回り込んだ場所にある」と言われ、いったん外に出て建物沿いを後方へと向かって行くとありました。
人が集まっているその場所は「Foto Copy」と書かれていて、ここでコピーできたんかいとコピー屋を探した労力を返して欲しくなった…。
で、コピー屋へ入り「10kの収入証紙(スタンプ)下さい」と言って購入し、4階の外人カウンターへ行って必要書類を提出すると、VOAビザ延長代を支払う文書を渡され「本日中に支払いを終え、明日の午前中にまた来るように」との指示でこの日は終了。
延長代の支払い場所は、銀行、もしくはインドマレット(インドネシアで主要なコンビニで店舗は山ほどある)。
ちなみに、前回は1日目はパスポートを返されましたが、今回は1日目からパスポートは預けることになりました。
また、前回はパスポート預けになるとパスポートのコピーと共にパスポート代わりとなる代替品を渡されましたが、今回は何もなし。
3日目:VOA延長で指紋採取とインタビュー
3日目は昨日渡された文書、そして延長代を支払ったレシートを持ってカウンターへ。
そして指紋採取とインタビュー(いつ帰国するのかなど簡単な内容)を1分程度で終えて終了。
6月のパターンだと、指紋採取日後は1日空けてからのパスポート受け取りでしたが「明日の13時以降にパスポートを取りに来て」とのことでした。
4日目:VOA延長でパスポートの受け取り
ようやく念願の最終日は、VOA延長済みのスタンプが貼られたパスポートを受け取り終了。
まとめ
前回は4日間掛かったVOA延長でしたが、今回は最初から準備万全で臨めば3日間で終えられるスケジュールでした。
それでも3回もイミグレーションに行かなければならないのは面倒なので、もっとシンプルになってほしいのが本音。
ビジネスビザなどではなく、あくまでも観光ビザの延長ですから。