インドネシア航空会社LCCのライオンはトリッキー!実際の利用体験(2022年6月)

日本でもすでに定着している最低限のサービスのみの提供により、低価格で利用可能な航空会社のLCC(ローコストキャリア)。

海外では先進国以外でも日本に先駆けて一般的となっていましたが、安かろうと言う点もあってかトラブルが発生する事もあります。

僕が毎年訪れるインドネシアにおいては、LCCのトラブルとしては遅延が最大ではないでしょうか。

今回の記事は、インドネシアで悪名高いライオングループLCC利用時の遅延や急遽のゲート変更といった体験談をシェアします(2022年6月時点)。

インドネシアのLCCについて

インドネシアのLCCと言えば、僕が初めて利用したのは20年近く前に存在していたメルパチ航空。

ワールドクラスのサーフエリアとして有名なレイキーピークのあるスンバワ島のビマ空港へとバリ島から飛ぶ際に利用していました。

ただ、とにかく評判はすこぶる悪く、航空券が安いものの遅延は当たり前な航空会社でしたが、直行便の選択肢が当時は他になかったのです(ロンボク島経由のガルーダインドネシア航空が飛んでるくらい)。

そんなメルパチ航空は墜落事故の影響もあってか2014年に全便の運航を中止することに。

そしてメルパチ航空の後釜のように悪い評判を継承して登場したのがライオングループ。

ライオングループ自体は1999年に創業したらしく、グループ最安値のエアチケットを提供するウイングスエアは2003年に誕生とのこと。

そして2010年代初旬にアジア各地でエアアジアを筆頭にLCCの勢力が拡大していくに連れ、ライオングループの事業も広がっていったとか。

ちなみに、ライングループで最安レベルがウイングスエア、ミッドクラスがライオンエア、ハイクラスがバティックエアといった感じで、インドネシアを飛び回るサーファーならば必ず、ウイングスエアかライオンエアを利用した経験がある事でしょう(僕はバティックエアの利用経験はありません)。

ただ、エアチケットが安いものの遅延は当たり前なので、他航空会社との乗り継ぎがあれば堪ったものではありません。

実際にインドネシア人でもライオンさんを避ける方は、これまでに話した方の中でもほとんどでしたし。

なのですが、運航便数が多いので、経路によっては利用せざる得ない場合が多々あるのが悔しいところ…。 

ライオンエアー利用の難易度が高い点について

一般的に航空会社のチェックインカウンターでチェックインを終えると搭乗券が渡され、搭乗開始時間と搭乗ゲートが記されています。

なのですが、ウイングスエアとライオンエアに限っては、搭乗券に記されたゲートと電光掲示板に記されたゲートが異なるのが標準仕様…。

上記写真を見て頂くと分かる通り、搭乗券は「D2」、バリ島行きと言う事で目的地「DENPASAR」で電光掲示板に記されたゲートは「D7」。

では、どっちに行けばいいのかと言うと両方に行く結果になります(笑)。

そしてゲート入り口にはフライト番号が記されていて、今回は「D7」のゲートにデンパサール行きとあったので、「D7」に進みました。

その後はゲート内のスタッフに「搭乗券と電光掲示板でゲートが違うんだけど、どっちにいればいいの?」と聞くことに。

すると「僕らスタッフもまだ分からないんだ。とりあえずD2にいて、ダメだったらD7に来て。それでもダメならライオンオフィスへ」とのこと。

今回のやり取りで感じたことは、ライオンさんは安さ重視のためかゲートを直前まで確保できないので、毎回のようにゲートがころころ変わるのかなと思いました。

ただ、ゲート間の移動も距離があるので、足が不自由な方など人によっては確実にライオンさんの利用を避けた方が良いケースも少なくはないと思います。

ライオンエアでのジャカルタ発デンパサール行の実例

僕は搭乗開始時刻が11:30で、11:30過ぎにD2に移動して、窓口でエアチケットで見せて「このゲートで間違いない?」と聞くと「大丈夫」との返答を得ることに。

で、待てども音沙汰は無く、しばらくすると民族大移動が始まり、近くにいたバリ島行きのチケットを持ってた人などが移動したのでゲート変更を知りました。

ゲート変更に関しては英語でのアナウンスは一切ありませんでしたが…。

そして、もともと電光掲示板に記されていたD7へ移動し、およそ1時間遅れで飛行機は飛び立ち、通常であれば1時間50分のフライト時間を30分短縮して到着。

時間の帳尻合わせでフライト時間が短縮されるのは、その内なんらかの事故に繋がりそうで怖いのですが…。

ちなみに、機内ではCAがカートを移動させていたのでドリンクをもらえるのかと思いきやゴミの回収。

実はゲート変更前に一切のアナウンスがなかったものの、窓口でミネラルウォーターとパンをもらってるローカルがいました。

おそらくその方たち向けにゴミを回収していたのだと思いますが、遅延の代償を利用者全員に提供せず、ゴネ得なのはどうなのかなとも思います…。

まとめ

ライオンさんのみならず、世界的に見れば確実に評判の悪いLCCは存在するので、格安旅をするのならば無用な不安を取り除くためにも情報収集は必須です。

最大のアドバイスとしては、日本人は外人に話しかけることに躊躇してしまう方が多いと思いますが、とにかく臆せずに話しかけて情報収集をすること。

英語が苦手であっても「Excuse me」と話しかけてからエアチケットを見せ、「Gate」と言うだけでも意を汲んでもらえるはずですし。

サーファー向けおまけ:ライオンエアのサーフボードチャージ

通常通りに航空会社のチェックインカウンターで、搭乗手続きを行うのみですが、サーファーはサーフボードバッグがあるので、その点についても少々。

以前はサーフボードをオーバーサイズバッグのカウンターへ持ち込みましたが、近年は航空会社カウンターで預ける事が可能になっているような。

コロナ前の2019年にバリ島の空港、そして今回のジャカルタ空港でも航空会社カウンターで200kインドネシアルピアを支払い、スーツケースと同じように預ける事ができました。

ちなみに、ライオン系はサーフボード1本に付き200kが基本で以前はボードバッグを開けて確認されましたが、2019年も今年も本数の確認がなかったので、本数ではなくボードバッグでのカウントに変わったのかもしれません(公式サイトでは200k/1本と記載されてます…)。

2018年にスマトラ島でのチェックインの際は、ボードチャージすらないというミラクルがありましたので全てはスタッフのさじ加減なのかもしれませんが。