2019年10月5日インドネシアサーフトリップDay5:スンバワ島レイキー

via MSW

本日は今回の滞在で最もサイズアップする日。

フェイスで最大10フィートの予報と恐ろしいです…。

で、6時頃に部屋を出て波チェックして見ると、見るからにデカい。

サイズ感は分かりづらいですが、ジャッジタワーの右側にある名も無き場所もバキバキな波がブレイク。

サーファーが乗った様子を見ると、おそらくダブルオーバーヘッドくらいで、バレルもあってスピッツ吹きまくりのヘビーコンディション。

朝一は空いていたとあり、チャレンジャーは入っていくものの、すぐに上がってくるサーファーが多数。

しかも、ビジターは上手いサーファーが多いのに、誰も乗っていない波が多いのでみんな簡単には手を出せていない様子。

ちょっとね…。

ダブルオーバーヘッドになると、チマジャのサワルナみたいに厚めのブレイクならまだしも、波が巻き上げてスピッツが吹くほどだと頭半が限界です…。

頭半でもバレルになるとヘロヘロですが…。

一般サーファーの僕には手が出せるはずもなく、とりあえずはいつものフルーツサラダで朝食。

たっぷりのフルーツが入って200円程度という朝食を食べるようになり、宿に付いてるトースト2枚とコーヒーの無料朝食は食べなくなりました。

寝起きにトラベルケトルでお湯を沸かし、コーヒーは飲んでいるし。

朝食を終え、レイキーは湾になっているのでレイキーピークよりも湾の奥となる北に位置する僕の大好きなペリスコープは少しサイズが落ちてベストコンディションになるのですが、本日は午前8時が干潮で潮位は0.7メートル。

基本的に、ペリスコープは潮回りがミドルからハイタイドが良いと言われています。

と言うか、ミドル以下だとリーフ剥き出しとなるドライリーフになるのでサーフできません。

ただ、潮回りによってミドルタイドの潮位は異なるので、0.7メートルだとどんな状態なのかサーフボードを持たずにチェックしに行くことに。

バイクを走らせて15分弱ほど(徒歩で20~30分ほど)でペリスコープに到着すると、サーファーの姿は皆無。

で、リーフの状況をチェックすると。

0.7メートルは余裕でアウトでした。

ということで、ペリスコープからレイキーへの帰り道となるヌンガスをチェック。

あ、サイズはあるけどメローな感じのむちゃくちゃ良い波。

チマジャエリアのサワルナに似てる感じ。

イメージ的には、サワルナより水量が少ないのでイージー。

ただ、ラインナップへのパドルアウトは10分以上かかるのですが(ウォータータクシーもあります)。

しばらく波チェックしていると、僕が座っている所にワンコもやって来てリラックス。

かわいいし癒される。

そんなこんなをしているとサミオがやって来てヌンガスに入るとのことで、「楽しんできてね~」と。

ってか、サーフトリップで来た僕がローカルに「楽しんできて」っておかしいような(笑)。

とにもかくにも、ヌンガスは潮が引いてても使える事が分かったのはステキな学び。

2年前にも学んだ気がしますが、すっかり忘れてました(アホ)。

ちなみに、レイキーはロータイド(干潮)でもサーフ可能と言われてますが、潮位によりけりですが結構浅くなります。

特に海から上がる時にボディボードの体勢でインサイドに向かうと、相当浅いセクションでも波のパワーが落ちないので、上手く逃げないと体の至る場所がリーフカットします。

僕は以前、ボードショーツがリーフに触れて少し破れましたし…。

そういうこともあり、サーフトリップにはボードショーツを3枚持っていきます。

海からの上がり方としては、波に乗り終わった後はレイキーパイプ寄り(または逆側)のチャンネルまで逃げてからインサイドに向かう方が無難だと思います。

話はかなりそれましたが、ペリスコープとヌンガスをチェック後は、ハイタイド(満潮)しか使えないコブルストーンへ。

コブルストーン(Cobblestone)とはその名の通り、日本語では「玉石」という意味で玉石のサーフスポット。

小さな湾上の海域で、ビーチから見て右手にライトハンダー、左手にレフトハンダーというエリアです。

僕はこれまで、コブルストーンでサーフしたことはありません。

なぜかと言うと、レイキーやペリスコープと比べると…。

ただ、ソフトな波質ということで日本人サーファーに人気があるとか。

ヌンガスから宿を通り過ぎてコブルストーンに到着すると、2年前とは景色が変わっていました。

ビーチ目の前に家はあるし、波チェック用のビーチシャック(ビーチ小屋)はあるしで。

ビーチシャックにローカルが1人いたので、とりあえず「パギ(おはよう)」と声を掛けてみると、このローカルはトニーという名前で日本語を話せました(笑)。

トニーとダラダラと色々と話をしたり、僕が持ってるアイコスに興味を持ったので吸ってもらったりとゆったりと。

アイコスを吸ってるときに写真を撮って見せたら、「ブリブリじゃん」と言われました(笑)。

分かる人は分かるストーリーですね。

ブリブリ好きなサーファーは多いので。

でも、インドネシアでは知らないローカルに勧められてもやらない方が良いです。

昔からそうですが、売人が警察と手を組んでいて逮捕される事例は珍しくないので。

海外で逮捕となれば、家族にとんでもなく迷惑をかけるので節度は守りましょう。

そんなトニーとの時間を終え、宿に戻ってもまだ午前10時。

すでに風が入り始めたレイキーは今一となり(そもそも怖くて入れないけど)、部屋に戻ってカップラーメンを食べて仕事タイム。

安宿旅するなら、トラベルケトルは最強です!

体調不良などで遅れを取っていた仕事を少しだけして、本格的にお腹が空いてきたので、ママットワルンへと再び。

安いんですよね。

今回は、インドネシア定番料理なのにまだ食べていなかったミーゴレンとオレンジジュースを。

オレンジジュースはなぜかマンゴージュース、ミーゴレンはナポリタン系のベチャベチャ。

正直、外しました。

どっちもあまり美味しくなかった。

何度か通って、ベストメニューを選ばなきゃですね。

食後はバイクのガソリン補給。

インドネシアはオーストラリアが近く、ガソリンよりもブリティッシュ英語のぺトロールの方が通じやすいです。

で、レイキーはガソリンスタンドなんかないので、路上のワルンで売っている10k(約80円)/1リッターのペットボトル販売。

ちなみに、ガソリンスタンドがある場所なら、1リッターで6.5k(約50円)ほどでした。

ガソリンは馴染みのワルンに行ったので、「自分で入れる?それとも俺が入れようか?」と聞かれ、お願いしました。

ハイタイドになり、とりあえずトニーがコブルストーンが良くなるよと言ってたので、風が入るから良くなるわけないだろと思いながらもコブルストーンへ。

コブルストーンはレイキーから近くてアクセスが楽なので。

はい、波は全然ダメだし、トニーもいないし…。

風がお昼前からレイキーは南寄りに回り、基本的に年中通して午前10時過ぎは風の影響が入ります。

これまで、オフシーズン(1~2月)、ピークシーズン(7月)、レイトシーズン(10月)と、全ての時期で午前10時辺りから時期によりけりで風がサイドとなる南寄りに回り、午後にかけてオンショアになりやすいです。

つまり、サーフタイムは朝一からの早い時間帯の午前です。

で、コブルストーン後はヌンガスに行くと、風が入ると楽しめるカイトサーファーだらけ。

自然状況に合わせた楽しみ方をできるのはステキですね。

同じ宿滞在のヨーロピアンで、僕がバイクに乗る時にバイクのボードラックにサーフボードを載せている人がいて、「サーフィン行くの?」と聞くと「朝はサーフィンで、今からはカイトサーフィン」とか言っていて、楽しみ方を分かってるなと思ってしまいました。

僕も色んな楽しみ方を知らなきゃ。

まずは素潜りでタコ取りかな~!?

コブルストーンのリーフでは、トニーによるとデカいタコが取れるらしいし。

僕は10年近く前にフィリピンのマイナーエリアを訪れた時に、タコ漁を目の当たりにして、海でそのまま食べたことがありますが、弾力があってスゲーおいしかった記憶が。

色んな楽しみ方を覚えなきゃ!

そんなこんなで再びのノーサーフで終了。