インドネシアサーフトリップDay6:ニアス編(2018/10/30)

本日も波は期待できないものの、やっぱり起きて波チェックしないことには始まりません。

ということで、午前6時頃に一応確認程度に海を眺めることに。

基本的にインドネシアはインド洋からスウェルが入り、そのスウェルははるか遠くから届くので周期の長いスウェルが大半。

周期の短いスウェルは風波なので、周期が長いのはいわゆるグランドスウェルと呼ばれるものです。

ただし、周期が長いと言うことはセット間が長く、スウェルのサイズが小さいとセット間が10分以上と結構ツラいです。

パドルバックは楽になるのですが。

そういえばスリランカもセット間が長かったので、モルディブも似たような感じなのかな!?

モルディブは15年くらい前にボートトリップに行ったのですが、波が良かった以外に全く記憶に残ってませんが…。

ニアス到着の初日の朝一以外、朝一から海に入るサーファーがほぼいなくなっているほど、波は良くないです。

朝が満潮ということも理由の一つでしょうが。

ならばと、ゆっくりしてから朝食。

今朝も最高な食事を味わい、仕事をしながら10時頃になり、潮が引いてきたからなのか徐々にメインピークでも出来そうな感じに。

入っているサーファーはインサイドに集まってますが。

何もしないよりはマシかと海に向かおうと準備していると、今日たこ焼き屋に連れて行ってくれるローカルがやって来て、何時に出発するかで軽く揉めることに。

たこ焼きはランチとしていく予定だったので、9時半頃に「今から行くぞ!」と言われ、朝食食べたばかりだから無理と拒否するも、「ダメだダメだ」の押し問答。

ニアスローカルはかなり面倒くさいです…。

最終的に、僕が13時と言い、相手が12時と言い、間を取って12時半で決着。

海に入ると、久しぶりにサーフィン中に嫌な経験をすることに。

メインピークの波は厚いダラダラだったので、インサイドまでテイクオフしないでボディボードのように乗り、インサイド近くでテイクオフすると、自然とインサイドで波待ちしているサーファーを縫うようなライディングとなることに。

何度目かに僕のライン上に二人のサーファーがいて、波が厚すぎたのでカットバックをしてからダックダイブ(ドルフィンスルー)する二人の間を縫う形でサーフボードを掴みながらワイプアウト。

すると、僕のライン上にいた一人の年配ヨーロピアンサーファーが浮上してくるなり「ファック」と口にし、「あぶねーじゃないか」と言ってきたので「こっちはボードをしっかりグラブしてただろ」と返答。

さらに相手は「あそこの場面はカットバックじゃなく走って行けよ」と言われ、「そのまま走ったら波が厚くなるからカットバックするのが当たり前だろ」と正論を返すと黙っていなくなることに。

後からトシ君から聞いた情報によると、そのヨーロピアンは確かイタリアンでニアスに腰を据えている存在とか。

ニアスに来てからローカルと話していると、僕は英語が流暢ではないのですが伝えたいことは伝えられ、その程度なのにローカルからは、これまで会った日本人サーファーでこれだけ英語を喋れる奴はいなかったと言われます。

つまり、日本人サーファーは英語が喋れず、文句を言っても言い返されないと思ってるのかと思うと舐められていてムカつきますね。

英語が喋れるかどうか以前に、サーファー同士なんだから互いに敬意を示そうよ。

話を戻して、基本的に僕は誰かのライン上にいて、そのせいでサーファーがワイプアウトしたらまずは「ソーリー」と言うのがマナーだと思っているだけに、ラインを邪魔した相手が「ファック」と言ってくる感覚に…。

楽しくサーフィンするためにニアスまで来たので、何だよこいつといった感じでした。

何だか嫌な気分が残ったままサーフィンを終えて宿に戻り、リラックスしているとたこ焼き屋に連れて行ってくれるローカルが12時過ぎにやっていき、12時半の約束で決着が付いたのに今から行くぞと…。

面倒くさい…。

結局、その後の向こうの用事で出発は13時となったのですが。

当初、僕が指定した時間になったのですが無駄に疲れる…。

たこ焼き屋も真っすぐ行くわけではなく、ローカルの用事を済ませながらの移動。

要するに、相手の都合のためにガス代を払う僕を連れて行く名目にしただけでした。

たこ焼き屋がある町でも用事に出てましたし…。

そんなこんなで、待望のたこ焼き屋に到着。

たこ焼きはとても安く、食べてはないもののかき氷も安かったです。

ただ、たこ焼きの「タコ」が小さすぎて意識しなければ分からない程度の小ささだったのですが…。

このレストランでも一緒に来たローカルには、かなりイラっとすることに。

ネガティブ続きの一日ですが、簡単に言えばローカルと外人が食事に行けば外人の奢りが当たり前でありがとうの一言もなく、今回は高いメニューを頼み半分以上残していました…。

そんなこんなでソラケビーチに戻ると、キーホールへと向かう道にコンクリートを埋めていました。

サーファーの利便性のみといった作業なので、それだけサーフィンツーリズムに力を入れている意味ですね。

ローカルの多くはツーリストを騙してお金を稼ごうとするので、行政と同じ方向を向いているとは思えないのですが…。

この日はもうサーフィンはできないと諦め、早めのビアータイムでダラダラしていると、隣りの宿のトシ君と一緒に夜ご飯へ行くことに。

トシ君お勧めのレストランは、そこそこの味で料金が安く、チキンバーガーが35,000ルピア(300円弱)でした。

食後は明日ニアスを離れる日本人サーファーを交えてトーク。

明日ニアスを去るサーファーはすでに海で会話を交わしていたものの、トシ君によるとメキシコ在住とヤバそうな噂が耳に入っていました…。

やっぱりヤバい人で、経験していることがぶっ飛びすぎていてここには書けないのですが大爆笑でした(笑)。

自分の経験なんてどんなことをしていようとたかが知れているので、未知なる経験をシェアさせてもらうことは最高の楽しみの一つですね。

明日は波が良くなりそうなので早く就寝しようと思いながら、夜中12時近くまで笑わせてもらうことに。

起きれるのかな!?