今朝は新たなスウェルが入って来る日。
もしかしたら朝一だけはチマジャメインで出来ないかなと淡い期待を抱きながら4時過ぎのアザーンで起床。
ただ、朝から不吉な予感が。

朝食に買っていたカップラーメンを作ろうとお湯を入れていると、カップの脇からお湯が出てくる…。
側面をチェックすると、カップが割れていました。
インドネシアでカップラーメンを買う時はチェックが必要ですね…。
部屋がラーメン臭くなり、ラーメンではなくミーゴレン状態になった麺をひとまず食べてから波チェックへ。
宿の広大な田んぼをバイクを走らせて移動し、チマジャメインに到着すると、波予報通りのビッグサイズ。
写真では良さそうに見えるかもしれませんが、相当ハードコンディションで海に入っているサーファーは皆無。



僕が海に到着した時にすでにローカルサーファーもチェックしていて、しばらくしてそのローカルに喋りかけられ、英語で会話していたものの、何と日本人だったストーリーも。
どう見てもローカルにしか見えない黒さで、その理由は5月からチマジャにいるとのことでした。
5月から8月までチマジャにいるそうで、すでに仕事はリタイアしているのかなといった年齢。
色々と会話をさせていただき、パワフルな先輩サーファーからパワーをもらいました。
他には家族連れでやって来てる日本人サーファーもいたな~。
出会いもまた旅のエッセンスですね。

とりあえず、田んぼ道を走って宿の部屋へ帰宅。
潮回りを考慮して、少し部屋で過ごしてから唯一スウェルを交わすチッカンバンへと移動。
チッカンバンに到着すると獰猛なチマジャメインとは裏腹に腰くらいのブレイク。
どうしようか悩んでいるとバイクに乗った一人のヨーロピアンサーファーがやって来て、会話をしていると「nothing to do here, we go」と誘われ入る事に。
僕らが入る少し前に2人ほど海に入り、ラインナップに到着して見ると、2日ほど前にチマジャメインでも会った日本人サーファーとそのローカルガイド(多分)でした。
チッカンバンはスウェルを交わすのは良いのですが、基本的には厚めのブレイク。
考えながら乗れるので練習にはなるのですが、サイズが腰くらいしかないので30分ほどで飽きてしまいます(海外に来た時の贅沢病)。
一緒に入ったヨーロピアンはビギナーで、テイクオフも覚束ない感じでしたが、ブレイクが厚くてゆったりしたチッカンバンでロングライドを決めストーク。
「スーパーロングライドだったね」と声を掛けるとニコニコで、こっちも気分が良くなりました。
海では楽しんでニコニコしていれば、周りのみんなもハッピーになれますね!
ちなみに、チッカンバンでは置き引きのリスクがあるので写真はありません。
アフターサーフはひとまず宿へと帰宅。
部屋の外でサーフボードなどの片付けをしていると、ルームクリーンのおばちゃんが登場。
英語はほとんど話しませんが、とても温かみを感じる笑顔で接してくれ、「インドネシアでは若者は詐欺師みたいのが多いけど、おばちゃんは優しい」と相殺してくれました(笑)。
ちなみに、ちょうどバスルームの電球が球切れになったのでジェスチャーで交換を依頼(インドネシアタイムなのか、ただの電球交換は翌日に持ち越されましたが…)。
そんなこんなで13時頃になるとお腹が空いてきたのでローカルレストラン探し。
これまで行ってない場所に入りたくテクテク歩いていると、オープンしてそうなお店を発見。

ほぼほぼインドネシア語のみのおじちゃんとおばちゃんと身振り手振りのジェスチャーでやり取りし、ナシクニンを出してもらいました。
お値段13,000ルピア(約100円)。

ここのサンバルは結構辛めで相当美味しい。
日本では普段あまり辛い物を食べたいとも思わないので、やっぱり気候によるところが大きいのですかね!?
体が欲しているような感じがします。
食後は宿へとブラブラと歩くことに。



そして途中のミニマートで、試してみたかったノンアルコールのビンタンとチョコビスケットを購入。

ノンアルコールのビンタンは値段が確か100円前後と高めで、お味の方はアップルティーみたいな感じでした。
ちなみに、イスラム教の宗教的理由から大っぴらに売られているビンタンは全てノンアルコール(バリ島はイスラムではなくヒンドゥーで、普通にビールが売られてます)。
ただ、アルコールがダメならば、わざわざノンアルコールビールを売る必要もないんじゃない!?と思うのは僕だけでしょうか。
この日は午後は風が強まってきたし、朝の波を見ればチッカンバンに期待はできないのでサーフィン終了。
夕方にチマジャメインをチェックすることもなく、ゆっくりと小説を読んだり、夜には宿併設レストランでビールを飲んだりして終えました。
明日はさらにサイズアップの予報なので、チッカンバンも良くなるのでは!?