日本からダナンへのアクセスは、関東ならば成田空港からダナンへの直行便が飛んでいます。
ですが、僕はベトナム首都ハノイ入り後、国内線LCCでハノイからダナンへの移動を行いました。
今回の記事は、実際に利用したベトナム発着の国際線および国内線フライトにおける2018年1月時点のフライト料金やサーフボードチャージなどの情報をお届けします。
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サーフボードチャージとは
サーファーが口にするサーフボードチャージとは、いわゆるサーファー用語です。
飛行機を利用する際にチェックインカウンターで預ける荷物(スーツケースなど)は、受託手荷物(英語:check-in luggageもしくはcheck-in baggage)と呼びます。
受託手荷物はどの航空会社でも規定サイズや重量が定められていて、サーフボードは基本的に規定外となるオーバーサイズ。
そのため、大半の航空会社では追加料金の対象となる事からサーフボードチャージと呼ばれています。
サーフボードチャージに該当する名称は、航空会社によって異なるものの「超過手荷物(英語:oversized luggage)」と呼ばれることが多いです。
ちなみに、航空会社によってはサーフボードチャージが無料の場合がありますが、世界的に見ると追加料金を払うケースが大半。
サーフボードバッグは長さを問わず飛行機に乗せられるわけではないので、利用予定の航空会社が指定している長さは事前のチェックを忘れないで下さい。
ダナン(ベトナム)トリップで利用した航空会社
国際線
関東からベトナムへのレガシーキャリア(フルサービスの航空会社)の直行便利用ならば、主にベトナム航空、JAL(日本航空)、ANAの三択。
その中で、僕が利用した航空会社はANAで、羽田空港発着の便です。
ANAの料金は往復で5万円台で、ベトナム航空とJALは4万円台でした。
それでもANAを選んだ理由は、ベトナム航空とJALは現地到着が夜間、現地発が午前の早い時間帯である一方、ANAは現地到着がお昼過ぎ、現地発が夕方と、現地で使える時間が長いためです。
フライト時刻を考慮して選んだANAでしたが、嬉しいサービスがありました。
それは、サーフボードチャージ無料という点。
実は今回のベトナムトリップ、あまり波に期待していなかったし3社ともに高額なボードチャージが掛かると聞いていたので、ハンドプレーンとフィンだけを持っていき、波があればレンタルボードを借りようと考えていました。
しかし、エアチケット予約後に現在のANAのベトナム行きフライトはボードチャージ無料と知り、急遽サーフボードを一本だけ持っていくことに。
ベトナム航空とJALはサーフボードチャージが片道で1万円以上かかるので、結果的にサーファーにはANAの方が安くなります。
今回は受託手荷物にサーフボードバッグ(10キロ)とスーツケース(6キロ)を持っていき、ANAは23キロまで受託手荷物無料なので超過料金はかかりませんでした。
ちなみに、サーフボードバッグを受託手荷物として預ける場合、事前の電話連絡が必要なのでお忘れなく。
ANA以外のボードチャージ料金や規定サイズについては、トリップ前に紹介した下記リンク先も併せてチェックして下さい。
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国内線
ハノイからダナンへの国内線移動は、レガシーキャリアのベトナム航空、LCCのベトジェット航空(VietJet Air)、LCCのジェットスター・パシフィック航空。
ジェットスター・パシフィック航空については現地着後にフライトがある事を知ったので、予約時の僕にとってフライト選びは二択でした…。
ベトナム航空は片道1万円ほどに対し、ベトジェット航空は片道3,500円ほどで、フライト時間は1時間15分と短時間なので、迷うことなくベトジェット航空を選びました。
ベトジェット航空のサーフボードチャージは、事前に同航空会社のサイトで情報を調べたのですが、サーフィンがマイナーなせいか全く記載なし…。
ということで、ネット予約時に受託手荷物15キロ分だけ追加し(6.79米ドル)、実際にトライしてみることに(LCCは機内持ち込み手荷物7キロ分だけ無料で、受託荷物は追加料金制が大半)。
サーフボードという事で追加料金を取られることもなく、何ら問題なく預ける事が可能でした。
ちなみに、LCCは航空会社によって重量チェックが厳しい場合があり、今回の僕はスーツケースとサーフボードバッグを合わせて16キロだったのでヒヤヒヤでしたが、計4回利用したベトジェット航空で重量をチェックする事はありませんでした。
この点は対応するスタッフ次第の可能性が高いので、規定重量以内にしておいた方が精神的にも楽です。
ベトジェット航空については一点だけ懸念事項として、乗客のマナーが悪いとのネット情報もあったのですが、4回の利用で特段問題はありませんでした。
マナーについては乗り合わせた乗客次第と言えるのですが。
まとめ
ベトナムサーフィンの主要エリアであるダナンにおいても、数えるほどのサーファーしかいなかったので、ベトジェット航空でサーフボードに関する規定がないのも現地に行ってみて納得しました。
ただ、今後サーファー人口が増えればポリシーの変更(値上げ)もあり得るので、利用する際は最新情報のチェックを必ず行ってください。
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*ダナン行きのフライト