日本国内から比較的短時間のフライトでアクセス可能となっている東南アジアのベトナム。
直行便利用で関東発着ならば、羽田空港からベトナム首都のハノイまでは、往路が約6時間、復路が約4時間半ほど。
そんなベトナムの中部にあたるダナンはサーフィン可能エリアであり、ローカルサーファーもほとんど存在しない事から混雑とは無縁との情報を得たので興味を持ちました。
今回の記事は、羽田空港や成田空港発着となる関東からベトナムへの直行便におけるサーフボードチャージ(2018年1月時点)に関する内容をお届けします。
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サーフボードチャージとは
サーファーが口にするサーフボードチャージとは、いわゆるサーファー用語です。
飛行機を利用する際にチェックインカウンターで預ける荷物(スーツケースなど)は、受託手荷物(英語:check-in luggageもしくはcheck-in baggage)と呼びます。
受託手荷物はどの航空会社でも規定サイズや重量が定められていて、サーフボードは基本的に規定外となるオーバーサイズ。
そのため、大半の航空会社では追加料金の対象となる事からサーフボードチャージと呼ばれています。
サーフボードチャージに該当する名称は、航空会社によって異なるものの「超過手荷物(英語:oversized luggage)」と呼ばれることが多いです。
ちなみに、航空会社によってはサーフボードチャージが無料の場合がありますが、世界的に見ると追加料金を払うケースが大半。
サーフボードバッグは長さを問わず飛行機に乗せられるわけではないので、利用予定の航空会社が指定している長さは事前のチェックを忘れないで下さい。
羽田/成田空港からベトナムへの直行便を運航している航空会社
羽田/成田空港からベトナムへの直行便のフライト時間を考えれば、いくら経由便の方がフライト料金が安上がりになるとは言え、個人的には直行便の一択でした。
ベトナムへの直行便は羽田空港と成田空港のフライト情報をチェックすると、ベトナム航空、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)に加え、アメリカ系航空会社がありました。
ただし、海外エアチケットサイトで検索している時に直行便で表示される航空会社はベトナム航空、JAL、ANAばかりだったので、この3社に絞った情報をお届けします。
ベトナム航空
日本からベトナムへの国際線において、サーフボードはスポーツ用品として預ける事が可能となっています。
ベトナム航空がサイトで掲載しているサーフボードポリシーは以下の通り。
出典:ベトナム航空
どの航空会社でも共通しているのですが、フライトの区間によってサーフボードチャージは異なり、ベトナム行きは「ゾーンB内またはBとAの間」に該当します。
当区間の場合、周囲の合計(3辺の和)が277センチ以内ならば125ドル、277~292センチ以内ならば175ドルとなります。
JAL
JALもベトナム航空同様にサーフボードチャージは掛かり、公式サイト掲載のサーフボードポリシーは以下の通り。
出典:JAL
ちょっと情報がざっくりし過ぎていて、長さや重量に関する情報が一切ないのですが…。
少し調べると、現在インドネシア行きのフライトに関しては2018年3月31日までサーフボードの無料キャンペーンを行っているとのこと。
キャンペーン内容に目を通すと、長さや重量に関するポリシーが記されていて、同じアジアへの国際線なので同様と思われるので記しておきます。
・長さは3メートル以下
・重さは23キロまで
上記ポリシーがベトナム行きのフライトで適用となるのか断言はできないので、実際に利用される際は事前のご確認を忘れないで下さい。
ANA
ANAに関しては嬉しいことにサーフボードチャージが掛かりません。
ANAのサーフボードポリシーは以下の通り。
出典:ANA
上記の通り、3辺の和が292センチ以内であれば「サイズ超過料金の適用なし」ということなので、通常の受託手荷物と変わらない扱いというわけです。
エコノミーでの無料手荷物は23キロなので、23~45キロの場合は超過料金の対象になるのでしょう。
ただし、3辺の和が203センチを超える場合は事前連絡が必要という事なので、サーフボードバッグを持ち込む場合は忘れないように。
まとめ
直行便の中でANAのみサーフボードチャージが無料という事なので、サーファーならば現時点においてはANAの利用がベストでしょう。
以前の情報などを調べていたらANAもサーフボードチャージが掛かっていたそうなので、ポリシーが変更になったのかと思います。
最後に、サーフボードチャージに関してはライバル航空会社も追従することが多いので、利用時には最新情報の確認を忘れないでください。