昨晩レンタルバイクを手に入れたので、朝一からサーフィン可能となった今日は5時台に起床。
この時期の朝は、温暖な東台湾とは言え極端に緯度が低いわけではないので、日本同様に午前6時前辺りから徐々に明るくなってくるといった感じです。
外気は、日中は半そでにボードショーツで問題ありませんが、朝夕はローカルでも長袖を一枚着ているといった感じで、朝一のサーフチェック時にバイクに乗っていると、ネルシャツ一枚では少し肌寒いほどでした。
サーフボードなどのサーフグッズを置いている倉庫のような場所に向かうと、台湾人レジェンドといった風貌の白髪ロングヘアーのサーファーがすでに準備中。
昨日もレジェンドとは顔を合わせていて「ハーイ」と挨拶を交わすのみでしたが、同じサーファー同士ということで、東台湾のサーフ情報を教えてもらうことに。
レジェンドと話してみると、なかなか英語での会話がスムーズに行かず(互いに流暢でないため…)、少しすると気付かされたのは、レジェンドが日本人だということ(笑)。
台湾人と日本人の見分けが難しい上、サーファーは日焼けしているのでなおさら見分けが付きません…。
そのレジェンドを勝手にマスター(仙人)と名付けたので、ここからの表記はマスターで。
マスターは、定年退職後に独身で自由なため、東台湾に来る前はオーストラリアに数か月滞在していたりとアクティブな方で、色々と興味深い話を聞かせてもらいました。
そんなマスターの勧めで向かったサーフスポットは河口の東河(Donghe《読み方は「ドンフー」やら「ドンハー」やら不明でローカルと話す時は「リバーマウス」で通じました》)。
癖がなく乗りやすい波質のスポットということですが、この日はサイズが腰~胸くらいしかなく、この日の波はあまり良くありませんでした。
取りあえず入ってみて1時間半ほどするとオンショアが強まり、さらにコンディションが悪化してきたので東台湾での初サーフを終了。
この河口はボトム(海底)が玉石となっていて、インサイドはドッカンと水深がなくなるほどのショアブレイクとなるのですが、初スポットということで何も考えずに上がる時にインサイドまで乗り継いで玉石をコロコロと転がってしまいましたが…。
あ、バイクのメットインの鍵が壊れていて閉まらなかったため、カメラを持っていかなかったので写真はありません…。
東台湾でのサーフィンの話をすると、僕が訪れた10月後半はシーズン入りしたばかりの時期で、このシーズンは北東からの季節風が吹きやすい季節です。
つまり、東に面した東台湾のサーフスポットはオンショアとなるのですが、風波によりコンスタントに波があるのでしょう。
この時期のイメージとしては午前8時前後からオンショアが強まり、夕方に弱まる時もあるので、朝一と夕方がメインとなりそうです。
ということで、セブンイレブンのイートインスペースで朝食を。
スペアリブが乗ったかなりジャンク系な丼ものですが、お腹が空いてる時には最高でした。
ちなみに、東河には日本人サーファーがよくトリップで訪れているのか、セブンイレブンではお会計時にレジ袋が必要かどうかの確認で「ふくろ」と聞かれました。
英語圏の国ではビニール袋を「plastic bag」と聞かれたりしますが、さすがに「ふくろ」と聞かれるとは予想もしていなかったので、思わず聞き返してしまいました(笑)。
その後は昼までダラダラし、昼過ぎには名物である肉まんを食べたりしてある程度時間が経ってから波チェック。
今回チェックしたのは朝行った河口より南に位置し、11月に開催されるQSイベント会場となる金樽漁港(Jinzun Harbor)。
ローカルによると昨日の朝はオーバーヘッドほどあったと聞いていたので楽しみにしていたのですが。
少しサイズが小さいかなといった感じでラインナップは無人。
この日は結局朝一の1セッションのみでサーフィンは終了することに。
サーフィンは不完全燃焼でしたがレジェンドと一緒にサーフしたり、同じ宿にステイしている旅人サーファーのコージ君と会話をしたりと、僕は旅先で日本人サーファーと出会うことが少ないのでレアな交流を楽しませてもらいました。
また、午後の波チェックでは借りてから24時間も経っていないレンタルバイクのエンジンが金樽漁港で掛からなくなり、現地の方にヘルプしてもらったりとハプニングは絶えません。
波予報をチェックすると明日から少しづつサイズアップの傾向。
そろそろ台風22号からのスウェルも今後は期待できそうなので、もしかして旅後半にはエピックコンディションとなるかも!?