波が厳しいのは知りながら、とりあえず起床後の波チェック。
明日からはさらにサイズダウンが続いて、スウェル予報ではフラットの表示が…。
となれば、サンフアンに滞在している意味がないので、宿にサーフボードバッグやスーツケースといった大きな荷物は預け、バックパックのみで旅に出ることに。
一応宿のチェックアウトは12時なので、それまでは滞在。
朝食は胃に優しそうなヌードル。
値段は確か70ペソ(約150円)くらいだったような。
そんなこんなでチェックアウトタイムになり、バス旅となるのでバスターミナルのある隣町のサンフェルナンドへトライシクルでゴー。
まず、最初に向かったのはバギオ。
フィリピン人講師による格安の英語学校がある町として名前だけは聞いたことがあったので、なんとなく向かってみることに。
全く知識がなく訪れたのですが、バスでの移動時から薄々は気付いていました。
標高が高いと言うことを。
バスから眺める景色は最高でした。
到着してから知ったのは標高1,400メートルほどのエリアということで気温が低い…。
日中の最高気温で25度に届かないくらいで、最低気温は15度くらいまで落ちたりと一般的なイメージのフィリピンじゃない。
しかも、僕の服装は長袖はネルシャツ1枚のみで、ズボンはハーフパンツ。
で、宿にはエアコンがあるけど暖房はなく、ベッドにある掛けふとんは薄いシーツのみ…。
そんなバギオでは330ペソ(約720円)のサムギョプサルの食べ放題を食べたり、井の頭公園みたいな公園に行ったりとリラックス。
寒かったけど…。
朝コーヒーを飲みたくて、近場のセブンイレブンに行くと停電、少し離れたセブンに行くとコーヒーメーカーが使えずと、朝のコーヒーとは無縁の町でした…。
バギオの後に訪れたのはここ。
上記写真だけで分かる人は分かると思いますが、アジア有数の歓楽街と呼ばれるアンヘレスという町。
もともと米軍のクラーク空軍基地があったことから生まれた歓楽街で、米軍が撤退した今も歓楽街として残っているといった感じです。
実際に訪れた印象としては、メインストリートには韓国料理やハングル文字が多く目に付き、実際に韓国人の姿も多かったので、韓国人コミュニティと思えるほどでした。
欧米人の姿ももちろんあったのですが、驚くことに欧米系はほぼ高齢者のみという異質な光景が広がっていました。
アジアなんかだと歓楽街と言うとタイが有名ですが、タイは波が今一なので僕は訪れたことがなく、ナイトライフで有名なゴーゴーバーでさえ一度も訪れたことがなかったのでアンヘレスに来てみました。
一回来てみての感想は、もう十分かなって感じ。
僕はサーフィンの方が楽しいって思うから今後アンヘレスに来ることはないだろうけど、伝聞だけじゃなく実際に場の雰囲気を体感できたのは良かった。
新しい体験は常に新鮮でエキサイティングですね。
そんなこんなで、再びスウェルが入るタイミングに合わせてサンフアンへと戻ってくることに。
サンフアンへは1月26日の日没前の18時前辺りに到着。
前回滞在した宿で荷物を回収し、今回は異なる宿へ。
前回止まっていた宿は1泊が2,000ペソ(約4,400円)で、今回はポイントブレイクのモナリザ正面にあるモナリザリゾートで、オンライン宿泊サイトで3,000円台だったのです。
で、モナリザリゾートの看板通り従って移動していると、気付けばビーチに到着。
普通、宿にアクセスするにはビーチは通らずに裏手からエントリーできるよね…。
考えてもしょうがないので、必死にビーチを歩いているとマッサージのおばちゃんが手を差しべてくれました。
おばちゃんが「モナリザリゾートはこっち」と先導してくれ、辿り着いた先のレセプションでチェックインの手続き。
ただ、名前を告げても「予約が入ってないよ」と言われ、「はは、フィリピンらしいな」と思いながら予約確定書をスマホで見せるとなんと、僕の滞在予定のモナリザリゾートじゃなかった…。
マッサージのおばちゃんはローカルなのに、モナリザリゾートの隣の宿に連れてこられていました…。
そして今度は本当のモナリザリゾートに到着し、チェックインして部屋に通されるとなぜかファン(扇風機)ルーム。
僕が予約して予約確定書にも記載されているのは、エアコン付きのスタンダードダブルルーム。
どうやら、僕が予約に利用したのはオンライン宿泊サイト「アゴダ」で、モナリザリゾートが利用している仲介業者は「Zen Rooms」。
つまり、僕とモナリザリゾートの間には中間業者が2つも入っていて、どうやら伝言ゲームで話がねじ曲がった様子。
こっちとしては勘弁してほしいんだけど…。
結局、今夜はスタンダードダブルルームが空いてないからファミリールームのような部屋となり、明日はスタンダードダブルルームに移動という面倒くさい事になりました。
今夜の部屋はモナリザリゾートの中ではグレードの高い部屋のはずだけど汚い。
フィリピン人はそれなりに高額な値段を払い、これだけクオリティの低い部屋に泊まって納得してるのかな~!?
ベッドの寝心地も最悪だし、ここまで値段が高くてレベルの低い部屋は初めて。
しかも、WiFiも携帯の電波も部屋に入ると届かないし…。
マジで何なんだよ…。
すでに日も暮れていて、お腹は空いてないけどとりあえず散歩へ。
食事をしないからレストランに入るのもどうかなと思い、適当に歩いているとサリサリ(インドネシアのワルンのような小さな商店)を発見。
しかも、冷蔵庫で冷やしたビールが売っていて、お店の正面にはイートイン用のベンチとテーブルまで。
ということで、ここでビールを飲むことに。
ビールは一本ずつ購入したので、3回くらいレジでお会計したかな。
そんなこんなで、サイズアップしているはずの明日に期待して21時頃には就寝。