中南米を旅行する上でよく聞く話として挙げられるのが英語が全く通じないという点。
僕もその話を聞いていたので気掛かりでしたが、コスタリカ人の友達に聞いて見ると「全然英語喋れる人がいるから、英語だけできれば中南米旅は全く問題ないよ」と言われました。
その話は全く事実ではなかったのですが…。
今回の記事は、中南米への海外旅行において英語がどの程度まで通じるのかに関する体験談をシェアします。
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中南米で英語は通じるのか?

中南米において、旅行者が行く機会が少ないであろうマイナーな国で公用語が英語という僅かな例外はあるものの、基本的にはポルトガル語のブラジルを除いてはスペイン語が公用語の国だらけ。
僕が訪れたメキシコ、ペルー、ボリビア、エクアドルは全てスペイン語圏でした。
僕の旅の期間は4か月間で、基本的にサーフィンがメインの旅だったのでビーチ沿いのマイナーエリアを旅する事がほとんど。
つまり、一般的な観光旅行とは少し異なるエリアを訪れる事が多かった旅における体験談となります。
中南米の田舎のビーチタウンの場合

サーフエリアとしては、メキシコで2か所、ペルーで5か所、エクアドルで1か所の都市部から離れたビーチタウンに行きました。
英語がどのくらい通じるかと言うと、基本的に英語が通じないと考えておいた方が良いです。
もちろん、たまに英語を喋れる方に遭遇することはあります。
なのですが、宿の受付、スーパーのレジ、レストランでのオーダーと僕の見た目が明らかに外人と分かるアジア人であるものの、スペイン語で話しかけられたので英語を喋れないはずです。
地元民で英語を喋れる方に遭遇するのはごく僅かで、それよりも僕と同じくサーフィン目的で訪れているトラベラーの方が喋れる方がいた印象です。

ちなみに、英語がどのくらい通じないかについての興味深いエピソードがあります。
カフェなんかでオーダーの準備が出来たら名前を呼ばれますが、ペルーではKFCでも名前を確認されました。
僕の場合、名前を聞かれたら英語圏であろうと名前を行った直後にスペルを伝えます。
そしてKFCでもスペルを伝えたのですが、僕の対応をしてくれたスタッフにはアルファベットも伝わりませんでした。
もちろん、みんながみんなそのようなレベルだとは思いませんが、日本人の感覚としてアルファベットが通じないのは非常にショッキングでした。
中南米の観光地の場合

中南米ではメジャーどころでは、マチュピチュやウユニ塩湖といった観光地にも行きました。
基本的に観光地ではある程度英語が通じるので、観光地を巡る中南米の観光旅行であればスペイン語に悩まされるケースは少ないと思います。
唯一、レインボーマウンテンの現地ツアーを利用した時、ガイドはバイリンガルということでしたが、移動時のバス車内での説明を全てスペイン語のみでしていたのは少しストレスでした。
そしてスペイン語での説明後に、僕に「Do you have a question?」と聞かれる流れでした。
まぁ、なんとなく説明内容は予想が付いたので良いのですが。
まとめ

中南米で少しでもマイナーなエリアへ行くことを考えている方は、最低限のスペイン語は覚えて行かないと辛いと思います。
ちなみに、仲良くなかったカナダ人サーファーに「コスタリカ人の友達が中南米は英語でいけるって言ってたんだ」と話すと、「それはあり得ない」と断言していたので、英語が通じにくいと考えているのは僕だけではありませんでした。
特に買い物などで絶対に必要な数字などは覚えておかないと大変ですので、事前に練習しておきましょう。
帰国して1か月半経った現在、僕はすっかりと忘れてしまいましたが…。