個人での海外旅行で、いくつかの国を周遊する場合に問題になりやすいのが片道チケットでの入国。
フレキシブルな日程で旅する場合、入国先の国の出国日程など決まっていない事が多いため片道チケットで入国したいのですが、出国チケットがないと飛行機の搭乗拒否をされるケースがあるためです。
今回の記事は、4か月に渡りラテンアメリカを旅した際の片道チケットでの入国事情についての情報をシェアします。
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中南米での出入国ルート

まずは前回の中南米旅のルートは以下の通り。
日本→メキシコ→ペルー→ボリビア→ペルー→エクアドル→メキシコ→日本
上記のルートで、真ん中の「ペルー→ボリビア→ペルー→エクアドル」が陸路で残りは空路です。
陸路での出入国審査に関しては、何か質問されることもなくあっさりと手続きが済みました。
肝心なポイントは空路になります。
ここからは各ルートでの対応についてお届けします。
中南米での空路での片道チケット入国について

日本⇔メキシコ間はANAで往復チケットを取っていたので問題なし。
最初のハードルとなったのはメキシコ→ペルーへの移動で、このルートはLCCの直行便のボラリスを利用。
ボラリスのチェックインカウンターでは、ペルー出国に関しては何も聞かれる事なく手続き完了。
エクアドル→メキシコの移動時は、コロンビア経由となるアビアンカ航空を利用。
エクアドルの空港のチェックインカウンターで、メキシコ出国のチケットを持っているのか確認されました。
メキシコからは日本帰国のチケットがあったので、ANAのアプリから予約画面を見せました。
全て日本語記載だったので、理解できないと思いますがそれでスルーとなりました。
飛行機の片道チケット入国について

基本的に飛行機利用での関所となるのは、「航空会社チェックインカウンター」と「入国審査(イミグレーション)」のいずれか。
ただし、僕は入国審査で出国チケットを持っているのか確認されたことは一度もないので、出国前の航空会社チェックインカウンターが最大の山場だと思っています。
ちなみにですが、往復チケットを予約している方には無縁の話です。
片道チケットだと必ずしも帰りのチケットを確認されるというわけでもなく、ネットでの体験談を見ると同じ航空会社であってもスタッフ次第と言った印象を受けます。
どうしても片道チケットで出国することになった場合、航空会社としては出国チケットさえあれば搭乗手続きをしてくれます。
そのため、拒否された場合はその場で安い捨てチケットやフェイクチケットなどを予約したりといった対応が可能になるので、出来るだけ早く空港入りした方が無難です。
僕も以前に出国チケットがないとダメとなり、空港でチケット予約をしてから搭乗手続きしてもらった経験があります。
まとめ
出国チケットの確認は不法滞在の可能性を未然に防ぐためだと思いますが、正直言って真っ当な人にとっては厄介過ぎるルールと感じます。
なのですが、ルールはルールとして存在するので、ならばどうやって付き合っていくのか考え、上手い具合に交わす術を付ける必要があるかなと思います。