マレーシア/クアラルンプールの有名観光地「バトゥ洞窟」へのアクセスなど個人旅行情報

マレーシア旅行の観光において、クアラルンプール(KL《Kuala Lumpur》)滞在時に外せない観光地であるバトゥ洞窟(Batu Caves)。

バトゥ洞窟観光の良い点は、海外旅行に慣れていなくてもアクセスが簡単かつ安価であり、さらには入場料もかからないのでお手軽なためです。

今回の記事は、マレーシアKL観光で有名なバトゥ洞窟へのアクセスなどといった個人旅行向け情報をシェアします(為替計算は1リンギット=32円)。


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マレーシアの宗教とバトゥ洞窟

マレーシアと言えば、憲法上定められている国教がイスラム教。

イスラム教徒の割合は外務省のデータによると64%で、マレーシアのツインと言えるほど似ているお隣のインドネシアは9割近くがイスラム教徒ですがイスラム教は国教に定められていないのが興味深いところ。

ちなみに、マレーシアとインドネシアはそれぞれの言語を持っているものの非常に似ていて、マレーシア人とインドネシア人がお互いの言語で喋り合っても大半が理解できるとか。

話は脱線しましたが、そんなイスラム教色が強いマレーシアではあるものの、今回ピックアップしている人気観光地のバトゥ洞窟はヒンドゥー教の聖地。

KL市内からバトゥ洞窟への移動

バトゥ洞窟へのアクセスは、クアラルンプールの中央駅にあたる「KLセントラル」駅から直通便が運行していて、運行時間は30分ほどで片道チケット代は2.6リンギット(83円)。

僕はチャイナタウン付近に滞在していたので、利用した駅はバトゥ洞窟方面へKLセントラルの1つ隣の「クアラルンプール」駅から乗車して2.5リンギット(80円)でした。

ちなみに、この路線に関しては券売機でクレジットカード払いが可能でした。

バトゥ洞窟観光

「バトゥ洞窟」駅に到着すると、基本的に乗客は観光客ばかりなので流れについていけば数分ほどでバトゥ洞窟へと続く階段に到着します。

バトゥ洞窟への道中、多神教のヒンドゥー教エリアと言う事で色んな神様や猿がいます。

動物と宗教の結びつきとして、イスラム教の猫、キリスト教や仏教の犬、ヒンドゥー教の猿と興味深いです。

特にインドネシアの田舎に行くと、東南アジアでは当たり前な野良犬を見る事はほとんどなく、猫が大半になるので。

イスラム教徒が猫を好きな理由は、預言者のムハンマドが猫を寵愛していたためだとか。

目的地に到着するとそびえ立っているのが、破壊神で知られるシヴァ神の次男であるムルガン神像とカラフルな階段。

一段一段の高さが結構ある階段であり、尚且つ段数も長いので登るのは地味に疲れます。

この辺りまで来るとそこかしこに猿がいるので、スマホ、飲食物、小物などといった荷物は出来るだけカバンに入れて見えないようにしておきましょう。

猿にひったくられる恐れがあるためです。

階段を登りきると目の前に広がるのが、4億年前にできたと言われる鍾乳洞。

バトゥ洞窟の素晴らしいところは、知識がなくても目で見て楽しむことができる点でしょう。

今回でバトゥ洞窟は2度目だったのですが、このスケールの大きさはヒンドゥー教への信仰心がなくても見応えがあります。

帰りは水分補給でココナッツジュース。

常温ココナッツが6リンギット(192円)、冷えたココナッツが7リンギット(224円)と観光地なのに良心的な値段でした。

ジュースを飲み終えたココナッツは頼めば割ってくれるので、中身の果肉を食べる事もできました。

まとめ

イスラム教の国でヒンドゥー教の聖地と言うのは不思議な感じがしましたが、よく考えればインドネシアの世界遺産になっているボロブドゥール遺跡(仏教)やプランバナン寺院群(ヒンドゥー教)も同じですね。

カラフルかつ鍾乳洞となかなかユニークなコンビネーションなので、クアラルンプールを訪れた際は足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、KLセントラル駅からアクセスする場合は下記リンク先のポークヌードル屋に寄るのもお勧めです。

クアラルンプールのKLセントラル駅近くにあるポークヌードルのお勧め店

2024年3月25日