原因は海外旅行でのスキミング!?セディナカードで不正利用されたケース

複数枚のクレジットカード所有者であれば、状況に応じてクレカの使い分けをしていると思います。

僕も同じで海外に行っている時のみ利用するクレカがあり、そのクレカの一枚がセディナカード。

海外キャッシングの繰り上げ返済ができる数少ないカードとして有名で、僕は海外キャッシングや海外滞在時のネット決済でメインカードが使えない時などに代用しています。

そのセディナカードで身に覚えのない請求をされることに。

今回の記事は、セディナカードで不正利用された時の手続き方法などといった対処の流れ全体の情報をシェアします。


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セディナカードの不正利用に気付くまで

5~6月の海外滞在から帰国して1カ月半ほどした頃、毎月恒例となっているセディナカードから請求額確定のメールが届きました。

帰国から1カ月以上経ていると言う事で請求額は0円のはずですが、念のためサイトから請求額を確認することに。

すると600円ほどの身に覚えのない請求がありました。

利用先となっている「APPLE COM BILL」をネット検索すると、アップル製品のサービスやコンテンツに課金した時の請求名とのこと。

ってか、アップル製品使ってないし…。

10年以上前にiPhone使ってたけど互換性の乏しさに落胆して、ここ10年以上はandroidユーザー。

iPhone所有時はセディナカードを発行していなかったので、当時のiTunesなどのアカウントにセディナを紐付けていた可能性もゼロ。

必ず聞かれる「ご家族の方が利用した可能性は?」と言うセリフがありますが僕は独身。

と言うことでセディナに連絡することになりますが、この連絡が一筋縄に行きませんでした。

不正利用の問い合わせへ

まずはセディナ公式サイトの「よくある質問」から「不正請求」と検索すると、「自分で直接利用先に連絡して確認するように」と記載されていました。

ただ、僕の場合はアップル製品の会員でもないのでどうする事もできないので、セディナのアンサーセンターへと電話することに。

この電話が非常に厄介だったのですが…。

サイトで連絡先を確認すると利用方法が掲載されていて、音声案内に従って番号を押していき、目的の部署なりのオペレーターに最終的に繋がる流れ。

サービスコードと呼ばれる番号は8番まであり、1~7までは問い合わせ目的が明確で、8番が「その他問合せ」。

不正利用はどのサービスコード内の内容にも該当しなかったので8番なのですが、実際に電話すると音声案内のサービスコードは7番止まりで「その他お問い合わせは8番」との音声が流れない。

何度連絡しても音声案内は7番止まりだったのですが、もしやと思いシークレットコードのような8番を押すと「その他問合せ」に繋がりました。

よっぽどオペレーターに繋げたくないのでしょうね。

そしてようやくコール音が鳴り始め、オペレーターが電話に出たのは40分以上経ってから…。

後で通話時間を確認するとトータルで1時間10分弱で、僕が連絡したのは混雑状況予想が最も緩い時間帯。

僕はフリーランスなので電話をスピーカー状態にして仕事をしながら待ちましたが、サラリーマンの昼休みなどでは厳しいかもしれません。

また、問い合わせ番号がフリーダイヤルではなく市外局番なので、普通の電話ならばかなりの通話料金になるでしょう。

僕は楽天モバイルユーザーで、通話料無料の楽天Linkを使っていたので問題なかったのですが。

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2022年6月20日

オペレーターとのやり取り

何はともあれ、電話が繋がってまずは本人確認をし、それから事情説明。

すると、アップルの問い合わせ番号を教えられ「自分で直接利用先に連絡して確認してほしい」と言われました。

だけど、僕はアップル会員でもなくアップルとしては本人確認もできないので、金銭に関する個人情報など開示するわけはない。

また、僕とアップルを繋ぐのはセディナカードのみで、と言うことは相手が請求の内容を調べるには僕のクレカ番号が絶対に必要。

でも、自分が会員でもないところにクレカ番号を教えたくないですよね。

上記のような事をオペレーターに伝え、何度か同じやり取りの繰り返しを経た後、ようやく不正利用の手続きを行うとなりその場は終了。

カードの再発行へ

最初の連絡をした時、7月半ばに600円ほどの不正利用があり、8月上旬に再びアップルで3,000円台の新たな不正利用が発生。

そしてこちらから不正利用の連絡をしてから1週間後にセディナから連絡があり、カードを停止して再発行しても良いかとの内容。

実は新たに不正利用が1件増えていたのです。

本来ならば、不正利用の連絡時にカード停止して再発行の流れになるはずですが、僕は長時間待機ですっかり忘れ、その時のオペレーターも忘れていたようです…。

カード再発行のタイミングで告げられたことは「調査の結果、不正利用ではなかった場合は連絡する。不正利用だったら7月分の立替払い分の返金をするだけで連絡はしない。8月分の不正利用は請求を停止する」との事でした。

また「3~4か月連絡がなければ不正利用だったということになります」とも言われました。

不正利用と認定へ

上記の連絡から半月ほどが経ち、なんとなくセディナの会員ページを確認すると立替分は今月に返金されるとのこと。

つまり、半月ほどとあっという間に不正利用であったことが認定されたようです。

まとめ

今回は海外でしか利用しないセディナカードだったからこそ、不正利用に気付いたとも言えます。

メインカードだと項目が多いので見落とす可能性がありますし…。

ちなみに、カードの再発行料を支払うことになると思っていたのですが明細には乗っていませんでした。

まぁ、こっちは犯罪に巻き込まれた立場なので当然なのかもしれませんが。

無事に解決したのは良かったのですが、一時的に立て替えた金額がもしも限度額マックスくらいだったと思うとゾッとします…。