海外滞在でのホテルとアパートメントの違い!ヨーロッパでの体験談など

Airbnb(エアビーアンドビー)のおかげで一般的に浸透するようになったと言える民泊。

民泊と言うと海外ではホテルではなくアパートメントと表現される事が多く、日本では民宿があるので民宿を連想する方もいると思いますが全くの別物と言えるレベルです。

この民泊ですが、エアビーだけでなく最近では宿泊サイトの「AGODA(アゴダ)」などでも取り扱いが増えています。

ただし、ホテル利用とは異なる点などもあると言いますか、民泊の方が手間がかかります。

今回の記事は、先日のヨーロッパ旅行で利用したミラノとバルセロナでの民泊利用時の体験を踏まえた情報をシェアします。


スポンサーリンク

コンテンツ

海外における民泊とは

日本人としてはどうしても民宿を連想するかと思いますが、民泊は貸し出しを専門にした物件のようなイメージです。

そして管理者は物件オーナーの場合もあれば、管理会社が間に入っている場合もあります。

ホテルとアパートメントの違い

大きな違いは2つあり、1つ目はホテルだと基本的にフロントスタットが24時間駐在している点。

フロントスタッフがいる利点としては、何時であろうがチェックインできますし、トラブルが発生したらすぐに対応してもらう事が可能。

もう1つの違いは、ホテルはスイートルームなどと言った高額な部屋を除くと基本的に1ルームで狭いのですが、アパートメントは住民向けなので基本的に広くキッチンなども完備されているケースが大半。

イタリアとスペインでのアパート滞在体験談

イタリアのミラノとスペインのバルセロナで今回はアゴダを通してアパート滞在しました。

そこでそれぞれの滞在までの流れの事例を紹介していきます。

ミラノのアパートメント

通常アゴダといった宿泊サイトを利用してホテルに滞在する場合、予約後に相手とメッセージのやり取りをするケースはレアだと思います。

僕も僻地への旅で空港からのタクシー依頼などといった特殊なケースを除くと、やり取りすることはまずないですので。

なのですが、アパート宿泊になるとあります。

今回のケースでは、チェックインする日の数日前になると「何時頃に到着予定ですか?」と来ました。

ここのチェックインが15時以降となっていたものの口コミを見ると17時以降だと追加料金が必要とあったので、貸手の都合主義となっていましたがスペインも似たような感じだったのでヨーロッパでは普通なのかもしれません。

その後はオンラインで契約書にサインしたり税金の支払いがあったり(ヨーロッパでは市税などの別途払いがある)、室内への入り方の指示書などを読んだりと色々とあり、全てのメッセージや文書は英語。

つまり、ある程度は英語を使わなければならないと言うハードルがあります。

室内に入るのはセルフチェックインとなり、まずアパートの玄関を開けるには特定サイトで「OPEN」をタップして開け、その後の室内への鍵は教えられた暗証番号でオープン。

チェックインさえできれば問題なく、後は相手と一切のやり取りはなくチェックアウトに至ります。

注意点として、チェックアウトの際の指示書もあるので目を通しておく必要があります。

ミラノのアパートの場合は、使用したタオルを洗濯機に入れないで下さいやゴミの分別といった内容でした。

ちなみに、ミラノで滞在したアパートは少し値段を抑えようと思い、最大の観光地であるドゥオーモから地下鉄で5分と言う環境。

それでも2万円ほど掛ったのですが立地は十分でした。

AGODA:「Alessia’s Flat- Porta Romana M3

バルセロナのアパートメント

結構面倒だったのがバルセロナのアパート。

バルセロナではベランダからサグラダファミリアが見えるという立地最強なアパートに滞在し、そのアパートは管理会社が運営していました。

こちらもまずは「何時頃に到着しますか?」とメッセージが届いたので、「21時にバルセロナ空港に到着したら直接向かいます」と返信。

その後はオンラインで市税や聞いていなかったデポジットの支払いがあったり、契約書へのサインなどがありました。

デポジットについては少し納得のいかない点があったのですが。

満額返金されたスペイン宿のデポジットが為替レートで2,000円ほど損することに…

2023年10月10日

そして大変になったのが、チェックインは20時までと告げられたメッセージ。

これが全てのドアが暗証番号で開けられるなら問題ないのですが、この宿は鍵を使うアパートだったので鍵を受け取る必要がありました。

そこで管理会社の事務所が滞在宿から1キロほど離れた場所にあるから、そこに行って鍵を受け取るように指示されました。

その指示書によると、オフィスの入っている建物のドアを暗証番号で開けて扉を開き、同オフィス入り口にある私書箱を指定の暗証番号で開ければ鍵が入っているとのこと。

と言うことで、まずはバルセロナ空港でタクシーに乗りドライバーに2か所行って欲しいと告げ最初にオフィスへ。

オフィスではなんとか鍵をゲットしたのですが、滞在宿のルームナンバーに関する情報が無い…。

唯一記されていた情報が「6to-2da」。

おそらくこれがルームナンバーだと想定したものの、確信がないので何かあった時にいつでも対応してくれる番号を教えてもらっていたのでメッセージを送信。

そのメッセージの返信は翌朝でしたが…。

とにかく「6to-2da」をめちゃくちゃネット検索し、タクシードライバーにも「6階の2号室だよね?」と確認すると「そうかもしれない」と曖昧な返答。

でしたが、その予想が正解で無事に部屋に辿り着くことができました。

ちなみに、この宿はチェックアウト時の指示ではゴミを外の通りにあるゴミ箱に捨てるようにといった指示がありました。

まとめ

こう書いてみると、アパート滞在は結構面倒くさいですね。

なのですが、部屋からサグラダファミリアを見れるレベルのホテルになると4万円以上など当たり前ですが、滞在したアパートは3万円台前半。

また、僕は2人以上で滞在する時はホテルの狭さが好きではないのですが、バルセロナで利用したアパートは3ベッドルームで80㎡台と贅沢な空間でした。

ミラノは少し狭かったものの、それでも50㎡台だったので2人での滞在では十分すぎるほど。

好みは分かれると思いますが個人的にはアパートはお勧めで、本当に最高だったサグラダファミリアを常に観賞できた滞在アパートメントは以下となります。

AGODA:「サグラダファミリアが見えるアパート