アイスランドのアルコール事情!お酒の購入場所やビールの値段比較など

海外旅行で僕が必ず飲むアルコールはビールなのですが、ネット情報によるとアイスランドに関してはアルコールの扱いが少し特殊だとか。

酒税が高い事や禁酒時代があったことに起因しているようで、空港の免税店での購入が推奨されていました。

今回の記事は、アイスランドの主にビールについてのお酒事情に関する情報をシェアします。


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アイスランドの過去のアルコール事情

禁酒法と言うとアメリカを真っ先に思い浮かべる方が多いと思いますが、アイスランドではアメリカより早く禁酒法時代が1915年からスタートしたそうです。

ただし、貿易絡みの事情から禁酒法が段階的に解除されていったものの、ビール(2.25%を超える度数)だけは長らく解禁されず、ビール解禁となったのは1989年3月1日とのこと。

上記で2.25%と言う数字を挙げましたが、禁酒法の対象であったのが2.25%を超えるアルコール度数だったと言います。

アイスランドでお酒を購入できる場所

日本であればスーパーマーケットやコンビニなど基本的にどこでもお酒を購入することは可能なのですが、アイスランドでは「Vínbúðin」と言う専売のアルコール飲料専門店もしくは空港の免税店のみ。

同専門店はレイキャビク市内であっても複数店舗あります。

ちなみに、先ほどアルコール度数2.25%という数字に触れましたが、2.25%以下であれば禁酒法時代におけるお酒に含まれないようで2.25%以下のビールはスーパーやミニマートなどでも販売していました。

ガソリンスタンドに併設している売店でも売っていたほどです。

この低アルコール飲料の値段ですが、購入する場所によって3倍以上の価格差があったりとメチャクチャで、お勧めなのは格安スーパー「BONUS(ボーナス)」。

一例として、500mlのピルスナーという2.25%ビールがボーナスでは約130円、レイキャビク市内のミニマートでは440円でした。

ほぼノンアルコールビールで400円は高いと感じるのは私だけではない事でしょう。

「Vínbúðin」でのビールの値段

値段は一般的な350mlビールが、概ね300~500円ほどといったところ。

同専門店で僕が実際に購入したビールとレシートは以下の通り。


上記レシートを見ると分かりますが税金として掛かっているのは11%なので、空港の免税店であればこの11%が免除となります。

短期間滞在の旅行者でがぶ飲みするわけでもなければ、ビールに関してはそれほど税負担が大きいというわけでもありません。

ビール以外のアルコールの値段は確認しませんでしたが、蒸留酒を好む方は1.5リッターまでは免税なので日本から持ってきた方が安く済むと思います。

アイスランドはそもそもの物価が世界トップレベルと高いので。

空港免税店のビールの値段

免税店では多くの方がお酒を購入していました。

僕はウイスキーを1リッター持ってきていたので、結果的に免税店でアルコールは購入しませんでしたが。

免税店では基本的にビールはケースや箱買いとなっていて、500mlビールが300円台で売っていたりと比較的安い値段設定でした。

ちなみに、免税店で購入できるお酒の量は無制限ではなく、免税対象の量は以下に規定されている通り。

免税は表に記された組み合わせで6ユニットまでとなっていて、22~55%の蒸留酒ならば1.5リッターまで、ビールなら500mlの6本パック×6までといったところ。

まとめ

アイスランドはとにかく物価が高く、しかもクレジットカード決済ばかりなので後に合計金額に引いてしまうことも。

現地でローカルビールを楽しみながら、多少なりともお酒を持ち込むこともお勧めします。