飛行機に乗って旅行へ出掛ける時、少し混乱してしまうバッテリー系の扱い。
と言うのも、モノによって預け荷物となるスーツケースと言った受託手荷物に入れてはダメなケースがあるためです。
ただ、出来るだけ荷物はスーツケースに詰め込んで、機内持ち込み荷物は軽くしたい。
今回の記事は、ANAを例に飛行機でのバッテリー関係の取り扱いに関する情報をシェアします。
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ANAを例に挙げる理由
たいていの航空会社のポリシーは似通っているので、正直言ってどの航空会社でも良かったです。
にもかかわらず、ANAを選んだのはANAは国際線であろうがサーフボードチャージを課さないサーファーフレンドリーな会社のため。
ボードチャージで片道1万円の航空会社ならば往復で2万円かかるので、航空券の値段比較をする時にANAはボードチャージ無料だと頭の片隅に入れておくとトータル料金での比較ができます。
バッテリー関係のアイテムとは
これは2種類あり、1つはバッテリーを内蔵した電子機器、もう1つはまんまといった感じのモバイルバッテリーです。
バッテリー内蔵電子機器は、僕の場合はノートパソコン、タブレット、bluetoothスピーカーなどがあります。
モバイルバッテリーは、まんまモバイルバッテリーに加え、僕ならばGoProやドローンの予備を含めた複数のバッテリーなども含まれます。
バッテリー内蔵電子機器の扱い
内蔵バッテリーが以下の容量を超えない場合、機内持ち込み/預け荷物のどちらに入れても問題ないとのこと。
リチウムイオン電池:160Wh以下
この「Wh」を求めるための計算式と実例は以下となります。
*1000mAh=1Ah
例)27 Wh = ( 2500 mAh ÷1000 ) x 10.8 V
僕が上記した一般的な電子機器であれば規定量以下となります。
実例として、僕は衝撃などで故障したら困るノートパソコンやタブレットなどといった精密機器は機内持ち込みとして、それ以外は預け荷物となるスーツケースに入れてしまいます。
モバイルバッテリーの扱い
最もトリッキーなのが予備バッテリーを含むモバイルバッテリーの扱いで、容量に関係なく預けることができないので全て機内持ち込み。
預ける事ができない理由は、見えない場所で発火するリスクがあるためで、実際に2016年、サムスン製スマホがアメリカの航空機内で発火した事故が起きています。
容量別の機内持ち込みの取り扱いは以下の通り。
100Wh以上160Wh以下のもの:2個まで
160Whを超えるもの:持込不可
ちなみに、僕のモバイルバッテリーはノートパソコンに給電できるほど大容量でゴツい20,000mAhですが、それでも容量は70Whほどなので、100Whを超えるバッテリーは相当なサイズだと思います。
僕が上記したバッテリーはどれも100Wh以下なので個数に関しては無制限であり、軽く数えても各撮影機材の予備バッテリーなど計10個以上を持ち歩いています。
注意点として、僕はドローンはスーツケースに入れてしまうのですが、ドローンのバッテリーは取り外しできるので、スーツケースに入れる前に取り外して機内持ち込みにする必要があります。
まとめ
僕の場合、あまりにも多くのバッテリーを所持しているため、八丈島の空港の保安検査場でバックパックの中身を全部出すように言われたことがあるほど。
なにはともあれ、基本的にバッテリー単体は預け荷物に入れてはいけないと覚えておけばほぼ問題ないと思います。
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参照サイト「ANA」