2022年6月1~13日まで滞在したインドネシアのジャワ島チマジャ。
チマジャのメインブレイクは週末になると日本人サーファーだらけとなり、その理由は首都ジャカルタから近いので駐在員サーファーが集まるためです。
その影響なのか、かつてサーフトリップを専門にした旅行代理店がチマジャへのパッケージツアーを扱っていたためなのか、多少の日本語を喋るローカルもいるエリアです。
そんなチマジャは2022年5~7月に2カ月滞在したインドネシアトリップで最初に訪れたエリア。
今回の記事は、ジャワ島チマジャのサーフィン情報からアクセスや宿などといった旅情報全般をお届けします。
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ジャワ島チマジャへのアクセス
ウエストジャワと呼ばれるジャワ島西部に位置するチマジャ。
実際の場所は以下となります。
チマジャへのアクセスでインドネシアの玄関口となるのはスカルノハッタ国際空港で、首都ジャカルタから近いので日本からは直行便が飛んでいて7時間半ほど。
目的地がチマジャのみであれば、アゴダや【Booking.com】といった宿泊サイトで予約したチマジャでの宿泊先やサーフガイドなどにタクシーチャーターを事前に依頼しておき、空港から直接チマジャへと向かうのが一般的。
空港からチマジャまでは渋滞に巻き込まれなければ3時間ほどのドライブと、近くなければ遠くもないといった距離。
タクシーチャーターの料金はコロナ前で100万ルピア(当時のレートで約8,000円)前後ほどで、現在の価格は僕は今回利用してないので分かりませんが、世界的な物価上昇で諸々の物価が高騰していたので、多少上がっていると思います。
ちなみに、料金はタクシー1台にかかるので、2人で利用すれば1人辺りの料金は当時で4,000円くらいとなります。
僕は以前、空港から配車アプリ「グラブ」を使おうとしましたが、空港からチマジャ行きは利用できなかったので諦めて空港タクシーを使うと、チマジャで依頼するタクシーチャーターの倍近い料金を取られたので、事前予約は必須です。
ジャカルタ市内であればチマジャへの移動はグラブでのアクセスが利用可能となり、チマジャで頼むタクシーチャーターの約半額(チマジャのドライバーが利用する車はレンタカーで、レンタカー代が加算されるため)。
僕は波予報をチェックしてからチマジャへ向かうので、サイズアップしてからチマジャに向かおうとジャカルタ市内でまずは滞在するケースが多く、グラブを使ってチマジャへ行きます。
ただし、今年はグラブタクシーで少しボッタくられたので、グラブ利用の場合は予防対策としてボッタくりの手口を下記リンク先から確認しておいて下さい。
ジャワ島チマジャの宿
これまでにチマジャスクエアとダウンダウンに滞在していて、今回は【Booking.com】で予約した宿「Bettah Coba」。
コロナ前であれば1,500円ほどで出ていたと思うのですが、宿泊費は約2,300円/1泊でした。
なぜか室内の写真や動画を撮影していなかったのですが、中身は定型的な安宿ですが部屋は広かったです。
チマジャで最もロケーションの良いと言える波チェック可能な宿は2つあり、CBC(チマジャビーチクラブ)とヌーダ。
ですが、CBCは残念ながらコロナ禍を耐えきれなかったのか閉鎖していました。
ジャワ島チマジャのインターネット事情
波が良いというだけで誕生したサーフキャンプとは異なり、たまたまローカルタウンでグッドウェイブがブレイクしていたチマジャ。
つまり、当初から人が暮らしていたエリアということで携帯の電波は一切問題ありません。
一方、宿のwifiは滞在先によりますが、僕はこれまで3か所に滞在していてどこも今一…。
チマジャスクエアと今回の宿はそもそも、部屋に電波が届いていませんでした。
ローカルの溜まり場となっている宿のダウンダウンはwifiをキャッチできましたが、回線速度が遅くて僕は現地で購入したSIMカードを使ってのテザリングで、ノートパソコンをインターネットに接続して仕事をしました。
ちなみに、インドネシアのSIMカード事情はコロナ禍の間で大幅に変わったので、興味のある方は下記リンク先から内容を確認して見て下さい。
ジャワ島チマジャのサーフィン
基本的にハード過ぎないので、一般サーファーに最適とあり僕も大好きなサーフエリアのチマジャ。
ハードではないのにバレルを巻いたり、ローカルはメジャーエリアほど擦れてなかったリ、ローカルタウンなので美味しいローカルフードを安価で楽しめたりとトリップ先として好条件です。
しかも、アクセスも比較的楽なのでお手軽なサーフデスティネーションと言えるでしょう。
これまでに当サイトでは何度も紹介しているので雑な説明になったのですが、初見の方もいると思うのでもう少し踏み込んだ説明を少しだけ。
ボトムは玉石のライトハンダーで、ローカル情報によると海から上がる場所によってはウニがたくさんいるから注意とのこと。
リーフブーツに関しては、波に巻かれた時にボトムに足を付いて蹴って浮上しようとする癖のないサーファーならば、履かないで問題ないと思います。
水温については、インドネシアは雨季(11~3月)になると水温が上がりボードショーツのみで平気ですが、乾季(4~10月)の朝晩は寒くて僕は基本的にタッパーを着ますし、スプリングがあっても良いかなくらいに思います。
ただし、今年は乾季でもやけに雨が降っていて、山からの土砂が川を通じて流れ込んで海水はまっ茶色に変色していましたが、その代わりに水温は暖かく朝晩もタッパーを着なくても問題なかったです。
実際の波については、記事ラストに動画を掲載しているのでチェックして見て下さい。
まとめ
インドネシアへのサーフトリップの経験があまりないサーファーにもお勧めできるサーフエリアのチマジャ。
ちなみに、ローカルタウンと言う事で早朝には大音量のアザーン(礼拝への呼びかけ)が鳴り響いたりとイスラム色が強いエリアなので、気になるのはイスラムで禁じられているアルコールが手に入るのかどうかと言う点。
アルコールはビールならば、外人向けレストラン(チマジャスクエアやヌーダ)や内密に販売しているローカルワルンなどがあります。
ただし割高となり、ビールの大瓶(620ml)で70k(約630円)ほど。
ちなみに、宿の室内で就寝前にまったりと飲みたい方はレストランで購入して持ち帰ることができます。
ビール以外のウイスキーやワインを飲みたい場合は、1リットルまでのアルコールのインドネシア持ち込みは免税なので日本から持っていった方が良いでしょう。
ジャカルタなどに行けばビール以外のアルコールも購入できますが、酒税はアルコール濃度に応じて上がるので、ウイスキーなど日本では考えられないほどの値段で販売されているので。
さて、土着ヒンドゥー教のバリ島とは全く異なる世界ですが、インドネシア全域では一般的なイスラム色の強いチマジャ。
興味のある方は訪れて見てはいかがでしょうか。