ジャカルタのスカルノハッタ空港に到着すると、大抵の旅行者はジャカルタ市内へと向かう事になるので必要となるのが移動の足。
値段の高い順に、空港タクシー、タクシー配車アプリ「Grab」、エアポートトレイン、バスとありますが、お勧めなのがエアポートトレイン。
ジャカルタは交通渋滞がひどい事でも知られていて、時間帯によっては空港から市内までの移動に2時間ほどかかることもザラと言います。
しかし、市内への移動でエアポートトレインのみは渋滞とは無縁なので、最も時間のロスがなく市内へと向かう事ができます。
今回の記事は、スカルノハッタ空港のエアポートトレインを実際に利用して見たので、体験談をシェアしたいと思います(2019年5月時点)。
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コンテンツ
エアポートトレイン情報
エアポートトレイン公式サイトに記されている停車駅は以下の通り。
AIRPORT
↓↑
BATU CEPER
↓↑
DURI
↓↑
BNI CITY
BNI CITYがジャカルタ中心地となるので、観光で訪れる場合はBNI CITYまで乗車することになるでしょう。
BNI CITY駅の場所は以下となります。
乗車料金は70k(600円弱)で、支払い方法はクレジットカード。
空港からBNI CITYまでの移動時間は46分。
時刻表はシンプルで、空港~BNI CITY間は始発が午前6時20分で終電が午後11時20分となっていて、30分おきの運行。
BNI CITY~空港間は始発が午前4時51分で終電が午後9時51分となっていて、こちらも30分おきの運行。
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エアポートトレイン体験談
ここからはスカルノハッタ空港から乗車までの流れを説明します。
空港で税関を抜けて建物を出て、向かう先は「Skytrain(スカイトレイン)」の標識。
スカイトレインとはターミナル移動に利用する無料の電車です。
標識通りに進めば、スカイトレイン乗り場に到着します。
スカイトレインの運行間隔は、僕が利用した時間帯は13分おきとなっていました。
エアポートトレインの駅があるのは、ターミナル1とターミナル2の間になります。
僕はターミナル3から向かいました。
スカイトレインを目的地で降車するとエアポートトレインの案内板が出ているので、指示通りに進めば迷う事はありません。
チケットは自動券売機で購入となり、スタッフがいて親切に購入方法を教えてくれます。
日本で電車を利用しているならば迷う事もないと思いますが。
ちなみに、エアポートトレインは2017年末に開業したので、ローカルであっても乗り慣れていないらしく、スタッフが手取り足取り使い方を説明していました。
購入したチケットは以下。
駅構内では電車が来るまでラウンジで待機となります。
電車が来ると、以下のゲートがオープンとなります。
僕はサーフボードを持っていて、マレーシアではエアポートトレインの乗車を拒否されたので心配していたのですが、サーフボードも問題ありませんでした。
ただし、タイのバンコクでもサーフボードを電車に乗せるのはNGと聞いた事があり、サーフボードを持っている場合、基本的にはタクシーかバスの選択肢が大半。
もしかしたら、ジャカルタのエアポートトレインもNGになる日がくるかもしれません。
サーフボードバッグは大きくて何が入っているのか分からないので、テロ対策なんですかね!?
車内の様子は以下の通りで、かなり空いてました。
USB充電も可能なようです。
到着したBNI CITY駅はこんな感じでした。
僕は当初からエアポートトレインの利用を考えていて、BNI CITY駅近くの宿を予約していたので、駅からは徒歩で宿へ向かいました。
駅から少し離れた宿を予約している場合、タクシー配車アプリ「Grab」を使っての移動がお勧めです。
まとめ
僕はこれまでジャカルタを訪れた際、空港から市内への移動はGrabを利用していました。
Grabを使っての空港から市内までは、利用する時間帯によって料金が変動するのですが大体100k(約800円)でした(Grabの場合は有料道路利用時は後払いとなり合計120kほど)。
2名以上での利用だとGrabの方が一人当たりの料金は安いのですが、渋滞に左右されないエアポートトレインは大いに利用価値があります。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。
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公式サイト「Railink」