日程の決まった短期旅行ではない旅人にとって悩みの種となる片道エアチケット(航空券)で国外に入国できるのか否かといった問題。
日程の決まっていない長期旅行者などであれば、予定が未定なので出国チケットは成り行きで取りますし、バス移動予定でそもそも出国航空券を持っていない方も多いはず。
今回の記事は、僕がエアアジア(Airasia)の片道エアチケットでマレーシアを訪れた際の情報をシェアします(2019年1月時点)。
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片道航空券で入国した理由
僕がマレーシアを訪れたのは、何も世界一周や長期旅行というわけではありません。
サーフィン目的で、あまりサイズのある波が入りにくいマレーシアのチェラティンというエリアで、サーフシーズン中に最もサイズがあるコンディションを求めてのこと。
漠然と一カ月程度と期間は決めていたものの、全てはスウェル次第だったので日本帰国のエアチケットはマレーシアで予約することにしました。
事前に調べた情報によると、「マレーシアは片道エアチケットで入国できる」や「マレーシア出国チケットがないと、片道チケットは発券してもらえない」と情報は交錯。
片道チケットでの入国が拒否される理由としては、観光ビザで入国して、ビザが切れた後に不法滞在される恐れを防ぐためだと思います。
エアアジアのチェックインカウンターでのやり取り
オンラインチェックイン済みだったものの、サーフボードバッグという預け荷物があるので羽田空港ではチェックインカウンターに向かいました。
よくよく考えれば、受託手荷物がなければチェックインカウンターに行く必要もないので、片道チケットでも日本出国時に何も言われることはありませんね。
とにもかくにも、僕の場合は受託荷物があるのでチェックインカウンターに行くと復路のエアチケットについて話が及び、「第三国への出国エアチケットがないと発券できません」とはっきり言われました。
そこで正直に事情を説明した上で(悪さをしないという意味で)、ネット情報でオッケーだったとの情報をチェックしていたので、「マレーシアからシンガポールに抜けるバスチケットを購入して代用できませんか?」と聞くと「今回は特別にバスチケットでも良いです」との回答を得ました。
そこですぐさまスマホからシンガポール近くのマレーシアの町からシンガポールに抜ける数百円のバスチケットを購入し、決済画面をエアアジアスタッフに見せることでマレーシア行きチケットを発券してもらえました。
ちなみに、海外のサイトではクレジットカード決済に加え、Paypal(ペイパル)決済も主流なので、海外に行くのならPaypal登録は必須です。
実際にシンガポールに抜ける今回のバスチケットはPaypalで購入しました。
マレーシア入国審査での対応
日本出国時にエアチケットを発券してもらっても、現地入国審査で復路のエアチケットを確認されることになれば、そこで入国拒否される場合もあります。
入国拒否されれば、そのまま日本へ強制送還となります…。
僕は2018年5月、そして今回の2019年1月にマレーシアに入国し、復路のエアチケット提示を求められませんでした。
というか、マレーシアの入国審査では入国審査官から滞在目的などの質問も一切なく、指紋の採取程度であっさり入国しています。
ちなみに、2018年5月のマレーシア入国はエアアジアのフライスルーでのことで、ちょっと特殊なケースなので興味のある方は下記過去記事をチェックして見て下さい。
まとめ
片道航空券での入国については、チケットを発券するスタッフのさじ加減といった感じで色々な例があります。
ただし、どんな例があるにせよ、エアチケットを無駄にしないためにも最悪のケースを想定するべきだと個人的には考えています。
今回の僕の場合はバスチケットで代用できましたが、対応するスタッフによってはダメだった恐れもあります。
例えば東南アジアであれば、バスチケットでダメならば近隣国へ抜ける安いLCCのチケットをチェックしておくなど、事前に調べておいた方がベターでしょう。
突然予想外の展開になるとパニックになってしまい、ベストな打開策を選べなくなってしまうので。
今回の記事が参考になれば幸いです。