朝一を逃したら夕方までサーフィンできなくなる可能性が高いので、6時頃には起床。
宿から見える海(サーフスポットではありません)のスウェルが小さくなっているので、期待はしないまま波チェックに向かう事に。
メインスポットである東河河口と金樽漁港の両方をチェックするものの、コンディションは厳しくて無人。
そろそろスウェルが入ってくるはずなので、10時頃に再びの波チェック。
すると金樽漁港ではそこそこ遊べるコンディションとなっていて、風が弱いためサーファーも集まっていました。
ただ、正直言ってそっこーで海に入りたいと思えるほどではなかったので、ランチを取ろうと宿近くのレストラン「Blacksmith’s Kitchen」へ。
ここはカレーを前面に押し出していたので、少し高めの120台湾ドル(約450円)というチキンカツカレーをオーダー。
僕は世界で一番中華料理が好きなので今回は食事を凄い楽しみにしていましたが、実は日本人好みの味付けになった日本の中華料理が好きなのかもと気付き、カレーを選んだわけです。
スパイシー(辛め)で注文したカレーの味は、まぁ至って普通でした(笑)。
食後、しばらくしてから宿に戻るとコージ君と会話している日本人が。
この人物こそ、今回の東台湾トリップを語る上で外せない存在となる「タマちゃん」でした。
色んな意味でハードコアなタマちゃんは昨夜の深夜便で台北入りし、台北駅で列車の始発を待ち、東台湾入りしてきたとか。
後に知ったのですが、台北から台東(東台湾)への列車と飛行機の料金は片道でわずか2,000~3,000円ほどの違い。
タマちゃん、次は飛行機にした方が良いよ!
さて、仕事をしながらサーフトリップしている僕やコージ君と違い、完全なるサーフトリップで訪れたタマちゃんは早速サーフしたいという事で、タマちゃんはコージ君を連れ15時頃に海へと向かう事に(コージ君は宿の無料自転車で移動していたので、タマちゃんがレンタルしたモーターバイクで二人乗り)。
僕も波チェックし、一人だったら入るかどうかは微妙なコンディションでしたが、二人が入るということで便乗しました。
入ってみると、波は思っていた以上のサイズが。
膝~腰と思っていたのにセットで胸~肩くらいあったかな。
東台湾は厚めの波が多いためなのか、金樽漁港なんかは少し高い位置からの波チェックとなるためなのか分かりませんが、嬉しい誤算として海に入ると見た目よりもサイズがありました。
ちなみに、ラインナップの水深はかなりあるので(初めてのサーフスポットでは潜って水深を確かめます)、波に巻かれてもボトムにヒットすることはないと思われるほど安全です。
水深があるということは、波が厚くなり、インサイドも水深があってショアブレイクがドッカンとブレイクするので上がりにくいというマイナス面もあるのですが…。
夕方サーフを終え、日が沈んで暗くなってからは宿で飲むことに。
今回ステイした宿は、ドミトリーと個室があるいわゆるバックパッカー宿で、一階は共有スペースとなっているので、宿泊者の多くが一階に集まります。
共有スペースは建物内と建物外があり、建物内ではコージ君がテレビに夢中。
中国語を勉強しているコージ君にとってテレビは学習の場でもあり、ワインを飲みながらのテレビ観賞で夜更かしが最高とのことでした(なんのこっちゃ)。
台湾では基本的に建物内での喫煙が禁止されているので、喫煙者は建物外の共有スペースへと自然と集まり、僕もタマちゃんも建物外へ。
さらにタマちゃんが僕と同じビール好きということで、自然と夜一緒に飲む時間が長かったのですが、本当にこんな人いるんだ!というくらい何に対しても物怖じしないタマちゃん。
小心者の僕としては羨ましい限りです。
酔っていようがいまいが、外人に対して普通に日本語で話しかけにいきますからね。
こんなヤバい人と出会うことはなかなかないでしょう(笑)。
タマちゃんとのストーリーはあまり書けないことが多いのですが、教訓としてビールは1日8本までとのタマちゃんルールが。
そのビールルールも今一意味が分からないのですが(笑)。
タマちゃんの言動に腹を抱えて笑わせてもらいながら、28日にピークに達する見込みの台風スウェルを狙うべくサーフスポットの話をしていると、あっという間に時刻は深夜近く。
明日は台風スウェルに反応するだろうけど、果たしてどんなコンディションとなるのかな!?