世界的に人気が高まっているタクシーアプリ「Uber(ウーバー)」。
東南アジアなどでは乗車時と降車時でドライバーが言い値を変えたりとタクシー料金のトラブルは後を絶たないので、Uberはとても便利なサービスです。
そのUberを実際にバリ島(インドネシア)で使ってみて、トラブルも体験したので情報をシェアします。
スポンサーリンク
コンテンツ
タクシーアプリ「Uber」とは
Uberとはスマホなどのアプリを利用したタクシーサービス。
アプリを起動すると自分の現在地がGPSで表示されるので、目的地を地図上で指定します。
目的地を設定すると、見積もり料金、推定移動時間、ドライバーが表示されるので、納得して配車依頼をすれば後はドライバーの到着を待つのみ。
海外でUberを利用する最大の利点は以下の通り。
・アプリの地図で送迎場所を指定するので現地語を話す必要なし
・料金はタクシー予約前に表示されるので明朗会計
・料金の支払いは事前にアプリに登録したクレジットカード払い
・通常のタクシーよりも料金が安いケースが多い
バリ島のクタ~チャングーまでのUber利用体験談
クタからチャングーまでの移動はブルーバード(バリ島で安心安価なメータータクシー)を使おうと思っていて、滞在したホテルに依頼したのですが電話が繋がらないとのこと。
絶対に嘘だ…。
他のタクシー会社で良いか!?と聞かれたので、おそらく提携しているタクシー会社があったのでしょう。
そこで初めて使うことになったUber。
事前にダウンロードしていたUberアプリを起動すると、主な作業は地図上で目的地にピンを配置するだけなので、簡単に配車依頼を行えました。
クタ(ベモコーナー近辺)からチャングーまでの推定移動時間は約1時間、見積もり料金は日本円にして約1,000円ほど。
移動中の車内ではドライバーと普通に会話を楽しみ、移動時間は大渋滞により予定の倍近くとなる2時間ほど掛かり、チャングーに到着となりました。
初Uberということもあり、チャングー到着時には僕がアプリで何かする必要がないかドライバーに聞くと何もないとのことで、Uber初利用は無事に終了したはずでした…。
Uberでの料金トラブル
タクシー予約時に表示されていた料金は見積もりだったこともあり、チャングー到着翌日、Uberアプリで料金を確認しました。
すると、料金は日本円にして3,000円弱の請求で、GPSを利用した移動経路は、実際に僕が降車した場所ではありませんでした…。
当初は移動時間が予定の倍近くなったので値段が跳ね上がったのかと思いましたが、それにしても3倍近い上昇はおかしいと思い、Uberアプリの「ヘルプ」項目から問い合わせしてみることに。
問い合わせ内容は2点
・移動経路を示した地図上の降車場所が異なる。
・移動時間が予定の倍近く掛かったけれど、見積もりの3倍近い料金アップは妥当なのか。
すると、Uberサイドからはすぐに返信がありました。
日本語で送った問い合わせに対して、回答は英語でしたが…。
回答内容は以下の通り。
タクシー依頼前にアプリで表示された料金が請求額だから、料金は訂正しておきます。
今回の問題が起こった原因は、GPSに問題があったからです。
GPS問題が発生すると、我々のシステムでは移動時間と距離を基に料金算定することになるためです。
ドライバーと直接やり取りすることなく、Uberが対応してくれる上、対応が迅速だった点は非常に好感を持てました。
後日、しっかりとクレジットカードにプラスアルファとなった料金は返金されています。
また、たとえ移動時間が倍になったとして、見積金額が請求金額であると知れたのは良かったです。
ちなみに、チャングーからクタに戻る時はホテル提携のタクシー会社しか呼んでもらえず、料金は2,000円弱だったので、Uberがいかに安かったのかが分かりました。
スポンサーリンク
バリ島のタクシー事情
バリ島でタクシーと言えば、やはりブルーバードが王道です。
メーターを使って料金が決まるので、滅茶苦茶な料金を吹っ掛けられることもなければ、他のタクシーよりもダントツで安いですし。
例えば僕は今回のバリ島で、空港タクシー(ブルーバードは使えない)を使ってデンパサール空港からクタまで移動しようと思ったら、日本円で2,000円ほどと言われました。
そこで10分ほど歩いて空港から出て、道路でブルーバードを拾ってクタに移動したらタクシー代は400円弱くらいで済みました…。
バリ島ではタクシー会社の縄張り争いが激しく、ブルーバードを呼んでくれない場所があったりするので、Uberという選択肢が増えたことはありがたいです。
もちろん、縄張り争いのせいでUberが入って来てはいけないエリアもあったりと、利用者の利便性無視なルールはありますが…。
こういったものは、時代の流れと共に淘汰されると思います。
まとめ
バリ島でのブルーバードとUberの料金は、個人的な感覚としては長距離になるとUberの方が安いかなといった感じです。
インドネシアのバリ島に限らず、海外でのUber利用を考えている方は、旅行前に国内で事前にアプリのダウンロードと登録を行った方がベター。
Uberアプリの登録にはSMS(携帯電話番号を使ったショートメール)を使って認証コードが送られてくるためです。
海外旅行に行かれる際には試してみてはいかがでしょうか。