近年では世界中どこに行っても、宿、カフェ、レストランなど、様々な場所で無料Wi-Fiを飛ばしてくれているエリアが多いので、現地SIMカードがなくても、そこまでネット接続に困ることはありません。
都市部への旅であれば尚更ではないでしょうか。
ですが、日本国内にいるよう、いつでもスマホが使える状態なのは非常に便利です。
今回の記事は、バリ島デンパサール空港(正式名称:ングラライ空港)での現地SIMシムカード購入(2017年6月28日時点)から設定、バリ島やスンバワ島での電波状況などをお届けします。
予めお伝えしておきますが、現地SIMカードの利用が可能なスマートフォンはSIMロック解除された端末やSIMフリー端末となります。
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コンテンツ
SIMカード購入の経緯
インドネシアトリップにおいてバリ島に滞在するだけであれば特にSIMカードを必要としません。
ただ、人里離れたスンバワ島のレイキーサーフキャンプでネットを使った仕事をする必要があったため、購入に至りました。
宿泊予約サイトによると、滞在予定のホテルでもWi-Fiが飛んでいるとの事でしたが、本当に使えるのか?
はたまたスピードは?などといった不確定要素が多いので、保険としてSIMカード購入を選んだわけです。
バリ島デンパサール空港でのSIMカード購入
バリ島到着後、入国審査⇒受託手荷物のピックアップ⇒税関を通過後、ホテルやツアーなどの送迎に集まった人たちと対面する「Meeting Point」と呼ばれるエリアに出ます。
このエリアに簡易的なSIMカード販売場があり以下の通り。
派手なので間違いなく見過ごす事はないと思います。
SIMカードの通信会社
日本ではドコモ、ソフトバンク、AUが大手通信会社であるよう、インドネシアでもいくつかの大手通信会社があります。
その中で僕が目を付けていた通信会社は、インドネシア最大手のテルコムセル(Telkomsel)。
テルコムセルは日本のドコモのような企業ということで、電波が通じるカバーエリアが最も広いだろうと思ってのこと。
そして、デンパサール空港で税関を抜けてすぐにあるのがテルコムセルです。
SIMカードの値段と端末設定
日本で格安スマホを使っている方は分かると思いますが、SIMカードには「データ通信のみ」と「データ通信+音声通話」の二種類あります。
インドネシアでの電話番号を必要としていなかったので、僕が選んだのはインターネットの使用を目的としたデータ通信のみ。
値段は以下の通り。
*データ通信10G(利用期間2週間):350,000ルピア(約3,000円)
*データ通信12G(利用期間1カ月):400,000ルピア(約3,500円)
音声通話付きプランの値段はあまり覚えていませんが、データ通信のみよりもデータ量が少なめで、1G辺りの値段は音声通話付きの方がわずかに高い設定だったと思います。
スマホへの設定については、SIMカード購入時にこちらがお願いするまでもなく、当たり前のように店員さんがやってくれました。
事前にスマホの言語設定を英語にしておく方がスムーズに進むと思います。
もともとスマホに入っていた日本のSIMカードについては、購入したSIMカードが収納されていたプラスチックカードにセロテープで張り付けられていました。
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滞在先での電波状況と通信速度
僕が今回滞在したのは、バリ島のクタとチャングー、スンバワ島のレイキーエリアとなります。
バリ島
バリ島のクタは、バリ島の都市部なのでネット環境は4Gのハイスピード。
現地SIMがなくても、大抵のホテルでWi-Fiが飛んでいるのでネット環境に不自由することはないでしょう。
僕がクタで当初滞在した1泊1,000円程度の宿でもWi-Fiは飛んでいましたし。
クタからさほど離れていないチャングーも同様で、宿にはWi-Fiが飛んでいるし、現地SIMの回線は4Gでした。
スンバワ島
最も気になったのはスンバワ島のレイキーサーフキャンプ。
僕がステイした宿のサイトを事前に見るとWi-Fiが飛んでいるとのことでしたが、海外サーファーの情報をチェックするも、「Wi-Fiは問題なかった」やら「Wi-Fiが飛んでなかった」やら情報は錯綜。
その時々の滞在客の数なども影響するとは思いますが、宿のWi-Fiは僕がステイした時は仕事はできないほど低速でした。
一方、現地SIMの通信は3Gでしたが、こちらは優秀で時間帯によって速度に差はあるものの、こんな感じの速度です。
テザリングしたノートパソコンでもYoutubeやVimeoの動画も問題なく見れるレベルだったので、仕事も十分に可能でした。
ただし、理由は分からないのですが、たまに低速になることもあり速度制限を受けたのかと思ったのですが、スマホの電源を再起動することで解消されました。
現地SIMカードを購入するメリット
慣れない海外でのSIMカード購入は手間と言えば手間です。
国内空港で海外WiFiレンタルを利用した方が、現地到着後からすぐにネット接続可能と圧倒的に手間が省けますし、複数人での旅で5日間ほどの滞在であれば、人数で料金を割れば格安でWiFiルーターの利用が可能となります。
ただ、長期で一か国に滞在する一人旅であれば、現地SIMカード購入の方がコスト面では大幅にお得です。
今回の僕の場合だと、インドネシアに一人で18日間ほどの滞在だったので、海外WiFiレンタルという選択肢はありませんでした。
まとめ
旅行期間や人数に応じて、「現地SIMカード購入」か「海外WiFiレンタル」のどちらがお得なのか(利便性も含め)は変わってきますね。
現地SIMカードを試そうと思ったら今回の記事を参考にし、海外WiFiレンタルならば下記リンク先から予約して見てはいかがでしょうか。