インドネシアサーフトリップ8日目:スンバワ島レイキー(2017/7/7)

昨日に続いて今日も早朝に雨が降っていたのか宿の部屋を出ると地面が濡れていた。

そして、昨日入りだしたスウェルは少しサイズアップし、レイキーピークは迫力のあるブレイクに。

ただし、今朝のレイキーピークはこれまでより圧倒的にサーファーの数が少ない。

そこでピンと来ました。

あ、ペリスコープが割れてるんだなと。

そして、ペリスコープは間違いなく大混雑だなと。

ボードを持って行くか、ビデオカメラを持っていくか迷う事しばし。

過去にペリスコープまで歩いて行った時、砂に埋めて隠したビーチサンダルさえ盗まれたので、もしも海に入るならビデオカメラの隠し場所がないためです。

結局、混雑してるなら撮影の方が良いと決め、撮影班に回ることに。

ペリスコープに着いて見ると、これまでガランとしていた駐車スペースに大量のバイクが(この他に徒歩組もいます)。

ペリスコープの駐車スペース

海を見るまでもなく、コンディションが良いことは分かります。

そしてラインナップを見ると、理想の光景が広がっていることに。

サイズは最大セットで頭半ほどで、もちろん誰もが狙うバレルあり。

ペリスコープ到着後の撮影で一発目の映像

なのですが、混雑レベルはマックス。

この日はレイキーに来てから初めて日本人サーファーと出会いました。

ちょうど海上がりだったそのサーファーと軽く会話をすると、ほとんど波に乗れないほどとのこと…。

さて、僕がペリスコープ好きな理由を少し説明すると、ペリスコープは僕にとってフロントサイドとなるライトハンダーであること、そして個人的な意見としてレイキーピークと比べると波がソフトなのにバレルを巻く上、テイクオフがイージーである点。

僕が初めてズッポリとバレルに入ったのがペリスコープ。

イージーなテイクオフから、斜めにボトムに降りていく最中に勝手にバレルに入っていたのです。

メイクはできなかったものの、それからバレルに魅了され、インサイドのクローズアウトなどでも突っ込むようになりました。

バレルに入った瞬間に周囲の音が消え、筒状の先に見える光景が何とも言えないんですよね。

日本ではバレルを狙うのは上級者という考えを持つ方もいるかと思いますが、入るだけなら難しくはありません。

抜けるのが難しいだけで…。

そんな大好きなペリスコープですが、サーフィンではなく撮影を行うことに。

ここからは動画からのキャプチャイメージを。

腕でストールさせたトラックがフェイスに残っていますね

ミドルセクションからのプルイン

インサイドセクションでのBS(バックサイド)エアリバース

インサイドセクションでFS(フロントサイド)エアリバース

サーフィン撮影もかなり楽しいです。

ローカルフォトグラファーや休憩中のサーファーと会話を楽しめますしね。

本来なら今日バリ島へ戻る予定だったので、フライトが満席で予約できなかったのはある意味、ラッキーだったのかもしれません。良い映像が取れましたし。

撮影後、ヌンガスやコブルストーンなどもチェック。

ヌンガスは結構良さげな波がブレイクしていました。

ヌンガスはレフトハンダーなので、グーフィーフッターの方は要チェック。

ピークシーズンでもほぼ貸切でサーフ可能ですからね。

お昼前になるとレイキーでも風が入り始めて終了。

ビーチ沿いにあるワルンでナシチャンプルを食べて料金を払わずに宿に戻ったり(後で支払いに行きました)、ローカルキッズに下ネタ系の絡まれ方をして困ったりと、ノーサーフでも退屈しない日々が続きます。