フィリピンのビール価格は5年で1.5倍に上昇している銘柄も【2025年12月】

意外と人気のある世界のビールの価格に関する記事。

これまでにフィリピン編として、2020年1月と2024年2月のマニラで調査したビール価格を紹介しました。

そして3度目となる今回は2025年12月と約2年弱振りのマニラにて値段チェック。

今回の記事は、フィリピンの首都マニラのコンビニとスーパーマーケットで調べた現在のビールの価格に関する情報をシェアします(為替計算は2.7円/1ペソ)。


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フィリピンは物価高騰に伴いビール価格も上昇

世界的に見て物価が年々上昇するのは当たり前と言われても、日本で暮らしていると経済が停滞している上に社会保障費上昇で手取りは減っているわけなので、物価は上がらないもしくは下降する環境で暮らしているとダメージが大きい。

フィリピンに来て何気なく買うビールも、5年前はメチャクチャ安いなと思っていたのに、今年はもはや日本と変わらない水準に達していますし。

と言うか、ビールではなく発泡酒などで比較してしまうと尚更高いと感じてしまう。

ただ、レストランでビールを飲んでもレストラン価格で高額になるのかと言うとそうではない点に助けられていますが。

メリットがあればデメリットもあるというわけです。

日本を一歩出ると、空港価格で同じコンビニの商品が高額になったりするので、なぜレストランのビールは高額にならないのか謎ですが。

日本ではない海外空港の空港価格について!バリ島デンパサール空港の例

2025年8月18日

とにもかくにも、2年弱振りのフィリピンで値上がりしていたビールの価格は以下となります。

為替レートによる変動もあるので、フィリピンペソでの値段比較が最も分かりやすいです。

コンビニの値段

料金は左から順に、2020年1月→ 2024年2月→ 2025年12月となります。

缶の場合

・サンミゲル:55ペソ(約121円)→ 69ペソ(約200円)→ 72ペソ(194円)
・サンミゲルライト:55ペソ(約121円)→ 69ペソ(約200円)→ 72ペソ(194円)
・レッドホース:55ペソ(約121円)→ 69ペソ(約200円)→ 69ペソ(186円)

瓶の場合

・サンミゲル:39ペソ(約85円)→ 49ペソ(約142円)→ UJ57ペソ(154円)
・サンミゲルライト:42ペソ(約92円)→ 58ペソ(約168円)→ LA64ペソ(173円)
・レッドホース:39ペソ(約85円)→ 52ペソ(約151円)→ UJ57ペソ(154円)

缶はセブンイレブンの価格ですが、瓶に関しては撮影し忘れていたのでアンクルジョンズとローソンの混合となっています。

スーパーマーケットの値段

缶の場合

・サンミゲル:42.75ペソ(約94円)→ 56.75ペソ(約165円)→ 56.75ペソ(153円)
・サンミゲルライト42.75ペソ(約94円)→ 56.75ペソ(約165円)→ 54.50ペソ(147円)
・レッドホース:43ペソ(約94円)→ 59.25ペソ(約172円)→ 59.25ペソ(160円)

瓶の場合

・サンミゲル:32ペソ(約70円)→ 39.50ペソ(約115円)→ 45ペソ(122円)
・サンミゲルライト:34ペソ(約75円)→ 48.25ペソ(約140円)→ 49.50ペソ(137円)
・レッドホース:32ペソ(約70円)→ 42.50ペソ(約123円)→ 46.50ペソ(126円)

まとめ

5年ほどの月日を経て、1.5倍ほどに価格上昇している銘柄もあるのが印象的です。

フィリピンは田舎に行ったりローカルのものであれば、まだ安いと感じるものも豊富にあるのですが、あくまでも旅行者レベルで触れる物価という面においては結構ビックリするレベルに達しています。

このまま物価上昇を続けるとなれば、本当に気楽に旅に行ける国で無くなってしまうかもしれません…。