ヨーロッパLCCのイージージェット(easyJet)!機内持込や受託手荷物などの注意点

イギリスを拠点とし、ヨーロッパ各地へとフライトを運航させているLCC(ローコストキャリア)の「easyJet(イージージェット)」。

僕はこれまでアジアのLCCは頻繁に利用していましたが、ヨーロッパのLCCは初利用でアジアとは少し違いがありました。

また、受託手荷物の重量について大失敗して金銭的に痛い目を見ました。

今回の記事は、イージージェット利用で失敗を避けるために僕の体験談をシェアします。


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コンテンツ

イージージェット予約について

アジアであってもヨーロッパであっても、基本的には予約の流れは変わらずオンラインで行います。

LCCと言う事で機内持ち込みの荷物を除き、受託手荷物や座席指定などは有料オプションとなります。

ここからは注意すべき詳細について触れていきます。

機内持ち込み荷物について

日本発着LCCの一般的な機内持ち込み荷物制限については、重量が7キロ以下、サイズは「55×40×25cm」または「56×36×23cm」のいずれかというケースがほとんど。

ですが、イージージェットの場合は上記サイズよりも一回り小さい「45x36x20cm 」と言う点に注意が必要。

つまり、日本で機内持ち込み用として利用している小型スーツケースだとオーバーサイズとなり、追加料金を取られる恐れがあります。

実際に空港の搭乗ゲートに並んでいると、サイズ確認で呼び出される乗客を何度も見ました。

サイズに関しては通常より厳しい一方、重量に関しては7キロ制限ではなく15キロと緩いです。

バッグの指定サイズが通常よりも小さいと言うことで、15キロもの荷物を詰める事は難しいと思いますが…。

受託手荷物について

受託手荷物のオプション購入は航空券の予約時が最安となり、15キロ、23キロ、26キロと言った感じで選択します。

この時に重要なのが、しっかりと自分の荷物の重量を想定しておくこと。

と言うのも、予約後に重量追加のオプション購入をすると、予約時とは比較にならないほど高額になるためで、僕はまんまとやってしまいました。

僕の例で言うと、予約時に15キロのオプションを購入し、旅行数日前にスーツケースの重さを測って見ると23キロ…。

そこで重量追加オプションをチェックすると、3キロ増量で18ユーロ(約2,800円)なので23キロだと18ユーロ×3となる54ユーロ(約8,500円)。

この値段は、航空券の値段を超えています…。

僕の場合はイージージェットで計3路線乗るので54ユーロ×3となり、さすがに高すぎるので荷物を削って21キロまで落として、36ユーロ×3にしたけどそれでも日本円で約1.7万円の出費となりました。

ちなみに、予約時に23キロまでのオプションを選んでいれば、1路線につき8ユーロほど高くなるだけだったので、絶対に僕のような失敗は避けて下さい。

最後に、僕は受託手荷物21キロのオプションを利用し、荷物は21キロ以内までが対象だと思っていましたが、イタリアでは「21.1キロ」、アイスランドでは「21.7キロ」だったので21キロ台までが対象だったようです。

座席指定について

アジアでLCCを利用すると、エアチケット購入時に座席指定オプションを選ばないと、オンラインチェックイン時に自動で座席が割り振られる事が大半です。

僕の場合、オンラインチェックイン可能な時間になるとすぐにチェックインし、割り振られた座席が窓側または通路側ならそのまま、真ん中の席ならその時に追加料金を払って座席指定をします。

なのですが、イージージェットではオンラインチェックイン時に座席が割り振られていませんでした。

一人旅で短距離フライトならまだしも、同行者がいれば隣り合わせの席が良いので、一人旅以外では座席オプションはほぼ必須と言えるかもしれません。

ちなみに、座席指定は最安となる後方寄りのシートで10ユーロ(約1,600円)ほどでした。

フライト乗継について

僕はアイスランドからイタリアのマルペンサ国際空港を経由し、スペインのバルセロナ国際空港へとイージージェットで移動しました。

アジアのLCCだと同じ航空会社を利用していれば大抵、乗継便であっても受託手荷物は出発地で預けた後は、経由地で受け取る必要はなく最終目的地まで流れます。

なのですが、イージージェットではイタリアのマルペンサ国際空港で一度ピックアップし、再び受託手荷物のチェックインが必要でした。

また、僕がアイスランド~イタリア~スペインのフライトでイージージェットに統一させた理由は、遅延といったトラブルがあった際に備えてのこと。

でしたが同じ航空会社利用にしても乗継トラブルについての保障はないようで、10ユーロほどの保険を薦められたので加入しました。

まとめ

ポイントさえ抑えて利用すれば、航空券自体は安いのでお得に使えるイージージェット。

僕のように無駄金を使わないよう、受託手荷物の重さだけには注意を払って予約して下さい。