『大人の英会話③』英会話の3つの要素と発音以外の学習について

これまでお伝えしている通り、大人が英会話を勉強するならば絶対に最初に抑えておきたいのが発音。

発音と一口に言っても多岐に渡るのですが、まずはここまでの所ではシンプルに英語発音を記憶に定着させて発音記号を見れば発音できるようになる事です。

ただし、ひたすら発音だけやっていても新鮮味に欠けるのでちょっと他のジャンルにも触れてみます。

今回の記事は、英会話するための3つの要素、そして発音以外に学ぶべきことなどに関する情報をシェアします。


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発音だけ極端に苦手になる日本の英語教育

英語を喋れるようになるには、発音、文法、英単語の3つの要素を抑えれば確実に英会話ができるようになります。

文法ができれば文章を組み立てられ、英単語を覚えれば文章に使う単語を選ぶことができ、発音ができれば英語を理解してもらえる音で発声することができるためです。

一般的に義務教育で英語と言う教科を学んだものの英会話できない人に欠けているのは、文法と英単語力でのレベルの差は人それぞれあるものの、全員に共通して圧倒的に劣っているのが発音の部分です。

一例として、僕の母親がかつてカナダ旅行をした時に、現地のカナダ人スタッフに英語で話しかけられたもののリスニングが苦手なので意味を理解できなかったそうです。

英語が通じないと理解した同スタッフの次なる行動は、紙に喋った内容を書いてくれ、それなら母親も理解できたので日本人観光客に慣れた対応であり、母親のようなタイプの日本人が多いことの証とも言えますね。

これだと発音ではなくリスニングの話だと思われるでしょうが、発音ができるようになればリスニングもできるようになるので同じ扱いにしています。

発音以外の要素の勉強方法について

発音以外の要素となる文法と英単語ですが、文法については「English Grammar in Use」がお勧め。

オーストラリアの語学学校でお勧めされたのですが、実はこの文法書は世界的ベストセラーになっているほど英語学習者にお勧めな内容なのです。

実際にアマゾンの洋書部門の語学系の複数ジャンルにおいて、同書著者のシリーズ作品が売れ筋トップになっているほど。

特徴としては文法説明から全てが英語なのですが、その英語がシンプルで分かりやすいので英語に馴染みやすいと言えます。

ちなみに、この文法書も発音練習と同じく、1ページに多くの時間を費やすのではなく、ざっと読み進めて何度も何度もリピートすることがお勧めです。

英単語については、僕は特定の単語帳などを購入して勉強したことはありません。

僕はオーストラリアに行った時は、趣味のサーフィンの雑誌を買ったりと出来るだけ自分の好きな内容の文章を読み、その中で知らない単語の意味を調べて覚えていきました。

単語帳をがむしゃらに勉強するスタイルが自分には合っていない事が分かっていたし、間違いなくすぐに飽きると思ったためです。

なのですが、学生時代から結構経って完全に英語が抜けているような方ならば、英単語帳としてはデュオなんかが人気があるようです。

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まとめ

正直、英会話の勉強を始めたこれくらいの時期は、まだまだ英語力の変化はほとんど見られないと思います。

なのですが、英会話できるようになりたいのならば決して諦めず、黙々と経験値を積み重ねていきましょう。

ちなみに、この時期に並行してオンライン英会話を始めた方が良いか考える方もいると思います。

場慣れはすると思うので悪いとは言いませんが、ほぼ先生が喋るだけで終わると思いますので個人的にはあまりお勧めではないです。

だったら、その時間を発音練習に当てた方が効率的だと思うためです。

大人の英会話の過去記事

『大人の英会話⑤』ここまで来てからようやくオンライン英会話へ

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『大人の英会話④』発音のネクストステップとなるリンキングとリダクション

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『大人の英会話②』発音を学ぶと徐々に分かってくること!母音と子音の違いなど

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『大人の英会話①』最初の一歩は英語発音の学習!理由や勉強方法など

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