僕がインドネシアを訪れることが多いので、インドネシアの情報が多くなっている当サイト。
そしてインドネシア情報の中でも、アクセス数が圧倒的に多いのは当サイトのテーマであるマイナーなサーフィン情報ではなく、インドネシアのSIMカード事情。
今や海外旅行中であっても、日本にいる時と同じようにスマートフォンを使いたい方が大半でしょうし。
今回の記事は、現状を踏まえた上でベストと思えるインドネシアのSIMカード購入に関する情報をシェアします。
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コロナ前後でのSIMカードの扱いの変化
コロナ前までは空港などでSIMカードを購入し、サクッとネット環境が整っていました。
でしたが、コロナ後にインドネシアではIMEI登録が義務付けられることに(おそらく犯罪利用への対策として、端末と所有者を紐づける作業)。
IMEI登録が追加となってからの旅行者にとってのデメリットは、通信キャリアの直営店などでSIMカードを購入する時に、スタッフがIMEI登録を行ってくれます。
なのですが、この登録作業に結構な時間がかかり、僕が昨年末にスマトラ島メダンにある直営店で購入した時は20分ほどかかりました。
その他のデメリットとして、僕は直営店が無いエリアで携帯電話ショップのようなお店でSIMカードの購入&登録もした事があるのですが、登録料が上乗せされて高くなっていました。
それらのデメリットをバッサリと切り落としてくれるサービスがあり、それが海外/国内の旅先体験予約サイト「klook(クルック)」。
Klookとは
海外/国内の旅先体験予約サイトと言う表現では良く分かりずらいのですが、簡単に言うと現地ツアーを扱っているサービス。
僕はこれまで、バリ島からレンボンガン島へのスピードボートの予約、タイでの空港でのSIMカード引き渡しで利用しました。
通常であれば仲介業者が入ると手数料が加わって高くなるので、直接購入の方が安くなるはずです。
なのですが、なぜかklook経由の方が安くなるという不思議な現象が起きるので利用しています。
Klookで購入可能なSIMカードについて
以前はバリ島のデンパサール空港での引き渡しのみでしたが、現在はジャカルタのスカルノハッタ空港でも引き渡し可能となっています。
また、バリ島に関しては空港での引き渡しだけではなく、ホテルへのデリバリーも行っているそうです。
従来の空港でのSIMカード購入だと、基本的に最大手のテルコムセル一択でしたが、klookはテルコムセル以外のキャリアも扱っています。
そんなklook利用での特筆すべき点は2つあります。
IMEI登録
klookではSIMカード受け取り前日までにIMEI登録に必要な個人情報を送信しておけば、当日の空港カウンターでの手続きは5分ほどに短縮されるとのこと。
僕がメダンの直営店で20分くらいかかった事を考えると、利用者にとって大きなメリットと言えます。
SIMカードの料金
貴重な旅行時間を無駄にしないと言う点で上記だけでも大きなメリットだと思いますが、一般的な観光客であればklookは直営店よりもお得。
僕がメダンの直営店を訪れた時の情報は以下のリンク先にあり、スタッフから言われたプランは35ギガで185k(約1,600円)。
僕は仕事でたっぷりとデータを使うので多い方がありがたいのですが、一般的な観光客であれば35ギガも必要ないでしょう。
ホテルにはWiFiが飛んでいるので、外出時に地図やSNSを軽く使う程度ですので。
klookでは最も少ない容量だと7ギガがあり、バリ島のデンパサール空港引き渡し以外であれば、7ギガのテルコムセルが858円と非常に安いです。
この7ギガに加え、僕が海外旅行好きにお勧めしている楽天モバイルを使っていれば2ギガのローミングも使えるので、計9ギガ利用できることになります。
ちなみに、楽天モバイルのインドネシアでのローミングで利用している通信キャリアはXLアクシアタです。
SIMカードの有効期限について
1か月以上インドネシアを旅しようと思っていると困るのはSIMカードの有効期限。
基本的にツーリストSIMは有効期限30日と到着ビザ(VOA)の滞在可能日数と同じですが、31日以上の滞在でもSIMカードを変える必要なく使えます。
そのための条件となるのがトップアップ(データの追加購入)で、トップアップをすると有効期限が延長されます。
そのトップアップはテルコムセルの公式アプリから簡単に可能。
そして値段はメチャクチャ安いです。
ただ、昨年インドネシアにいた時は、日本で発行したクレジットカードではトップアップができませんでした。
そんな時は多少手数料がかかりますが、大手コンビニのインドマレットで支払いが可能です。
まとめ
大半の旅行者にとっては魅力的に映るであろうklookのインドネシアSIMカード。
ジャカルタでの引き渡しも可能になったと言う事で、僕も次のインドネシア旅行では空港で利用予定なので体験談もシェアします。
最後に、ジャカルタでは引き渡しカウンターが1階の到着ターミナルではなく、2階の出発ターミナルとトリッキーなので注意が必要です。